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【野沢温泉道祖神祭り】雪の中、勇壮な火祭り盛大に

【野沢温泉道祖神祭り】雪の中、勇壮な火祭り盛大に

※2020年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。
2021年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。
(2020年12月24日 編集部)

\野沢温泉道祖神祭りを速報レポート!/

野沢温泉道祖神祭りは、日本三大火祭りの一つであり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている勇壮な火祭り。
地元では‟道祖神祭りの日には、必ず雪が降る”と言い伝えられているとか。その言い伝え通り、降りしきる雪の中盛大に開催されました!迫力ある祭りの様子を現地から速報でレポートします!!
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年12月23日 編集部更新)

丹精込めて作っても、燃やすのは一瞬の「社殿」

2日がかりで建設され、上棟式を終えた「社殿」

野沢温泉道祖神祭りでは2日がかりで「社殿」の建設が行われます。
社殿はすべて木材と麻縄で作られ、釘などの金属は一切使われていないと言うから驚き!社殿は高さ約10メートル、幅は8メートルの大きさで、前日の1月14日から建設を始め、1月15日の昼頃に完成されます。

祭りの主役は「厄年」の男性たち

社殿の周りで作業をする厄年の男性たち。赤色のつなぎは42歳の皆さん。

社殿建設を始め、祭りの主役となるのは厄年の男性たち。野沢温泉村出身者や、移住してきた方を含め、現在村に住んでいる方達の手によって行われます。25歳と40歳、41歳、42歳の男性たちは、それぞれ揃いのつなぎに身を包み、雪の中を作業にあたっていました。

主役を見守るのは「保存会」の皆さん

厄年の男性たちを見守り、指導するのは保存会の皆さん。厄年を経たOBの皆さんで構成されています。

社殿建設の元棟梁であり、保存会の立ち上げをされた森紀一さん

社殿建設の「元棟梁」である森紀一さんは、保存会の立ち上げをされた方であり、野沢温泉道祖神祭りには長年携わっていらっしゃる方。今年は社殿建設を見守る立場に終始されていましたが、完成した社殿を前に「(皆が)立派に作ってくれたと思う」と話して下さいました。

祭り本番の様子をフォトレポートでお伝え!

勇壮なお祭り当日の様子を写真でご紹介します♪

祭り会場周辺のいたるところに飾られた道祖神 木製なのが特徴

奉納された「燈籠」を祭り会場まで運ぶ

燈籠を運ぶ男性

燈籠を松明が先導する

燈籠が祭り会場に到着

社殿の上には42歳の厄年の男性たちが乗り、「道祖神唄」が歌われる

「火元もらい」の儀式を経た点火用の火が間もなく会場に到着!

火元に点火!激しく燃え上がります

火元から社殿へと火を移そうとする村人VSさせまいとする厄年男性たちの攻防戦がスタート!

社殿が燃え始めました!!

メラメラと激しく燃えています!

祭り会場には外国人観光客が多数!

取材協力)野沢温泉観光協会

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祭り開催情報

名称 野沢温泉の道祖神祭り
開催場所 長野県野沢温泉村豊郷
開催日 2023年1月13日(金)、2023年1月14日(土)、2023年1月15日(日)
道祖神祭り19:00~22:00
アクセス JR北陸新幹線飯山駅から長電バス飯山・野沢線野沢グランドホテル行きで40分、野沢温泉下車、徒歩5分
関連サイト https://www.mapple.net/spot/20000495/
https://nozawakanko.jp/record/dosojin/
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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