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大立山まつり「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」奈良の祭りとグルメが集結|観光経済新聞

大立山まつり「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」奈良の祭りとグルメが集結|観光経済新聞

2019年からスタートした、観光経済新聞のオマツリジャパンコラム記事連載!2020年も「お祭り」をフックに、旅に出たくなる記事の連載をして参ります!奇祭好き、ケンカ祭り好き、お神輿好き…等、様々なライターさんに記事を執筆いただく予定ですので、ぜひご覧ください♪(オマツリジャパン編集部)

奈良の祭りとグルメが集結

 大立山まつり「奈良ちとせ祝(ほ)ぐ寿(ほ)ぐまつり」というお祭りの名前にある不思議な言葉「ほぐほぐ」という意味は、万葉集の中にある大伴家持の一首に由来しており、ヤドリギを髪に挿し、千年続く命を祈る長寿を祝う言葉だ。

 また、もう一つのお祭りの名前「大立山まつり」の「立山(たてやま)」とは人形(ひとがた)を身代わりとして厄を落とす奈良の風習からきている。

 この「大立山まつり」は、奈良県に伝わる伝統行催事が大集合し、暖かいテントの中では奈良県各地域のおいしいグルメが楽しめる冬のお祭り。2019年度まで大立山まつりが行われた平城宮跡は、奈良時代の政治が行われていた場所で天皇の住まいや官公庁の集まる場所だった。

 19年度の大立山まつりにおいては、相撲発祥の地・奈良県らしい演目で「どすこい、どすこい」と合いの手が入る「相撲(すもう)甚句(じんく)」をはじめ、吉野町の「鬼火の祭典」からは「鬼おどり」、天理市無形文化財「紅しで踊り」、安堵町の「なもで踊り」という雨ごいの踊り、平群町に関わりのある歴史人物偉人たちが町内を練り歩く「へぐり時代祭り」、御杖村の獅子舞といった、なかなか見ることができない貴重な地域の伝統行催事が次々に行われた。

 訪れる子どもたちにもうれしい奈良県のゆるキャラも登場した。「せんとくん」をはじめ県内各市町村のゆるキャラ、プロバスケットチームの鹿のキャラ「シカッチェ」などが大集合した。

 南都のお寺のお坊さんたちによる講話や再現された称徳天皇の礼服・礼冠の展示など、奈良の歴史や文化をより深く体験できるコンテンツもあった。

 「ほぐほぐまつり」は、奈良初心者にやさしいお祭りとなっている。20年度は、開催場所を平城宮跡から変更し、来訪者の方々がより一層楽しめる工夫をしていく予定だ。楽しみにお待ちください。

観光経済新聞のWEB版記事はこちら

written by
佐々木 美佳

佐々木 美佳

毎日「京都散歩の旅」のカメラマン。
「アマビエまつり」主催。
雅な文化、民俗風習、旅が好き。
instagram @kyoto.photographer
https://earth-traveler.com/
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