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異界への入り口~天空の神社で楽しむ江戸神楽

異界への入り口~天空の神社で楽しむ江戸神楽

江戸の町を遠く眼下に望みながらひっそり独自の進化を遂げてきた武蔵御嶽神社

最近御朱印集め始めました!的なビギナーから、全国の神楽を見て回ってます的な手練れまで、きっと満足して帰ってもらえる。そんな気がする武蔵御嶽神社の夜神楽。江戸神楽、どうですか?まず夜から始めますか...?初めてのデートが夜神楽。山の上から鳥居をバックに「夜景が綺麗ね」そんなひと時をどうぞ。

御岳山の山頂にある武蔵御嶽神社へ!

素敵な所です。wktk

え?ケーブルカー?

高速道路に「圏央道」ができて、北関東から西東京はとっても近くなりました。八王子、青梅なんて「東京ってことだけど、どこか遠い町」だったものが、あらまあ小一時間で到着します。ついてみれば、何となく地方都市の香りのする青梅市。ナビを頼りに武蔵御嶽神社を目指してみると、御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅に到着⁉

え?ケーブルカー?ちょっとした山の神社(それも車で境内の隣の駐車場まで)に行くのを想像していただけにケーブルカーにはびっくり!

え?この勾配どこまで続くの?

 

夜神楽である。開演は20時から。駅員さんに何度も確認「あの、夜は何時まで走ってるんですか?帰ってこられますかね?」
「神楽が終わったら最終を出しますので、大丈夫です。究極、この側道を歩いてくれば...」見ると絶対夜中に歩きたくない山道が。
とは言え、神楽が終わるまで待ってくれるとのことでホッとしてケーブルカーに乗り込む。すごい勾配!楽しい!
この勾配どこまで続くの?

こんな山の中に31の宿坊が

山の上に到着してみると、看板に各宿坊への地図が。こんな山奥に31もの宿坊があるという。しかも中には茅葺の昔話に出てくるような宿坊も。
各宿坊は武蔵御嶽神社に所属する神職が経営しているとのこと。独特の空気感。一緒にケーブルカーに乗ってきた若い男女3人組は今夜その宿坊の一つに泊るそう。
都会にいたら普通の大学生っぽい彼ら、何故ここを選んだ?!

昼ですとこんな素敵な眺望なんですね。陸の松島とか言っても良いのではないかしら。

あ、ひとつ注意があるのですが、神社までは結構な勾配です。私はひらひらしたスカートとパンプスで行っちゃったのですが、ちゃんとした靴(トレッキングシューズとかでもいいくらい)で行くことをお勧めします...滑ります。滑りました。

貫禄ありすぎる狛犬

宿坊の一つで夕飯をごちそうになった後、神社へ。雨の降る中、貫禄ありすぎる佇まいの鳥居、そして狛犬。狛犬なのか?!

急に激しい雨が

え?狛犬?猛々しすぎない?

お待たせしました。お神楽始まります

雨の中、どこで見るのだろうと思ったらお神楽は屋内の神楽殿。外国の人も2割くらいいる中(なぜここを選んだ?!)ゆったり座って神楽を楽しめる座敷。
神楽殿の舞台は、歌舞伎の舞台のように踏みしめるとバーンという良い音がするあれです。何もかもがカッコいい。

浦安の舞をご存知ですか?

実は生で見るのは初めての浦安の舞。これは皇紀二千六百年奉祝会に合わせて作られた巫女舞。詳しくはwikiってください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/浦安の舞

浦安の舞は後半の半分だけ。女の子がめちゃかわいいの~

天手力男カッコいい!天の岩戸(岩戸開き)

神楽の演目の中でクライマックスを飾るのは岩戸開きからの山の神の舞です。

色々な所の天手力男を見ましたが、他と比べても雄々しく迫力があります。
で、個人的な萌えポイントとしては、楽隊が御簾の奥にいるので、音しか聞こえないところです。あ~どんな人がどんな楽器を演奏しているの?気になる...この音は篠笛じゃなく、能管?かな。

山の神は女の神様です。かわいい...

うちの方の神楽では、山の神は大山祇神(お父さん)ですが、武蔵御嶽神社の山の神は磐長姫(娘)。働き者の女性らしい軽快でちょっと滑稽な舞がとてもかわいらしかった!
父ちゃんはおひつを持って勇壮に舞うが、娘はしゃもじで舞っていてホントかわいいです。

あ~ホントに楽しかった。そして、帰りのケーブルカーに置いて行かれないように必死で駅に向かったのでした(神社でケーブルカーに乗る人の人数は把握していて、一応全員集まってからの出発だそうです。良かった)

武蔵御嶽神社について

昼間の素敵な写真を見つけました

標高929メートルにひっそりというよりドッシリとその存在感を醸している武蔵御嶽神社。北関東の私は知りませんでしたが、その信仰は江戸時代に関東一円に広まった「おいぬ様」信仰。

猛々しすぎる狛犬は実はオオカミです。やっぱり!
日の出祭や流鏑馬祭りなどには、多くの人が訪れるそう。
そしてこちらの神社。ケーブルカーの駅名が「滝本駅」ちょっと気づいちゃったかもしれませんが、滝修行あり〼

●武蔵御嶽神社 修行体験講座
http://musashimitakejinja.jp/matsuri/shugyo/
(要予約)

太々神楽の一般公開

今回ご紹介した太々神楽の一般公開は、以下の通りです。
6月~11月 第4日曜日 夜神楽 開演午後8時(神社神楽殿)
6月第3日曜日・10月体育の日 開演11時(神社神楽殿)
7月と9月 薪神楽 開演午後8時(鳥居前広場)

次に行くときは絶対に宿坊に泊ろうと思った私。真の闇の中、森に落ちる星だけを見て「綺麗だね」って言いたい。誰にだ?!

<アクセス>
武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)
東京都青梅市御岳山176番地

【公共交通機関】
JR中央線またはJR南武線でJR立川駅→(約30分)→JR青梅駅→(約20分)→JR御嶽駅
西東京バスor多摩バスでJR御嶽駅→(約10分)→ケーブル下
御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅→(6分)→御岳駅→徒歩約25分

【お車】
高速中央道八王子IC第2出口~国道411号線を青梅方面→(約50分)
圏央道青梅ICより国道411号線を奥多摩方面→(約40分)
御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅付近に駐車場の設備あり。

坂道が多いので、歩きやすい靴でお出かけください♪

written by
姉ちゃん

姉ちゃん

北関東でお神楽と地囃子をやってます!

いつか本場の阿波踊りを見に行ってみたい♪

悩みは自分の祭りとかぶると他の祭りが観に行けないこと...
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