月替わりでデザインが変わる柏神社の御朱印
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。
千葉県柏市に社殿を構える柏神社では毎月、数種類の月替わり御朱印が頒布されています。2022年1月には、干支の寅の他、疫病退散の願いを込めアマビエが描かれていました。翌月の2月には、天長祭、建国記念の日、鬼やらい、寅、アマビエ、マリアナ政府観光局の6種類が準備されます。
バラエティーが倍増する諏訪神社の御朱印
柏神社の月替わりの御朱印だけでも種類豊富ですが、柏神社から北東約600メートルに社殿を構える諏訪神社の御朱印も、同じ窓口で頂くことができます。
諏訪神社の御朱印にはリアルなタッチで描かれる珍しい動物のシリーズがあるのが特徴ですが、2022年1月の月替わりの御朱印には、カピバラ、鶴、フクロウ、ハシビロコウが描かれていました。
種類豊富な授与品
柏神社では拝殿と神楽殿に挟まれる社務所で、御朱印を頂くことができます。他にも窓口には、オリジナルの御朱印帳や、お守り、絵馬などの各種の授与品が並んでいます。
17世紀創建の神社で開催される様々な年中行事
柏神社は1660年頃に、山形の出羽神社と京都の八坂神社を合祀し創建されたと伝わります。ご祭神として大山津見命(おおやまつみのみこと)、素戔鳴命(すさのおのみこと)を祀っています。
柏の鎮守として地域の人々に親しまれる神社では一年を通して、数々の年中行事が行われています。7月や10月に斎行される例祭では、神楽殿でお囃子の演奏などのイベントが行われます。例年の節分の日の午後には年男や年女が福豆を撒きます。また7月の第4土、日曜日の「柏まつり」では神社の周囲がメインの会場となり、宮神輿がパレードに参加します。
柏神社はJR常磐線と東武線の柏駅の南東約300メートルに社殿を構えています。駅舎の東口と神社を繋ぐ通りの左右には各種の店舗が軒を連ね、「柏まつり」の開催日には様々なイベントが行われます。
千葉県柏市の柏神社では毎月、数種類の月替わり御朱印が頒布されるばかりでなく、近くの諏訪神社の御朱印を頂くことができます。2つの神社の御朱印を1つの窓口で受け取ることができるので、バラエティーが倍増します。