Now Loading...

「神戸ルミナリエ」阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂のために灯される鮮やかなイルミネーション

2020/11/7
2020/11/7
「神戸ルミナリエ」阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂のために灯される鮮やかなイルミネーション

※2020年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。(代替事業として12月にルミナリエの装飾の一部を展示することなどを検討しています。詳しくは公式HPでご確認ください)
2021年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。
(2020年11月7日 編集部)

1995年の初開催から25年、今や神戸の冬には欠かせないものとなった「神戸ルミナリエ」。通りや広場が独特の幾何学模様で構成されたイルミネーションで輝き、夜には昼間とは全く違う風景が出現します。約50万個の電球を使った光の芸術は、冬の夜空を温かく照らし、光のモニュメントで神戸の街を美しく彩ります。

(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年11月7日 編集部更新)

阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂のために始められた「神戸ルミナリエ」

「神戸ルミナリエ」は、1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災によって犠牲となった方々への鎮魂のため、同年の12月にイルミネーションが点灯されたことに始まります。今では神戸の冬の風物詩としてしっかりと定着しています。25回目となる2019年は、12月6日~15日に実施され、346万9千人の人が訪れました。

「神戸ルミナリエ」2019のチラシ

「神戸ルミナリエ」2019のチラシ

「神戸ルミナリエ」2019のポスター

「神戸ルミナリエ」2019のポスター

阪神・淡路大震災から約40日後の大丸神戸店

阪神・淡路大震災から約40日後の大丸神戸店

イルミネーション点灯の1時間前から長蛇の行列が続く元町駅前から仲町通り

「神戸ルミナリエ」のメイン会場となるのは、仲町通りと東遊園地広場です。期間中は会場の最寄り駅となる元町駅、三宮駅周辺は広いエリアにわたって交通規制が行われます。会場に向かう場合のスタート地点は元町駅です。イルミネーション点灯の1時間前には元町から会場まで延々と行列が続きます。一度、人の波に入ると前後左右は人だらけとなり、前の人について歩くことしかできません。体調を崩した人が途中リタイアするための出口が数か所設けられています。

元町駅から会場に向かう人々

元町駅から会場に向かう人々

交通規制される元町~三宮のエリア

会場に向かう人々

会場に向かう人々

会場に向かう人々

会場に向かう人々とイルミネーション

会場に向かう人々

会場に向かう人々とイルミネーション

会場に向かう誘導路に設けられた出口

仲町通りを鮮やかに照らす「フロントーネ」、「スパッリエーラ」、「ガレリア」

メインイルミネーションの起点となるのは、仲町通りが浪花町筋と交差するポイントです。高さ約22メートルの「フロントーネ」が眩しく輝きます。巨大な3連のアーチが「スパッリエーラ」の入口となります。「スパッリエーラ」は浪花町筋から京町筋までの約50メートルの光の回廊です。京町筋からは「ガレリア」が続き、総延長約270メートルにわたって降り注ぐ鮮やかな光に圧倒されない人はいないでしょう。ただ立ち止まることは許されず、ゆっくりと歩きながらの鑑賞となります。

メイン会場となる仲町通り

「フロントーネ」

「フロントーネ」

「フロントーネ」

「フロントーネ」

「フロントーネ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」

「スパッリエーラ」とそれに続く「ガレリア」

「スパッリエーラ」とそれに続く「ガレリア」

「スパッリエーラ」とそれに続く「ガレリア」

「スパッリエーラ」とそれに続く「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」

「ガレリア」の下で翌年の継続開催のための募金活動

東遊園地広場に設置されるシンボルの「カッサアルモニカ」

仲町通りの終点は東遊園地広場です。広場は例年、光の聖堂の「カッサアルモニカ」が設置されます。ドームの四方を光の尖塔が聳え立ち、宮殿のような空間を創り上げています。広場の慰霊と復興のゾーンは、「1.17希望の灯り」で飾られました。

「カッサアルモニカ」

「カッサアルモニカ」

「カッサアルモニカ」

「カッサアルモニカ」

「カッサアルモニカ」

「カッサアルモニカ」と「1.17希望の灯り」

東遊園地広場の慰霊と復興のゾーン

「1.17希望の灯り」

「1.17希望の灯り」

東遊園地広場の出口

東遊園地広場に建ち並ぶ露店や南京町でグルメ

東遊園地広場には露店が軒を連ねているばかりか、元町エリアの南京町の中華料理屋街も近いため、イルミネーション鑑賞前後の食事の選択肢を広げることができます。

東遊園地広場に建ち並ぶ露店

東遊園地広場に建ち並ぶ露店

中華料理屋がひしめく南京町の広場

中華料理屋がひしめく南京町

南京町の長安門

南京町の中華料理屋の店先

「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂のため、1995年同年の12月に始まり2019年で第25回となります。例年12月の上旬から中旬に、仲町通りと東遊園地広場をメイン会場として行われます。毎年300万人を越える人々が訪れ、神戸の冬の風物詩として定着しています。

タグ一覧