日本の競馬場第一号の跡地を整備した根岸森林公園
イギリスを発祥の地とする競馬は、公営ギャンブルの一つではありますが、施設環境の改善が進み競馬場に足を運ぶ女性も徐々に増えてきています。日本で初めて洋式競馬場が開設されたのは、横浜市中区の根岸です。江戸時代の幕末の1866年にオープンしました。日本の競馬場第一号の横浜競馬場の跡地は根岸森林公園として整備されています。園内に残された「旧一等馬見所」や馬の博物館が競馬場の名残を留めていますが、広大な公園敷地には梅林が設けられています。例年2月上旬から下旬頃には早春の彩りで包まれ、「根岸森林公園梅まつり」が開催されています。2020年には2月15、16日に実施されましたが、2021年は新型コロナウイルス感染防止のため全てのイベントが中止となってしまいました。
根岸森林公園の正門は公園の南端、バス停の旭台近くに設けられています。門を潜ると見渡す限りの芝生広場です。元気な子どもであれば、思わず駆け出してしまうことでしょう。
「根岸森林公園梅まつり」の開催日にはポニーが姿を現す梅林
根岸森林公園の梅林は芝生広場の西に接する敷地に整備されています。約70品種で300本を超える梅が植栽され、本数では横浜市では最多の規模を誇っています。「根岸森林公園梅まつり」の開催日には、園内では野点やお琴の演奏、生け花パフォーマンスなど様々なイベントが行われる他、馬の博物館からポニーなどが現れ、ふれあい体験をすることができます。
園路やベンチや四阿が整備される梅林
梅林の敷地内には園路が整備され、ベンチや四阿も設けられています。ゆったりとした空間で、落ち着いた雰囲気で梅の花を観賞することができます。
根岸森林公園の名梅10選
根岸森林公園の梅林では約70種の梅が育っていますが、その中から名梅を10品種ご紹介します。
日本で初めて洋式競馬場が開設された横浜競馬場の跡地は、根岸森林公園に生まれ変わっています。園内には梅林が設けられ、横浜市では最多の300本を超える梅が植栽されています。