さいたま市の見沼田圃区域で開催される「大宮第二公園梅まつり」
大宮第二公園は、さいたま市の見沼田圃区域に1980年に開設されました。面積約22ヘクタールの広大な敷地内には梅林が設けられ、例年2月中旬から3月中旬にかけて初春の彩りで包まれます。2020年には2月22日~3月16日の予定で「大宮第二公園梅まつり」が開催されましたが、諸般の事情により2月22日~3月8日に短縮されました。
大宮第二公園では約40品種約500本の梅が園内の北西端近くの梅林で育っています。早咲きの紅梅は12月下旬頃に開花を始めますが、梅林全体が色づき見頃となるのは2月中旬から3月中旬です。
梅林に育つ「宇治の春」、「暁枝垂」、「見驚」、「紅牡丹」、「豊後」などの銘木
梅林には数々の銘木も育ち、「宇治の春」、「暁枝垂」、「見驚」、「紅牡丹」、「豊後」などの枝ぶりや花の色や形に注目して、品種の違いを感じとることができれば、梅に対する興味も深まっていくことでしょう。
全国有数の陶器が集まる大陶器市
梅林沿いの駐車場では、大陶器市が行われます。伊万里焼、萩焼、備前焼、有田焼など全国有数の陶器が販売される大規模な市です。
多彩なイベント企画
梅林の南に建つギャラリー棟の展示室では、2月22日~28日に折り紙夢工房作品展が行われ、正面玄関では予告なしの猿回しのイベントが行われることがあります。
ギャラリー棟の東には菖蒲園、遊水池が設置され、その脇をまっすぐに延びる香りロードにも梅の香りが漂います。
まつりの期間中には、園内で多彩なイベントが企画されますが、2020年には数多くが中止となりました。訪れる直前に予定を確認したいものです。
大宮第二公園には梅林が設けられ、約40品種約500本の梅が育ち、例年2月中旬から3月中旬にかけて初春の彩りで包まれます。「宇治の春」、「暁枝垂」、「見驚」、「紅牡丹」、「豊後」などの銘木も多く、枝ぶりや花の色や形の異なる梅を楽しむことができます。