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建長寺とは?数多くの種類の御朱印を頂くことができる日本で最初の禅寺

更新日:2021/9/10 obaq
建長寺とは?数多くの種類の御朱印を頂くことができる日本で最初の禅寺

建長寺で頂くことができる数多くの種類の御朱印

全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。神奈川県鎌倉市の臨済宗建長寺派の大本山、建長寺では数多くの種類の御朱印を頂くことができます。「南無地蔵尊」、「南無釈迦牟尼佛」、「済田地蔵尊」、「心平地蔵尊」、「千手観世音」、「びんずる尊者」などの御朱印を揃えると、仏のご加護も篤くなることでしょう。

建長寺の「南無地蔵尊」の御朱印

建長寺の「南無釈迦牟尼佛」の御朱印

建長寺の「済田地蔵尊」の御朱印

建長寺の「心平地蔵尊」の御朱印

建長寺の「千手観世音」の御朱印

建長寺の「びんずる尊者」の御朱印

建長寺の御朱印案内

建長寺では正面玄関の総門に接するように御朱印所が設置されています。ここで御朱印を頂くことができ、オリジナルの御朱印帳も準備されています。お守りなどの授与品ばかりでなく、スナックなどの土産物や一般の書店では見かけない書籍なども並んでいます。

建長寺の総門

総門に接するように設置される御朱印所

御朱印所

建長寺オリジナルの御朱印帳

お守り

10種類の願い事お守り

ダンシングストーンを使った無限の清風幸せ御守り

お守り地蔵

建長寺の梵鐘サブレ

雲水さんのカレーせんべい

建長寺に関する書籍など

臨済宗に関する書籍など

鎌倉幕府第5代執権の北条時頼によって創建された日本で最初の禅寺

建長寺は鎌倉時代の1253年に、鎌倉幕府第5代執権の北条時頼によって創建されました。日本で最初の禅寺とされ、臨済禅のみの修行を行う専門道場です。中国の禅宗様式に基づき、総門から三門、仏殿、法堂、方丈が一直線に並んでいます。正面玄関の役割を担う総門は、京都の般舟三昧院に1783年に建立されたもので、1940年に移築されました。

京都の般舟三昧院から移築された総門

総門を潜り参道を進むと正面に、三間一戸の二重門の三門が堂々とした姿を見せてくれます。こけら葺き形銅板葺きの上層屋根で装飾される門の楼上には、釈迦如来、十六羅漢、五百羅漢が安置されています。

三門

創建当時から育つ柏槇の先に増上寺から移築された仏殿

三門の北東には樹高約13メートル、胸高周囲約6.5メートルの柏槇(びゃくしん)が育っています。寺院の創建の際に種子が蒔かれたと伝わります。柏槇の巨木の先に仏殿が建立されています。現在の建物は4代目で、1647年に増上寺から江戸幕府第2代将軍の徳川秀忠の夫人崇源院の霊屋を移築したものです。

創建の際に種子が蒔かれたと伝わる柏槇の巨木

仏殿

天井に雲龍図が描かれる法堂

仏殿の背面には法堂が接しています。入母屋造り、方三間、裳階(もこし)付き、銅板葺きの建物は、関東最大の法堂です。天井は寺院の創建750年を記念して、小泉淳作が描いた雲龍図で装飾されます。

法堂

法堂の天井に描かれる雲龍図

得月楼と唐門が対照的な雰囲気を漂わせる方丈

法堂の奥には、法要、坐禅、研修が行われる方丈が建立されています。総門と同じく京都の般舟三昧院から、1940年に移築されました。方丈に接する日本庭園の得月楼には静かで落ち着いた雰囲気が漂います。入口の唐門の鮮やかな彩りの装飾とは対照的です。

方丈

方丈に接する得月楼

方丈入口の唐門

神奈川県鎌倉市の建長寺では数多くの種類の御朱印を頂くことができます。鎌倉幕府第5代執権の北条時頼によって1253年に創建された臨済宗建長寺派の大本山は、日本で最初の禅寺です。中国の禅宗様式に基づき、玄関の総門から三門、仏殿、法堂、方丈などの伽藍が一直線に並んでいます。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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