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大蛇のお練り行事で、ワラづくりの目を惹く大蛇に遭遇!都内で気軽に行ける奇祭レポート

大蛇のお練り行事で、ワラづくりの目を惹く大蛇に遭遇!都内で気軽に行ける奇祭レポート

お祭りの舞台は「奥澤」

お祭りの舞台は世田谷区奥澤。すぐ近隣には自由が丘があると言う都会の真ん中で行われるお祭りが、今回ご紹介する「奥澤神社例大祭 大蛇のお練り行事」です!都内の奇祭とも言われるこのお祭り。どのような内容なのでしょうか?

大蛇のお練り行事は、東京都の無形民俗文化財にも登録されているお祭りです。奥澤神社の由緒は室町時代にまで遡り、世田谷郷東部の守護神として建立されたのだとか。そして時代は下り江戸時代中期。域内で疫病が発生した際に、名主の夢枕に現れた八幡様(奥澤神社の神様)のお告げによってはじまったお祭りなんだそうです。なので奥澤神社の大蛇は、別名「厄除大蛇」とも呼ばれています!

突如大都会に現れる大蛇!

お祭りが行われる9月14日の10時、奥澤神社境内から威勢よく大蛇が飛び出してきました!左右に長い身体を振りながら練り歩きます!

大蛇の身体は藁でできています。ぎょろっとした目は迫力がありますね!

この大蛇の胴体の長さは約9メートル、直径は26センチあり、重さは150キロもあるんだとか!

大蛇が町を練り歩く!

大蛇が世田谷の街並みの中を進んでいきます!一目大蛇を見ようと、地元の方がたくさん出てきました。

奥澤神社を出た大蛇は最初、東急大井町線の緑が丘駅方面へ進みます。駅まで一直線に延びるこの道は、なんと「奥沢大蛇通り」と言う名前が付いています!道路の名前になっちゃうくらい、地元の皆さんに愛されるお祭りなのですね!

大蛇が進むルートはこちらの通り。けっこう広範囲にわたって練り歩きます。

地図を見ると自由が丘が見切れているのですが、なぜかと言うと自由が丘は目黒区のためです。お祭りを行っている奥澤神社は世田谷区なので、近いですが目黒区の自由が丘までは大蛇が来ないのでご注意ください!

大蛇は住宅街をどんどん進みます!

途中このように藁を配りながら進みます。藁を手に入れると、ご利益がもらえるんだとか!

大蛇のお尻に回って見ました!藁で編まれたかわいい尻尾があるのでチェックしてみてください!

各町会の神酒所に立ち寄る

大蛇は各所に設けられた神酒所を周り、儀式を行っていきます。こちらは東睦町会の神酒所での様子です。

諏訪山睦の皆さんが町を盛り上げながら進んでいきます!

途中何度か大蛇は踏切を渡ります。お神輿が踏切を渡る光景は、都会の住宅街と言う立地ならではですね!

大蛇の宮入でクライマックス!

12時過ぎ、大蛇が奥沢駅前へ帰ってきました!あとは奥澤神社へと一直線に進み、宮入を目指します!

大蛇が奥澤神社境内へと入ってきます。狭い参道をワッショイワッショイ入ってくる様子は味があります!

拝殿の前へ到着しました。

拝殿へと入り宮入を終え、大蛇のお練り行事は終了となります!

境内を見渡すと参道にびっしり屋台が出ています!大蛇を見た後は屋台グルメや遊戯を楽しむのもいいですね!

そしてお帰りの際にはぜひ鳥居の上を見返してみてください。なんと大蛇がしめ縄の代わりに巻き付いています!

先ほど宮入を終えた大蛇は1年間拝殿に安置され、その後この鳥居のしめ縄となります。なので目の前にいるこの大蛇は、2年前のお祭りで町を練り歩いた大蛇になります!

この大蛇に見守ってもらっていたら、日々厄が払えそうですね!

奥澤神社例大祭 大蛇のお練り行事はいかがでしたでしょうか?今でこそ都会の住宅街で行われていますが、藁の大蛇が登場することからも分かるように、もともとは農村だった奥沢ではじまったお祭りになります。地名にと入ることからも水に恵まれた土地で、昭和のはじめ頃までは田地もあったんだとか。

時代と共に町の環境は変わっていきますが、お祭りの本質は変わらずに継承されてきた大蛇のお練り行事。これからも藁でつくられた、ぎょろっとした目の大蛇に登場し続けてほしいですね!

written by
高橋 佑馬

高橋 佑馬

1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!
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