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桜まつり 国際文化会館 -旧岩崎邸庭園に咲く美しい桜と春の食事-

更新日:2021/3/30 ちゃそっこ
桜まつり 国際文化会館 -旧岩崎邸庭園に咲く美しい桜と春の食事-

3月22日(月)に国際文化会館まで桜を見に行って来ました。国際文化会館はセミナーやイベント等のきっかけがないと、中々足を運ぶ機会がない方が殆どかと思いますが、国際文化会館にある旧岩崎邸庭園は港区の名勝にも指定されている歴史的な場所で、とても風情があります。1度は行って、綺麗な庭園を見ながら、美味しいスイーツなどを食べながらお花見を楽しみたい場所でもあります。都会のオアシスのような、落ち着いた雰囲気で、レストランもゆったりと過ごせるので、新型コロナ禍でも大きな心配なくお花見を楽しめる場所です。その様子をレポートいたします。

国際文化会館についての紹介

東京メトロ南北線 麻布十番駅から六本木ヒルズ方面に歩いていき、酉の市等が行われる十番稲荷神社を通り過ぎた辺りに鳥居坂があります。鳥居坂の由来は諸説あり、江戸時代に鳥居家の屋敷があったため、氷川神社の二の鳥居や三の鳥居があったためとも言われておりますが、とにかく急な坂道で、自転車で駆け上がるのはかなり難しいぐらいの坂です。こちらを登っていくと国際文化会館が見えて来ます。

国際文化会館の看板前までやって来ました。正式名称「公益財団法人国際文化会館」は、主として文化、学術、教育などの分野において、各種の国際交流事業を実施したり、その事業を支える国際交流の場としての施設維持運営を行っています。日本と世界の人々の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立されました。

HPによると、国際文化会館の庭園と敷地は、江戸時代から幕末にかけて多度津藩(現香川県)藩主の江戸屋敷であったそうです。その後、明治初期にはビール等の西洋伝来のアルコールを好んだことで知られる井上馨侯爵の所有となり、1887年(明治20年)4月、邸内に茶室八窓庵を移築した折、明治天皇、皇后、皇太后、各国大使をお迎えしてのお披露目が盛大に催され、その際九代目市川團十郎等の一流の役者により、庶民文化であった歌舞伎を初めて天皇が御覧になり、これにより歌舞伎興隆のきっかけとなったそうです。その後、久邇宮邸(香淳皇后は、この邸でお生まれに)、赤星鉄馬邸、岩崎小彌太邸と変遷し、戦後は国有地となっていたものを国際文化会館が払い下げを受け今日に到ったとのことです。

旧岩崎邸庭園の桜について

こちらが国際文化会館にある旧岩崎邸庭園となります。晴れているともっと綺麗に見えますが、庭園からは六本木ヒルズや東京タワーを見ることが出来ます。桜が満開に咲いている状態ではありませんが、四季折々の植物、池、石塔等が日本の庭園を美しく彩っております。現在の庭園は、昭和5年に岩崎小彌太が日本屈指の、京都の名造園家「植治」の7代目小川治兵衛に作庭を依頼したものだそうです。桃山時代あるいは江戸初期の名残りを留めている近代庭園の傑作として知られているそうです。ここからは庭園の様子を何枚かお楽しみ下さい。

植治の日本庭園が美しくあります。池には鯉もおり、真ん中の辺りに桜が咲いているのがお分かりになるかと思います。

こちら右上の茶色い建物は国際文化会館の図書室の入って居る建物になり、その下の少し和風の建物はレストランSAKURAになります。後程レストランのメニューを紹介したいと思います。

東京タワーだけでなく、六本木ヒルズを見ることも出来ます。植治の日本庭園の景観を損なうことなく、まちの進化が、この庭園に新しい彩を与えます。「名勝」とは、日本における文化財の種類のひとつで、芸術上、または観賞上価値が高い土地について、日本国および地方公共団体が指定を行ったものですが、正に名前の通りだなと思いました。

ここからは庭園の桜を写真でお楽しみ頂ければと思います。

桜に関する美味しい企画

▼ ティーラウンジ「ザ・ガーデン」

桜を見た後は、桜にちなんだ料理やデザートを楽しもうと、ザ・ガーデンに行って来ました。スウィーツ関係は手頃な料金設定になっていて、お財布にも優しいです。

紅茶とセットでサクラとベリーのタルトを注文してみました。上品な見た目で、色つやもいい感じです。

『美味しんぼ』や『ミスター味っ子』の様な気の利いた、インパクトのある台詞は言えませんが。一言であらわすと、大変美味しかったです笑  いちごの味が酸っぱすぎず、桜などの甘い部分と美味しい調和を生み出していました。タルトの部分も程よいサクサク感で、中のクリームも柔らかすぎず、硬すぎず、丁度良い甘さで、正に国際文化会館と旧岩崎邸庭園の調和のような味でした。

ランチメニューのガーデンお花見ちらしのチラシがありました。ディナーでは、夜桜ステーキセットもあるようです。高めではありますが、とても美味しそうです。

■ メニュー https://www.i-house.or.jp/facilities/tealounge/menu/
※メニューは予告なく変更になる場合がございます。

レストランSAKURA

こちらはレストランSAKURAのお花見ランチコースになります。少し高めではありますが、コースの料理がとても美味しそうです。夜には夜桜フレンチコースが楽しめるようです。お花見が終わったら、また新しい企画コースを楽しむことが出来るのでしょうか。

■ メニュー  https://www.i-house.or.jp/facilities/restaurant/menu/

取材を終えての所感

国際文化会館の図書館に飾られていると言う新渡戸稲造さんが書した「晴耕雨読」。晴れた日は畑に出て耕作し、雨の日は家にいて読書をすると言った、田園に閑居する文人の生活のことを指す熟語です。最近は桜のシーズンで、晴れた日は西東京エリアの桜を見に行って、雨の日でも大体何処かは桜を見ることができるので23区に散歩に行ってという感じですが、国際文化会館のような歴史的かつ最先端な場所で、リーズナブルにお花見が出来ることは珍しいので有難い場所だなと思いました。歴史的な場所だと、庭園だけだったりしますが、国際文化会館は歴史と最先端が同居する珍しい場所となります。是非1度はお花見に行って、桜を見ながら国際文化会館の歴史等を楽しんでみて下さい。

ちゃそっこ
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
東京を中心にお祭り巡りをしている、ちゃそっこです。町内のお祭りから建国記念パレードまで楽しそうなお祭りであれば、大体何処にでも出現します。悩みは夏祭りの予定かぶり。※2021年5月ライター契約終了。2021年6月~フリーライター

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