常に20種類前後の御朱印が頒布される賀茂別雷神社
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。栃木県佐野市に社殿を構える賀茂別雷(かもわけいかずち)神社では一年を通して、数え切れない種類の御朱印が頒布されています。授与所の前に掲示される御朱印、御朱印帳、授与品の案内のバラエティーに驚かない人はいないでしょう。
掲示板の前では頂く御朱印を決めきれず、迷いながら長い時間、立ちすくむ人も多いようです。頂ける全ての御朱印が欲しくてたまらなくなりますが、初穂料がかさみます。数種類に絞って選ぶと、2022年1月限定御朱印「雷くんと躍進の寅」、通年頒布御朱印「雷くんと神社猫」、「佐野ブランドキャラクターさのまる御朱印」などが堅実な選択と言えるかもしれません。
2022年1月限定御朱印「雷くんと躍進の寅」
一年に100種類近くの御朱印が溢れるコレクター必見の神社
3種類の御朱印を手に掲示板の前に立つと、2021年12月15日~2022年2月4日頒布の「雷くんと幸先詣」、枚数限定御朱印「元始祭」、「弥栄」なども気になってしまいます。1月下旬には20種類前後の御朱印が頒布されているので、月替わり、季節限定、枚数限定などを通算すると、一年に100種類近くの御朱印が溢れ出ているかもしれません。コレクターであれば見逃すことなど到底できない神社と言えるでしょう。
オリジナリティーが発揮される御朱印帳や授与品
御朱印ばかりでなく、御朱印帳にもオリジナリティーが発揮されています。
賀茂別雷神社では本殿の西に隣接する授与所で、御朱印を頂くことができます。授与所の窓口に並ぶお守りなどの授与品もバラエティー豊かです。
飛鳥時代に創建された賀茂別雷神社
賀茂別雷神社は飛鳥時代の669年に、「雷の神を祀れば、此の土地は富貴安静ならむ」との神宣に従って、菊沢山の中腹に社殿を建立したことに始まります。現在の本殿は、1761年に建造されたものです。神社では一年に数回の例祭が斎行されています。
賀茂別雷神社は、東武佐野線の多田駅の北約300メートルのところに社殿を構えています。駅舎からも菊沢山の中腹の社殿を確認することができ、道案内に従って進めば迷うことはないでしょう。
栃木県佐野市の賀茂別雷神社には一年を通して、数え切れない種類の御朱印が頒布されています。オリジナリティー豊かな御朱印が一年に100種類近く溢れ出しており、御朱印コレクターは見逃すことができない神社と言えるでしょう。