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美しい「蓮」が見られて限定御朱印ももらえる!全国の「蓮御朱印」の寺社5選!

2023/7/20
2023/7/19
美しい「蓮」が見られて限定御朱印ももらえる!全国の「蓮御朱印」の寺社5選!

梅雨明けを迎える頃になると、水面をピンクや白に彩る「蓮(ハス)」の開花時期がやってきます。蓮は花を観賞するだけではなく、地中で肥大した地下茎をレンコンとして食べるのでとても馴染みのある植物ですね。
また、昔から東洋の宗教でシンボルになっている歴史もあり、日本では仏様が座っている花(蓮華座)としても広く認識されています。

そこで今回は、蓮の花が見られて蓮や蓮の花をモチーフにした御朱印ももらえるお寺や神社を、全国から厳選して5つご紹介します。蓮の花は朝に開き昼には閉じてつぼみに戻ってしまうので、開いた花を見たい場合は朝早めの時間の参拝がオススメです!

伊賀八幡宮 (愛知県)

1470年(文明2年)、松平家の守護神として創建された伊賀八幡宮。日本統一を果たした徳川家康も大きな合戦の時には必ずここを参詣したといわれています。三代将軍・家光のころ、戦いに散った武者たちの無念を弔い鎮めるため、門前に造った池を浄土に咲く蓮の花で満たしたそうです。

 

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今年の蓮の花の特別限定御朱印は、一枚一枚書家さんの手書きで、薄いピンクから濃い赤へのグラデーションがきれいな蓮の花が描かれています。600枚限定で、その日の準備数が無くなりしだい頒布終了となることがあるようですので、ご希望の方は午前中の参拝がオススメです。

 

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青井阿蘇神社 (熊本県)

地元で親しみを込めて「青井さん」と称されているのが青井阿蘇神社です。今から約1200年前に熊本県人吉市に建立された歴史ある神社には楼門前に蓮池があり、楼門天井に描かれる雄雌の龍が毎夜天井から連れ立って抜け出し、水を飲みに来たという伝説があります。

2020年の集中豪雨によって浸水被害を受けた蓮池と、蓮池にかかる「禊橋」も昨年復旧を終え、今年はたくさんの白い蓮の花と赤い橋の風景が戻って来たようです。

 

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青井阿蘇神社の季節限定夏御朱印は、上に淡い色合いの蓮の花、左下に茅の輪が描かれ、龍と麒麟が切り抜きで繊細にあしらわれた切り絵御朱印です。中心に描かれた国宝指定の楼門がとてもきれいで印象的な御朱印となっています。

 

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三室戸寺 (京都府)

約1200年前に創建されたといわれる本山修験宗の別格本山である三室戸寺。境内にある「与楽園」と呼ばれる5000坪の大庭園では四季折々の花を一年中楽しむことができることから「花の寺」としても有名です。

6月下旬から8月上旬にかけて本堂前の「蓮園」では100種250鉢の蓮が咲き、有名な大賀ハス、古代バスをはじめ珍種の「大洒錦」などが鑑賞できます。

三室戸寺の限定御朱印は、散りゆく蓮の花が「散華(さんげ)」という文字とともに描かれた、はなかくも美しい御朱印です。

「散華」とは仏教において仏様を供養するため花をまき散らすことを指し、法会(ほうえ)の際には読経しながら列を作って歩き、蓮の花びらをかたどった紙をまきます。御朱印は数量限定で無くなりしだい頒布終了ですので、ご希望の方はお早めにご参拝を!

白山神社 (新潟県)

新潟県新潟市にある白山神社は、新潟では「白山さま」の愛称で親しまれる由緒ある神社です。境内には四季折々に花々が咲き誇り、見頃に合わせて散策すれば「白山さま花めぐり」を楽しむことができます。

蓮池にある、岩手県平泉の中尊寺金色堂から譲り受けた「奇跡の蓮」は、奥州藤原氏の首桶から採取された種子を培養し甦らせたもの。約800年も前の平安の人々も見ていた同じ蓮だと思うと、歴史ロマンを感じずにはいられません。

白山神社では6月30日(金)~8月27日(日)まで「蓮まつり」を開催中。この期間限定の「蓮まつり限定金箔御朱印」は、平安時代から時を超えて咲く大きな1輪の「奇跡の蓮」が赤の金箔で描かれています。限定1000枚の頒布なので期間中でもなくなってしまう可能性も。早めの参拝が吉です。

法輪寺 (栃木県)

栃木県大田原市に約1000年前に建立された由緒あるお寺が光丸山法輪寺です。西行桜や勅額門など多くの文化財を所有し、その中でも高さ2.14メートル、幅1.5メートル、鼻の高さ1.3メートル、重さ1トンもある木製の大天狗面は日本一といわれています。
また、お寺でありながら、神道と融合してどちらも信仰する神仏習合(しんぶつしゅうごう)の時代の名残が強く、鳥居がありその鳥居が川の中に建っているとても珍しい場所でもあります。

こちらの7月の月替わり御朱印は、境内に咲く蓮の花を写し取ったような、1輪の蓮が大きく描かれた優しい印象の御朱印です。絵の横に書き入れられている「地中蓮華、大如車輪」とは「仏説阿弥陀経」の中の一文を抜粋したもので「池の中には車輪のように大きな蓮の華がある」という意味だそうです

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