「千年乃藤」を神木とする調布市の國領神社
古来より日本人は、自然の山や岩、木、海などに神が宿ると考え信仰の対象としてきました。神社の境内には神体として神木が大切に育てられています。東京都調布市に社殿を構える國領神社では、「千年乃藤」を神木としています。樹齢400年を超える神木は、例年4月下旬から5月上旬にかけて開花し、神社の境内では「国領千年乃藤まつり」が開催されています。2021年は4月24日と25日に実施されました。
國領神社は京王線の布田駅の北約400メートルに社殿を構えています。「国領千年乃藤まつり」の開催日には、駅の改札口に神社への道案内が掲示されます。
國領神社では、神産巣日神(かみむすひのかみ)を主祭神として祀っています。
境内の中央で神々しい姿を見せる「千年乃藤」
神社の境内の中央に神木の「千年乃藤」が、神々しい姿を見せてくれます。神木を囲むように高さ約4メートル、面積約400平方メートルの棚が設置され、一面に藤の枝が広がります。例年4月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせ、薄紫色の花で境内をすっぽりと覆い尽くします。
「国領千年乃藤まつり」の開催日には、境内に数多くのベンチが設けられ、花房の真下で藤の甘い香りに浸ることができます。
露店が取り囲む境内で行われる数々のステージイベント
境内を取り囲むように露店が出店し、軽食や食料品、アクセサリーを販売しています。
境内には特設のステージが設置され、様々な音楽イベントが行われます。
種類豊富な「国領千年乃藤まつり」の期間限定の御朱印やお守り
「国領千年乃藤まつり」の開催日には境内の南の社務所で、期間限定の御朱印を頂くことができます。他にもお守りなど期間限定の授与品も準備されます。「千年乃藤」の実が入った「千年乃藤御守」は、かけがえのないものでしょう。
東京都調布市に社殿を構える國領神社は、境内の中央に育つ「千年乃藤」を神木としています。藤の薄紫色の花で境内が覆われる例年4月下旬から5月上旬には「国領千年乃藤まつり」が開催されています。おまつりの開催日には社務所には、種類豊富な期間限定の御朱印や授与品が準備されます。