琵琶湖のほとり、滋賀県大津市。この地域で春を告げるお祭りとして毎年開催されているのが、「比良八講」です。昔から滋賀では3月26日の「比良八講」が済むと、本格的な春がやってくると言われ、これを「比良八講荒れじまい」と呼んでいます。
「比良八講」とは、天台系の行者たちが行う行事です。
修験者や延暦寺の僧侶らが比良山系から取水された法水(のりみず)を琵琶湖に注ぎ、水難者の供養・近江舞子で採燈護摩供を行います。湖畔で山伏たちが火を焚き祈祷する様子は、とても迫力があり一見の価値ありです。
現地の様子をSNSからまとめてご紹介します♪
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[節句・年中行事]
比良八講
2018年3月26日(月)
比叡山の守護神「山王権現」に無事成就を祈願
近江舞子観音石像前
滋賀県大津市坂本https://t.co/Bwj5Bwm9fQ
動画 ↓↓比良八講https://t.co/qe94rHngEQ pic.twitter.com/vA9g4Vy0Kh— ✿「風 Ⅱ」✿ (@kimagasenohaha) 2018年3月25日
近江舞子観音像にご祈祷 水難者回向と湖上安全を祈念します。
比良八講、始まりました。
これが終われば湖国に春が…。 pic.twitter.com/V7NzipUG4u— nobu3140 (@nobu3140) 2019年3月26日
山伏問答!
山伏問答始まった〜。#比良八講 pic.twitter.com/ANOVDeVN3w
— 桃とアビーのマミー (@spoiledlab) 2019年3月26日
お練りの様子。
採燈護摩供!迫力ですね。
法水を注ぎ、琵琶湖水を浄化祈願した後、紙塔婆をまいている様子。
琵琶湖のほとりで山伏たちが護摩を焚き、祈祷する様子は見ごたえがありましたね!
かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町として栄えた滋賀県大津市。
この地に繁栄をもたらした琵琶湖は、季節によっては荒れやすく水難事故が起こった歴史があります。
水難者慰霊と、湖上安全祈願のための「比良八講」。
周辺の観光と合わせて、現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。