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ヤーヤ祭りが2024年2月に開催!「天下の奇祭」と言われるその見どころは?<三重県尾鷲市>

2024/1/29
2024/3/1
ヤーヤ祭りが2024年2月に開催!「天下の奇祭」と言われるその見どころは?<三重県尾鷲市>

奇祭といえばどんな祭りを思い浮かべますか?奇祭には地域独自の風変わりな祭りという意味があります。例えば、数千人の裸男がもみ合う愛知の「国府宮はだか祭」やところかまわずうじ虫のように寝転がる「うなごうじ祭」など、さまざまなお祭りが存在します。

そのような中、この度ご紹介する奇祭の舞台は三重県尾鷲市。この地に受け継がれる奇祭「ヤーヤ祭り」は大声で荒ぶる白装束の男が押し合う奇祭っぷりです。近日2024年2月の開催に向けて、この奇祭の魅力に迫っていきましょう!

天下の奇祭!ヤーヤ祭りとは

まずはヤーヤ祭りの基礎情報と見所について触れていきます。

気になるのは「ヤーヤ祭り」という呼び方。なんだか、とても威勢の良い掛け声のような印象ですね。この呼び名の由来は、武士が合戦の時に名乗りをあげる「ヤーヤー我こそは…」から来ているのだとか。

ヤーヤ祭りの起源を紐解くと、戦国時代に尾鷲の地にいた地侍衆が尾鷲神社の大神等の武運にすがり、合戦に大勝利した事を後世まで語り継ぐために始まったとされています。もともと尾鷲神社では鎌倉時代の頃から例大祭などが行われていたそうですが、これに「練り、大名行列、手踊り」などを取り入れて賑わいが作り出され、今のヤーヤ祭りができました。

現在、この祭りは2月1日から5日の期間で行われており、各種神事や出し物が行われます。気になる見所を中心に見ていきましょう。

荒々しい声と押し合い「練り」

2月2日から4日の3日間は、午後7時頃から練りという行事が行われます。20町の若者達「ヤーヤ衆」が集団を組んで、「チョウサ・チョウサ」の荒々しい声とともに押し合います!この勇壮果敢な様子は、祭り一番の見どころであり、非常に賑わいます。このチョウサには無事に年を越したという“超歳”の意味があるなどの説があります。

身を清める「垢離かき」

練りが終わるとその流れで、暗闇に薄暗く高張提灯が灯り照らされる中、海水で手を清めます。この行事にはその後に行われる尾鷲神社参拝のために、身体を清める禊祓の意味が込められています。

神社に向けての大行進「大名行列 / 道中手踊り」

最終日の5日は、午前9時30分に神社で例大祭を執り行います。その後に町へ戻り、槍・鉄砲隊に囲まれた大名行列が進行したり、手踊りが行われたりします。尾鷲神社へこれらは再び向かい、そして、境内において宮上がりした順番に、子役の薙刀振りや手踊りなどが披露されます。300年以上もの歴史を持つ伝統行事として地元の方々によって継承されてきた尾鷲地域の天下の奇祭「ヤーヤ祭り」をぜひこの機会に体感ください。

三重県尾鷲までのアクセスは?

鉄道でのお越しの方は、JR西日本、紀勢本線「尾鷲駅」にて下車ください。駅より歩くこと約12分でメイン会場となる尾鷲神社に到着します。
お車の場合は、伊勢自動車道から紀勢自動車道・熊野尾鷲道路を経て、尾鷲インターで降りて直進、約5分となります。

さて、ここまで尾鷲を奇祭が行われるお祭りの地としてご紹介してきましたが、港町・尾鷲といえば、風光明媚な景色やグルメが楽しめることでも知られています。尾鷲神社には巨大な大楠がそびえ、そして、社殿は伝統的で立派な木造の建築物です。御朱印をいただくこともできます。お祭りと共に尾鷲観光もお楽しみください!

オマツリジャパンからの推奨コメント

このお祭りは神社の祭祀を支える村落内組織「宮座」や、祭りを執行する「梼屋(頭屋・当屋とも)」制が現存しています。かつては日本全般で見られ、特に戦後に入り姿を消した、これら日本の古態を維持している祭りはそうはありません。そして最大の見せ場「練り」での、白装束に身を包んだ男衆による勇猛で荒々しく激しいぶつかり合いと「チョウサじゃ!」の掛け声は必見。「奇祭」と称される所以をぜひ現地・尾鷲でご体感ください。

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