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「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀市)」秋空に映える多彩な熱気球|観光経済新聞

更新日:2022/6/2 イケちゃん
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀市)」秋空に映える多彩な熱気球|観光経済新聞

2019年からスタートした、観光経済新聞のオマツリジャパンコラム記事連載!2022年も「お祭り」をフックに、旅に出たくなる記事の連載をして参ります!奇祭好き、ケンカ祭り好き、お神輿好き…等、様々なライターさんに記事を執筆いただく予定ですので、ぜひご覧ください♪(オマツリジャパン編集部)

秋空に映える多彩な熱気球

10月下旬から11月上旬まで、佐賀市内を流れる嘉瀬川の河川敷は、にわかに巨大な熱気球が連なるフェスティバル空間へと変貌する。約100機が参加するアジア最大規模の熱気球競技大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開催されるのだ。

5日間にわたって開催され、80万人以上が来場するこの巨大イベントのメインはバルーン競技。目的地へ向けて熱気球をいかに正確に操れるかを競うスポーツだ。バーナーの操作により上・下にしか動くことができないバルーンは、パイロットの操縦技術と地上クルーの情報の連携プレーにより、自然の風を捉えて目的地へ向かう。「ターゲット」と呼ばれるゴールに向けて「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下し、その距離が最も近いパイロットが高得点となる。

当日の天候次第だが、会場内の「ローンチサイト」からバルーンが飛び立ち数キロ先にあるターゲットに向かう場合は「一斉離陸」が行われ、逆に会場外から「ローンチサイト」に向かう「フライイン」の場合はターゲットに向けてマーカーを投下する様子を生で楽しめる。数ある見どころの中でも特に人気を集めるのが朝一番の一斉離陸。朝焼けの中バーナーが「ゴーッ!」っと音を立て、熱気球が次々と空へ飛び立つ。会場には壮大な音楽がかかり、映画のワンシーンのような非日常感を味わうことができるだろう。

スコアを競う「メイン競技部門」のほか、お客さんの前で「ゆっくりとフライトしたい」というバルーニストがエントリーする「フェスタ部門」も開催され、中には手に触れそうな距離をゆっくりと漂うサービス精神旺盛な熱気球も登場する。他にも動物などのキャラクターが巨大バルーンになって勢ぞろいする「バルーンファンタジア」や、夜の闇の中バーナーで照らし出される「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」など、見どころが満載。再びバルーンを楽しめる日を心待ちにしたい。

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
阿波おどり、新居浜太鼓祭り、宇出津のあばれ祭りなどが好きです。

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