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神奈川県藤沢市に急げ!2023年「小出川彼岸花まつり」初秋を鮮やかに彩る彼岸花が見頃だぞ!

更新日:2023/9/22 obaq
神奈川県藤沢市に急げ!2023年「小出川彼岸花まつり」初秋を鮮やかに彩る彼岸花が見頃だぞ!

2023年9月23日に、埼玉県神奈川県藤沢市で「小出川彼岸花まつり」が開催されます!

川沿いを3キロにわたって群生する彼岸花が見どころのこのまつり。この記事では2020年の現地レポートとともに、2023年の開催情報をお届けします。

彼岸花が群生する小出川沿い

秋の彼岸の時期に花を咲かせる彼岸花は、花の時期に葉がなく、葉が姿を現す時期には花がないという特徴から、「葉見ず花見ず」と呼ばれることもあります。地面からまっすぐ伸びる茎の上にカールした放射状の細い花びらが開く姿に強い印象を受けるものです。神奈川県の藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町などを流れる小出川沿いには彼岸花が群生し、例年9月下旬から10月上旬にかけて河原を初秋の彩りで染めます。2008年から「小出川彼岸花まつり」が開催されており、2020年には9月21日に模擬店の出店が行われました。

「葉見ず花見ず」と呼ばれることもある彼岸花

小出川彼岸花群生地の紹介ボード

2020年の「小出川彼岸花まつり」のポスター

大黒橋から追出橋まで約3キロにわたって繋がる彼岸花の列

「小出川彼岸花まつり」の会場となるのは、大黒橋から追出橋までの約3キロの小出川沿いです。

大黒橋の袂の小出川彼岸花群生地の紹介ボード

小出川の彼岸花群生地は、大黒橋から下流に向かい小出橋、新道橋を越え、追出橋まで繋がります。川沿いの道は観光用に整備されている訳ではなく、自然にできあがった道です。幅も数十センチなので人とすれ違うときには、彼岸花を踏まないように気をつけなければなりません。

小出川沿いの道

最も開花の早い新道橋周辺

約3キロにわたって続く彼岸花の列のほぼ中央で、最も人出が多いのが新道橋付近です。新道橋の西数百メートルの県道45号丸子中山茅ヶ崎線沿いには駐車場も設けられます。

新道橋に張られた「小出川彼岸花」の幟

「小出川彼岸花まつり」の会場のほぼ中央に架かる新道橋

県道45号線から新道橋に向かう道

県道45号線沿いの駐車場

新道橋から上流には小出橋、大黒橋に向かって、下流には追出橋に向かって延々と彼岸花が列状に咲いています。

新道橋から上流と下流に続く彼岸花の列

2020年は8月の猛暑のため彼岸花の開花が遅れ、「小出川彼岸花まつり」期間中で模擬店が出店した9月21日前後から開花が始まりました。約3キロの道沿いの彼岸花が全域にわたって花をつけるタイミングはなく、中央の新道橋から上流、下流に徐々に花の列が伸びていくようです。

>新道橋から上流の小出橋に向かう小出川沿いの道

新道橋から上流の小出橋に向かう小出川沿いの道

新道橋から上流の小出橋に向かう小出川沿いの道

「小出川彼岸花まつり」の会場で最も早く見頃となるのは、新道橋の下流域です。2020年には9月最終週に見頃となりました。

「小出川彼岸花まつり」の会場で開花の最も早い新道橋の下流域

「小出川彼岸花まつり」の会場で開花の最も早い新道橋の下流域

「小出川彼岸花まつり」の会場で開花の最も早い新道橋の下流域

彼岸花に止まるアゲハチョウ

小出川沿いに建物はほとんどなく両側には水田などの自然が満ち溢れます。水田に沿って咲く彼岸花は、刈り取り前の稲穂に初秋の化粧をつけているかのようです。

小出川沿いの水田を囲む彼岸花

稲穂に初秋の化粧をつける彼岸花

新道橋周辺から下流に向かって開花を進める彼岸花も、追出橋に近づくに従って花の密度が低くなります。追出橋周辺の彼岸花は2020年には9月中に開花することはなく、見頃となるのは10月10日を過ぎることでしょう。

開花を待つ追出橋周辺の彼岸花

黄色の彼岸花が行儀よく一列に並ぶ追出橋周辺

追出橋周辺では、赤色ではなく黄色の彼岸花が目立つようになります。追出橋の下流域では黄色の彼岸花が行儀よく一列に並んでいます。

黄色の彼岸花が目立つ追出橋の周辺

追出橋の下流域で行儀よく一列に並ぶ黄色の彼岸花

黄色の彼岸花

「小出川彼岸花まつり」の会場の最下流の新道橋の近くの青少年広場のグランドは、初秋の彩りで囲い込まれます。

彼岸花で囲い込まれる青少年広場のグランド

小出川の彼岸花の群生地は、川沿いの道です。この道沿いには建物はなく、常設のトイレはありません。大黒橋、新道橋、追出橋の近くに仮設トイレが設置されていることも頭に入れて散策を楽しみたいものです。

新道橋の袂の仮設トイレ案内

川沿いの道にはバッタやカマキリなどの昆虫も一緒に歩きます。時折足元に目を向けることも必要のようです。小出川の流れの中では数多くのコイが暮らしています。周囲の水田には野鳥も飛び交います。小出川では彼岸花ばかりではなく、多種多様の自然観察をすることができます。

小出川に暮らす数多くのコイ

「小出川彼岸花まつり」会場へのアクセス

「小出川彼岸花まつり」に公共交通機関を利用して訪れる場合には、エリアごとに数多くのアクセス方法があります。エリアごとのアクセスを列記します。

大黒橋エリア
・茅ヶ崎駅北口よりバス「文教大学行き」にて「芹沢入口」下車後徒歩約15分
・湘南台駅西口よりバス「文教大学行き」にて「芹沢入口」下車後徒歩約15分
・香川駅北口よりコミュニティバス「北部循環・新芹沢コース」にて「芹沢細谷入口」下車
小出橋エリア
・茅ヶ崎駅北口よりバス「湘南台駅行き」にて「遠藤松原」下車後徒歩約12分
・湘南台駅西口よりバス「慶応大学行き」にて終点下車後徒歩約10分
・辻堂駅北口よりバス 「慶応大学行き」にて「刈込」下車後徒歩約1分
新道橋エリア
・辻堂駅北口よりバス「綾瀬車庫行き」にて「根下」下車後徒歩約1分
追出橋エリア
・寒川駅北口よりコミュニティバス(土日運休)「東ルート」にて「青少年広場」下車
・寒川駅入口バス停より「文教大学行き」にて「越の山入口」下車後徒歩約10分

神奈川県の藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町などを流れる小出川沿いには彼岸花が群生しています。大黒橋から追出橋までの約3キロの小出川沿いは、例年9月下旬から10月上旬にかけて初秋の彩りで包まれ、2008年からは「小出川彼岸花まつり」が開催されています。

2023年の開催情報!

日時:2023年9月23日(土)10:00〜15:00

場所:小出川沿い 大黒橋〜寒川町青少年広場3km

主な催し:

・式典
・模擬店
・休憩所

彼岸花の見頃は例年9月下旬〜10月上旬です。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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