4月12日は「パンの記念日」。パン食普及協会が、昭和58年に定めたそうです。なぜ、4月12日なのか?それは、1842年4月12日に、伊豆韮山の代官、江川太郎左衛門が、本格的にパン製造を行い、第一号のパンを焼き上げた事にあるそうです。そんな「パンの記念日」にちなんで、オマツリジャパンでは「ご当地パン×お祭り」の魅力をお伝えして行こうと思います。今回、選んだパンは、神奈川県横須賀市のご当地パン!4月8日放送の「ケンミンショー」でも放映されていました、話題の「ポテチパン」です!
神奈川県横須賀市
横須賀市は、神奈川県南東部に位置する三浦半島の中心部分を大きく占める場所にあります。都心からのアクセスは良好。アメリカ海軍の基地や海上自衛隊の船が往来し、異国情緒にあふれたスポットも多く、港町ならではの文化が楽しめる街です。
横須賀市民が愛するポテチパンとは?
横須賀と言えば、「海軍カレー」や「ネイビーバーガー」など、魅力的なグルメがたくさんあります!しかし!そんな横須賀には、老若男女に愛されているご当地パンがあります!その名は……「ポテチパン」なのであります!「ポテチパン」は名前の通り、ポテトチップスが挟まれたお総菜パン!横須賀市内のパン屋さん数店舗で購入することが出来ますが、今回は、横須賀市在住の著者がオススメの「中井パン」さんの「ポテチパン」をご紹介いたします。
「中井パン」は、京浜急行県立大学駅から徒歩8分ほどの場所にあります。昭和28年創業の老舗のパン屋さん。
「ポテチパン」の誕生は50年以上前で、割れて売り物にならないポテトチップスを「何とかならないか?」と相談されたのがきっかけ。キャベツとマヨネーズで和えてパンに挟んだのが始まりだそうです。
現在「ポテチパン」は1つ162円(税込)で販売されていて、横須賀市民のソウルフードとして定着しています。今では、県外からのお客さまにも人気で1日300個以上、販売する日もあるそうです。
ポテチパンを実食レポート!
「中井パン」のポテチパンは、楕円形のコッペパン。よく焼かれた少し固めなパンが特徴!中には、ポテトチップス、キャベツ、にんじんをマヨネーズ、塩、胡椒、青海苔で和えています。パンにはからしとマヨネーズとバターが塗ってあるそうで、サンドされているものは、本当にシンプル!「ポテチパン」そのままなのです!
中を開けると思った以上にポテトチップスが入っている事がわかります。キャベツやにんじんのシャキシャキ感に、水分を含んだポテトチップス。しかし、思ったよりシナシナではなく、ほどよくパリ感も残っています。後味にからしの風味と青海苔の香りもプラスされ、マヨネーズやバターなどのオイリー感が、癖になってしまう。そんなパンです!初めて食べても懐かしい、そしてまたリピートしたくなる「ポテチパン」ぜひ、横須賀で召し上がってみてくださいね!
横須賀市で開催されるパン祭り!
そんな、横須賀で、不定期で開催されているのが、「よこすかパンまつり」横須賀の軍港が見渡せる、ヴェルニー公園などで開催されており、市内の人気店や三浦半島のパン屋さんが一同に出店し、人気のパンが購入出来る為、毎回即完売のイベントです。
現在は、新型コロナウイルス感染予防対策でイベントは2019年以降開催されていませんが、またこのような横須賀らしいイベントが開催されることを切に願います!
まとめ
いかがだったでしょうか??横須賀市のご当地パン「ポテチパン」をご紹介いたしました。中井パン以外にもこの「ポテチパン」を販売しているパン屋さんがあるので、食べ比べしてみるのもオススメ!お気に入りの「ポテチパン」をぜひ、探してみてはいかがでしょうか??