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【光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+】プロジェクションマッピングで阿波踊りのグルーヴを感じよう

更新日:2021/3/5 リエコ
【光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+】プロジェクションマッピングで阿波踊りのグルーヴを感じよう

阿波踊りを見たことがありますか?毎年8月末に開催される「東京高円寺阿波おどり」は、本場徳島の「阿波おどり」に次ぐ大きな阿波踊り大会で、期間中100万人の観客が訪れます。

しかし、新型コロナウィルス流行のため、2020年度の祭りは中止。高円寺の踊り手の一人でもある筆者も寂しい1年を過ごしていました。

年が明けた2021年2月、感染症対策を施した新しい阿波踊りイベント「光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+」が関係者向けに公開されました。

伝統芸能にプロジェクションマッピングが加わったら、とんでもなくグルーヴィだった!一足先に体験した筆者が、「可視化された感動」を伝えます。

「光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+」とは?

徳島の盆踊りとして生まれた阿波踊り。その名を冠したお祭りが全国各地で開かれています。中でも毎年8月末に開催される「東京高円寺阿波おどり」は、100万人の観客を集める東京を代表する夏祭りの一つです。

また、その魅力を伝えるために「東京高円寺阿波おどり+plus」という阿波踊りを体験できる参加型イベントを開催し、阿波踊りを中心とする地域活性化を行っていましたが、2020年度は新型コロナウィルス流行のため、祭りはもちろん、このイベントも中止となっていました。

そのような状況を打破するために企画されたのが、プロジェクションマッピング等のデジタル技術を活用し、感染症対策をしながら楽しめる舞台公演として前述のイベントをアップグレードした「光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+」です。第1部の「座・高円寺喫茶」と第2部の「高円寺阿波おどり × NAKED -Groovy Waves-」の2部構成により、デジタル技術を駆使した舞台演出と阿波踊りの融合に加え、阿波踊りについてや地域としての高円寺の魅力にも触れることができるプログラムとなっています。

感動が可視化できる!デジタルと伝統芸能の融合

プログラムの目玉となるのは、鳴り物や掛け声の“音”と光が連動したプロジェクションマッピングを取り入れた舞台公演。タイトルは「高円寺阿波おどり × NAKED -Groovy Waves-」です。プロジェクションマッピングで阿波踊り?グルーヴィってどういうこと?

デジタル演出を手掛ける株式会社ネイキッドの山田さんに解説いただきました。

株式会社ネイキッド 山田さん

「阿波踊りを構成する重要な要素が、鳴り物(=楽器)や掛け声などの”音“。それらの高さ(=周波数)、大きさ(=振動)、質(=波形)をパソコンに取り込んで解析し、光の色や強さ、形で表現したものです。」

それがこんな形で投影されます。

大太鼓の地響きのような波と、キラキラと光る鉦の高音

男踊りの大暴れを飾る、爆発的な光

読者のみなさんはスポーツイベントを観戦していて、選手から「オーラが見える」と思ったことはありませんか?試合に向かう選手からは闘志の赤色、集中してボールを蹴る前には静けさの青が。

私は阿波踊りのときに、そのオーラを感じます。演舞場に踊り込みに行くときには赤いうねり。笛の音からは涼やかな紫の波。伝統芸能にはそういったオーラがあり、エネルギーのぶつかり合いがあります。これが「グルーヴ」として目に見える形で表現されているのを感じました。

山田さんによると、ネイキッドでは常に「本質を表現すること」を目指して演出しているとのこと。踊りに目が行きがちな阿波踊りですが、やはり本質は音と踊りの一体感。デジタルが、音や心の動き、興奮を可視化する一種の「ガイド」となり、伝統芸能をより分かりやすく、見る人に伝えてくれるのです。

地元グルメに、衣装から祭り発祥の裏話まで。東京高円寺阿波おどりの基礎が詰まった2時間

このイベントの会場となるのは、東京高円寺阿波おどりの活動本拠地であり、杉並の文化・芸術発信の拠点でもある「座・高円寺」。

舞台公演前の第1部「座・高円寺喫茶」では、館内のカフェ「アンリ・ファーブル」で、杉並区内の名店から取り寄せたグルメを紹介。阿波踊りをはじめ、杉並区で活躍する方々からお話を聞くことができます。

この日提供されたのは、さわやこおふぃ(高円寺)のコーヒー、シンチェリータ(阿佐ヶ谷)のジェラート。

地域密着の東京高円寺阿波おどり。出演者は皆、「連」と呼ばれる阿波踊りのチームに属します。それぞれにこだわった衣装、道具、踊り方は皆個性的で、お囃子も全然違うのです。

第2部の「高円寺阿波おどり × NAKED -Groovy Waves-」内でも、阿波踊りの基礎知識を「連」に所属する現役の踊り手さんが解説してくれます。また、映像による解説で阿波踊りの歴史や東京高円寺阿波おどりの成り立ちについても学ぶことができます。

このイベントは、2時間で右脳と左脳がしっかり満たされるプログラム。デジタルだけでなく、踊り手や阿波おどりを支える人々の生の声で説明を聞くことで、地域や文化への理解を深めながら楽しむことができるのです。

東京高円寺阿波おどりに行こう!

美味しいものもお取り寄せができ、ライブも配信で、旅行もバーチャルでできるようになった2021年。これからの旅行は、「確認旅行」になるといいます。予習・下調べをして、バーチャルで体験したことが、本当なのか?それを確認するための行為になる、ということです。

「光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+」は、まさにその「予習行為」。「伝統芸能=難しい」というイメージを覆し、伝統芸能のグルーヴを伝えてくれます。なぜ人は祭りに興奮するのか?これを見たら、祭り本番のエネルギーの意味が分かります。この公演を見てそれを知り、コロナ明けにはぜひ本番の熱気を体験しに高円寺に来てください!

さあ、何色のオーラが見えるか!?演舞場でお待ちしています。

過去開催された高円寺阿波おどりの様子。

 

光も踊る 東京高円寺阿波おどりplus+

■URL :https://www.koenji-awaodori-plus.com
■主 催:高円寺観光推進協議会
■連 携:杉並区/特定非営利活動法人東京高円寺阿波おどり振興協会/株式会社ネイキッド/株式会社オマツリジャパン/東武トップツアーズ株式会社
■協 力:高円寺商店街連合会/座・高円寺/高円寺阿波おどり連協会

※新型コロナウィルス感染拡大の影響を鑑み、本公演の一般開催日は未定。
※内容に変更が生じる場合があります。

東京高円寺阿波おどり

HP:http://www.koenji-awaodori.com/

※例年8月の第4土日開催。2021年度の開催は未定。

リエコ
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
阿波踊りが大好きです。
古いものが好きすぎて、日舞や歌舞伎を見て、味噌やら醤油やら作って、もう自分が何歳かわかりません。

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