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恐怖の御朱印!?見るのが怖い不気味な御朱印5選

恐怖の御朱印!?見るのが怖い不気味な御朱印5選

今日は「オカルト記念日」だって、知っていましたか?
1974年(昭和49年)の7月13日今日が、一大オカルトブームを生んだ映画「エクソシスト」の日本初公開日であることにちなんでいるそうです。

それから50年近く経った今では、心霊現象や呪いなどをテーマに描くジャパニーズホラー映画が、海外でも人気になっています。

日本には古来から幽霊やお化け、鬼や妖怪など、不気味で怖いオカルト的なものが数多く存在しますが、それらが御朱印に登場することもあるのでしょうか?ちょっと探ってみました。

見るのが怖い!不気味な御朱印5選

御朱印には、その寺社の印章が朱色で押され、寺社の名称や参拝年月日が墨書きされるのが一般的です。また、日蓮宗系の寺院では「南無妙法蓮華経」の題目を書いた「御首題」が授与されます。

最近は、その寺社独自のイラストやはんこを添えた御朱印が増えていますが、中には書き手の絵心が溢れ、もはやアートの域に入るほど見事なものも。

それらは「アート御朱印」とも呼ばれていますが、手描き御朱印と、凝ったグラフィックデザインを施した特別な御朱印の中に、今回探している御朱印を見つけましたので、厳選して5つご紹介します。

※できる限り最新情報を参考にご紹介していますが、ほとんどが限定御朱印や一点ものの御朱印のため、拝受されたい場合には事前に各寺社からの情報をご確認ください。

背筋も凍る不気味さ!怖すぎる妙乗院の幽霊御朱印

愛知県東海市にある妙乗院では、ご住職の酒井圓弘さんが1枚ずつ直書きしてくれるイラスト入りの御朱印や、風神雷神や龍がデザインされたアート御朱印が人気です。

幽霊御朱印は、妙乗院に現存する幽霊画を御朱印にしたもので、枚数限定での授与になるようです。これからの季節、見るだけでゾクゾクする御朱印は納涼にぴったりといえるのではないでしょうか。

 

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ドクロと妖怪たちが怖い!圓常院の妖怪御首題

京都市上京区にある圓常院は、妙蓮寺の境内にある塔頭寺院です。ご住職の佐野充照さんによる自由闊達な絵世界は、御朱印の枠を超えたアート作品的な魅力に溢れています。

妖怪たちが行進する「百鬼夜行」と「我者髑髏(がしゃどくろ)」が描かれた御首題は、4ページにもわたる大作。モチーフからして怖い!のですが、妖怪たちの表情を見るとなぜか楽しくなってくるような一枚です。

 

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恐ろしい形相の鬼で厄払いする縣主神社の御朱印

岡山県井原市にある縣主神社では、可愛らしい猫からダイナミックで力強い竜神様まで、宮司さんが多彩なタッチで絵を描き入れた御朱印がいただけます。

鬼の御朱印は「目には目を、歯には歯を」のごとく、これを見た疫病や災厄が逃げ出すようにと描かれ、恐ろしさと迫力満点です。

 

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不気味!だけどユーモラス?大福寺の厄除け・魔除け御朱印

大福寺は京都市中京区にあるとても小さなお寺。ですが、直書き、書き置きともに親しみやすいタッチの御朱印が豊富にあり、集印家の間で大変人気となっています。

昨年の夏、「提灯お化け」が魔除けの、「唐傘お化け」が厄除けの限定御朱印に登場しました。不気味にデロリとのばした舌の上を、疫病退散や魔除けにご利益のある元三大師(角大師)が抑え付けているような図柄です。

今年の7月からは「ろくろ首」が御朱印になっていますが、やはり接近できず払い除けるかのように、元三大師と「魔除大師」の文字が長い首を上から抑えつける構図になっています。

 

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閻魔大王の恐怖の威圧感!六道珍皇寺の御朱印

京都市東山区にある六道珍皇寺は、あの世への境となる辻が境内にあるとされ、お盆にはご先祖様をお迎えにあがる「六道まいり」で賑わいます。

そのため、冥界の入り口で死者を裁くといわれる閻魔大王の御朱印が豊富。特に7月16日の「閻魔さまの大斎日」に拝受できる記念御朱印は、金紙仕立てで顔も手も真っ赤にした閻魔様に、思わず「舌を抜かれるのでは…」と身震いしてしまうような威圧感に満ちています。

 

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まとめ

今回探してみて分かったのは、幽霊や鬼、妖怪などのオカルト的なモチーフを御朱印に採用しているのは、怖いものに対してもっと怖いものを描いて払い除けようとする、厄払いや魔除けの御朱印に多いということです。

怖さのリアリティーを出すために、画力の高いアート御朱印が自然と多くなっていることにも頷けます。

古来から夏は疫病が流行る季節で、現代はコロナ禍の真っただ中。怖い御朱印を見て納涼気分を味わいつつも、災厄を寄せ付けず健康に過ごしたいものですね。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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