今日は3月14日、ホワイトデーですね。
ホワイトデーは、バレンタインデーのチョコレートのお返しを贈る日。日本で生まれた独自の年中行事です。
年中行事を御朱印のモチーフにして月替わりなどで頒布している寺社のなかには、ホワイトデーをテーマに描いた御朱印がいただける所も。実は、バレンタインの御朱印と対になっていて、並べると絵柄がつながったり、ストーリーが完成したりと別の楽しみ方ができる御朱印もあるのです。
ここではそんな、恋愛成就や夫婦円満のご利益も期待できそうな、ホワイトデーの御朱印を5つ紹介します。
目次
手編みのマフラーがつながって縁結び！
名古屋大須の「幸せの杜」として名高い三輪神社は、尾張徳川家との関連も深い由緒正しい神社。境内にある「幸せのなでうさぎ像」が見どころの一つで、数ある御朱印のなかでも、可愛いうさぎがデザインされたものが人気です。
今年のホワイトデーの御朱印は、キャンディに囲まれて笑顔のうさぎの御朱印と、マフラーを巻いてチョコを頬張るうさぎが描かれた見開き御朱印の2種類。このうち見開き御朱印は、バレンタインデーの見開き御朱印を横に並べるとマフラーがつながってストーリーが完成します。
うさぎの女の子が大好きな彼のことを想いながら編んだ手編みのマフラーとチョコ。マフラーに込めた恋心はしっかり彼に届いて実ったようですね！三輪神社の境内には赤い糸を結んで良縁をいただく「縁結びの木」もあり、恋のご利益も期待できそうです。
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ハートを作るエンジェルお地蔵様がかわいい
「人と社会に優しいお寺」を目指す、日蓮宗本立寺は東京都品川区東五反田にあります。本立寺のホワイトデー御首題は、エンジェルお地蔵様が、黄色いミモザのお花やキャンディー、プレゼントとともに描かれています。
2月のバレンタインデーバージョンとは対のデザインになっているので、並べると中央にいるお地蔵様同士がハートマークを形作り、まったく別の見開き御朱印としても楽しむことができます。バレンタイン御首題もまだいただくことができるそうなので、どちらも欲しくなってしまいますね。
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甘くなりすぎないポップなキャンディリース
石川県輪島市の中心にある重蔵神社では、カラフルな花がリース状に描かれた可憐なデザインの御朱印が人気です。
バレンタインには、花が色々なチョコレートに置き換わった「チョコレートリース」の周りにハートが散りばめられたデザインの御朱印が用意されました。ホワイトデーにはチョコレートがキャンディにかわった「キャンディリース」とハートの絵柄の御朱印が頒布されます。
ホワイトデー御朱印のイラストタッチはポップながらも、使われているのがネイビーと水色、ラベンダーと黄色と寒色系なので甘くなりすぎない御朱印となっています。
画像：重蔵神社 公式HPより
画像：重蔵神社 公式HPより
仲睦まじい夫婦神にあやかって恋愛成就・夫婦円満
愛知県一宮市の尾張猿田彦神社で祀られる「猿田彦大神」は、日本書紀に登場する「導き」の神様。天狗のように鼻が高いお姿で描かれます。
ホワイトデー御朱印には、夫婦神としてともに祀られている天之鈿女命（あめのうずめのみこと）に、猿田彦大神がお花を渡そうとしている、この神社ならではのイラストが描かれています。
バレンタインデー御朱印では、鈿女大神が猿田彦大神にチョコレートを渡していたので、お返しにお花を贈ったということですね。嬉しそうな2人の姿は、恋愛成就はもちろん、夫婦円満にもご利益がありそうです。
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キャンディとハート、お地蔵様のイラストにほっこり
彼岸花の名所としても知られる群馬県邑楽町の恩林時。境内には「おそうじ小僧」などクスっと笑えるちょっとユニークな石像などもあり、その雰囲気は御朱印にも表れています。
ホワイトデーの御朱印は、ブルーの地にカラフルなキャンディやリボンのかかった大きなハート、お地蔵様たちが描かれ、ほっこりと心が温まるようなデザインです。
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まとめ
今回は、5つの寺社でいただけるホワイトデーの御朱印を紹介しました。
バレンタインの御朱印と並べると絵柄がつながったり、ストーリーが生まれたりする仕掛けがあるとは驚きですね。また新たな御朱印の楽しみ方を発見したような気がします。
興味をもたれた方は、大切な恋の成就や夫婦円満の祈願も兼ねて、ホワイトデー御朱印をいただきにいってみてはいかがでしょうか？