京都の中心。それは京都御所といって異論は無いと思います。
だって歴代の天皇陛下がいらっしゃった場所ですから!(東京でいうところの皇居の様な厳格さがあります)
そんな格調高い場所で、500人以上の漢たちが神輿を担ぎ、砂埃を上げ、声高らかに叫ぶ京都最古のオマツリと言われる「御霊祭」の見どころを紹介します。
見どころ①御所ではねよ!そして差せよ神輿をォォ!
なんと言ってもこのオマツリの魅力は、100人以上で担ぐ神輿3基が、京都御所の中(朔平門前)へ入った後のシーン。
集合した神輿を担いできた漢たちは、ここで一度しゃがみます。
ここから外に出ていく時は必見!
ホイット、ホイット!と勇ましい掛け声と共に、周回し砂埃をあげ、大通りに出ていきます。
「差せーー!」の一言で天空に神輿を上げる場面では、会場は一瞬静まり返り鳥肌が立ちました。
見どころ②エライヤッチャ!エライヤッチャ!
3基の神輿の中で最後に出ていくのが、末廣町の神輿。
この町内のみ、掛け声がエライヤッチャ!と変わっているんです(町内の人達もヤンチャな人が多かった様な・・・)
京都のオマツリはどちらかというと「静」なタイプが多い中で、特に「動」を感じる瞬間です。
開催地は「静」。目の前で行われている光景は「動」。このコントラストも盛り上がるポイントです。
砂利の上で神輿を担ぐので砂埃がスゴイ・・・
商店街の中や・・・
今日は、京都御霊祭(上御霊神社)の還幸祭。
この季節の京都のお祭りは、ほんとうに躍動的です!京都の祭りのイメージと異なるかも知れませんが、各町内にはこのような神輿の祭りが残っています。
京都に住み知ることができて、よかったという思いです! pic.twitter.com/d0VnhObzlM
— Makoto Yonezawa (@yonezaado) 2019年5月18日
交差点のど真ん中でも・・・
昨日の御霊祭。河原町今出川の差し上げは迫力満点。でも大渋滞。何処よりも祭が多い京都と、京都市内の渋滞は関係あるのか!論文書けるかなぁ😆#御霊祭#京都の祭 pic.twitter.com/va0U5IIX6g
— Rin (@mhBLg07lt7x5BCt) 2019年5月19日
見どころ③パーティーはキャラクター豊富
1000年の歴史があると言われているこのオマツリ。
行列に加わっているキャラクターも実にバラエティに富んでいます。
獅子舞。
牛。
馬。
お囃子。
たくさんの漢達。
このパーティなら魔王を倒しにも行けそう。と密かに思う著者であった。
八乙女・稚児・若武者など氏子地域を練り歩き、「ザ・京都」の雅を感じるパレードです。
まとめ
京都御所の静。お神輿の動。どちらも楽しめるこのオマツリ。
京都最古のお祭りと言われるだけあり、神輿が御所へ入ることを許されている唯一無二のオマツリです。
関西にお住まいの方は、京都のオマツリイメージが変わる事間違い無しの御霊祭に、是非足を運んでみて下さい。