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山口県岩国市行波より、岩国行波の神舞をレポート・・7年期にー度大空を舞う八関の神舞!

2019/4/12
2020/6/8
山口県岩国市行波より、岩国行波の神舞をレポート・・7年期にー度大空を舞う八関の神舞!

2019年4月7日(日曜日)、山口県岩国市行波(ゆかば)へ「岩国行波の神舞」を見に行ってきました。読み方が、「いわくにゆかばのかんまい」と言って、古くから伝承され、地元の方々によって奉納されている神楽です。「岩国行波の神舞」は国の重要無形民俗文化財として指定されています。地元では神舞を親しみを込めて「かんまい」と呼んでます。祭りの会場は錦川鉄道錦川清流線「行波駅」が通っていて、200メートルくらい先なので歩いて数分ですし、上側には奉納する神社「荒玉社」や岩国行波の神舞伝承館 -も途中にありますので、交通の便もよく駐車場もタップリありました。

前回来たのが、2013年だったので、6年毎かもしれません。新聞では6年となってましたが、6年毎か7年期かの表現が分からないので、そのままのレポートとさせてもらいます。

注記!「式年」とは「決められた年に行う」って意味「7年に一度」とされているが、この「7年」は数え年で、実際は6年毎であります! なるほど!!

さあ!お祭り紹介です。

駅から錦川河川敷まで降りてきて、まず目を引くのがこの大きな舞台です。土台となるのが、赤松の柱9本で、約8メートル四方の舞台を建て、屋根をわらを引いた立派な造りです。舞台じゃなく神殿らしいです。祭りは土曜日の前夜祭が17時から行われ、荒玉社から神移しが行われ、湯立・湯篠・火鎮・火霊斗・六織幸文祭・諸神勧請・柱連灑水 と行われる、まさに伝統の前夜祭です。

神殿より少し離れたところに、高さ約25メートル以上の赤松が一本立ってます。今回7期に一度の大舞台「八関の舞」の時だけに使い、この松柱に登る舞がとにかく危険で、松のぼりをされる方が尊敬される理由です。この地域にこのような神舞が伝わったかはわからいそうですが、健康や豊作を願う気持ち、全てのものに感謝して神様に祈願したことが、この神舞に表現されてるようです。

赤松の先端へは、「三光」という3つの円が祀られて、この三光を燃やし、綱を伝って降りてくるのが八関の中の「松登り」です。この地域では古くから神舞に願かけの意味を込めて「願舞」と呼んできました。前回の方が今回も舞うようです。

神殿ではすでに神舞が行われています。日曜日は6時半から、水垢離・降神の儀・荘厳・六織幸文祭・柱連灑水・日本紀・真榊対応内外・荒霊式鎮と16時過ぎまで行われて「八関」は16時過ぎから18時までの長い舞です。

まず八関まで、じっくり神舞を見させていただきます、神殿中央には天秤がかざられ、左右の飾りは引き手が上下とする演目もありました。

全部の神舞を紹介したいですが、雰囲気だけ載せておきます。衣装が独特で、黒色紋付き袴と風折帽子と白足袋で、赤か緑のしんぷくを羽織るのが基本衣装のようです。

神舞の中で希望者に半紙が配られ、それにいくらかを包み神殿へ投げ入れ、八関のように柱を渡らせて、神舞を行いそれぞれの願いも込めて舞います。中央の布縄に賽銭が入ってます。舞方も独特で、足運びが反閇と呼ばれ、両足を小早く踏み返る動作が多用されてます。回って回り返す順逆が多いようです。

「八関」がはじまりました。神殿から赤松へ行進がはじまり、舞手の奉史8人と鬼神8神が舞いながら行進していきます。

写真は奉史と鬼神ですが、案内2人 先払い2人 繰出1人 松神楽4人 松のぼり1人の26人で舞います。

そして八関の主役の荒神様になる、松のぼりを口上の後迎い入れます。

皆さんの願舞を背負って、危険な松のぼりがはじまりました。

25メートルは1本で運べないので、中央の藁のあたりで接木してますが、ビルでいえば8階建て位を自力で登ります。

桜時期と相まって、自然と1体になる感じなのでしょうか。

頂上に着いたら、三光を順次破り、中にある小枝を四方へ投げて、それを下で頂きます。

そして神殿へ向けて、神舞がはじまります、これほど危険な神楽は私は見たことがありません。

左右に数度揺れながら進み、途中で手を放します。

途中で手がしびれ、血が頭に上り目がかすんできます!

まさに神舞です!近くにきてようやく声援を掛けれました、写真でこのスケール伝わるでしょうか!!

無事終わり、神舞のご利益が多くの方へいきますようにと、神殿から赤松へ幸進されました。

この「八関」が終わってから、愛宕八幡・弓箭将軍・三宝鬼神・五龍地鎮・天津岩座・昇神の儀が終わるのが、23時40分の神舞が全てです。独特の採物、神楽歌などあり、まさに町内総出の大神楽でした。記事の内容はお祭り会場で頂いたパンフレットを参考に書かせていただきました、ありがとうございました。

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