天王山の麓にある水無瀬神宮
大阪府の北端、京都府と面する島本町にある水無瀬神宮。京都と大阪、そしてさらに西をつなぐ西国街道を見下ろす天王山の麓に存在する神社です。ご祭神は、後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇の鎌倉時代に活躍された3人の天皇で、元々後鳥羽天皇の離宮であった水無瀬殿の跡地に1240年(仁治元年)に神社が建立されました。この水無瀬神宮で、夏の時期に行われているお祭りがあります。「『招福の風』風鈴と風車の広場」です!
風鈴の数は1000個以上
2021年は、7月1日から9月9日まで開催された『招福の風』風鈴と風車の広場。木々の茂る素敵な参道を抜けると、なんともカラフルな手水舎がお出迎え。お祭りに合わせて、祈願玉は浮かべられていました!
手をすすぎ、社殿へと進むと現れたのがこちら。メインの見どころの風鈴回廊です!水無瀬神宮の水のイメージでしょうか、水色の短冊が透明な風鈴にきらめき美しい風景を作り出しています!
風鈴には邪を祓い、幸せを運ぶ力があるとも考えられ、今年にはぴったりのお祭りですね!
飾られている風鈴の数は、なんと1000個以上もあるんだとか!地域の方々の協力の下で吊るされているそうで、このような素敵な光景が見られるのはありがたいですね!
涼しげな風鈴が、社殿に向かって重なり延びています。
セミや鳥が鳴く声に交じり、時折チリンと涼しげな音を風鈴が奏でてくれます。
天王山の麓にある、水無瀬神宮。こちらで9月9日の本日まで、「風鈴と風車の広場」が行われています!
境内を飾るたくさんの風鈴。夏の終わりを彩りますね!#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/C5hJSXGLLL— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) September 9, 2021
風鈴を近くで見ると、花火の絵が描かれていました!絵柄からも夏の楽しみを感じられますね!
金魚が描かれた風鈴も!風鈴が金魚鉢のようにも見え、どこか水の涼しさを感じられるようです。
風鈴回廊を抜けたら、社殿へのお参りも忘れずに!
季節の花の風鈴も!
社殿と反対側の東屋には、季節の花が入れられた風鈴も登場!カラフルに彩っています!
紫の花が風鈴の中いっぱいに咲きます!
青い一輪の花もありました。
こちらは夏っぽいひまわり!黄色が映えますね。
なお風鈴の下に吊るされている短冊は、社務所にて手に入れることができます!ぜひ想いを書いて風鈴に吊るしてみてください!
またはじめの手水舎にあった祈願玉も手に入れることができるのでした!願いを込めて、水の上に浮かべて見ましょう!
そして境内にはこんなきれいな風車が飾られている場所も!こちらもおすすめの見どころです!
アクセスと周辺情報
水無瀬神宮への公共交通アクセスは、阪急水無瀬駅からが便利です。駅から北へ徒歩10分強で到着することができます。
また阪急水無瀬駅近くには飲食店街が並んでいますが、その中の「みなせ」さんでは関西風出汁のうどんをいただくことができますので、ぜひチェックしてみてください!