千葉県佐倉市の佐倉ふるさと広場で、佐倉チューリップフェスタが開幕!今年2023年は、3月29日~4月23日まで入場無料で行われます。
ここからは、2021年の現地の様子をお届けしますので、ぜひお出かけの参考になさってください。
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印旛沼岸にオランダ風車を設置する佐倉ふるさと広場
現代の私たちの生活は海外から輸入される様々な農作物や工業製品がなければ成り立たないでしょう。生活必需品ばかりでなく観賞用の草花も盛んに貿易されています。「パンを2つ買うお金があったらパンを一つと花を買う」という言葉があるオランダは世界でも屈指の花の国です。チューリップを国の花とするオランダでは様々な品種改良が重ねられ、魅力的なチューリップが輸出されています。
千葉県佐倉市の印旛沼岸にオランダ風車を設置する佐倉ふるさと広場では、例年4月上旬から下旬の3週間前後に「佐倉チューリップフェスタ」が開催されています。
「佐倉チューリップフェスタ」の期間中に運行される直通のシャトルバス
「佐倉チューリップフェスタ」の会場となる佐倉ふるさと広場は、京成佐倉駅から北西に約3キロの印旛沼沿いを整備した広場です。駅から会場に向かう路線バスもありますが、「佐倉チューリップフェスタ」の期間中は直通のシャトルバスが運行されます。
オランダ風車の南の広大な敷地を隙間なく埋め尽くすチューリップ
佐倉ふるさと広場では、オランダ風車の南の広大な敷地を隙間なくチューリップの花が埋め尽くします。色とりどりのチューリップは、約40種類、約30万本で、関東地方では最大級の規模です。
広場には数え切れない花壇が平行に整然と並んでいます。花壇ごとに品種が異なるため、縦に眺めると一つ一つの品種の特徴を観察することができます。
縦、横ばかりでなく、斜めの角度から眺めるとチューリップの花の印象も変わってくるかもしれません。
風を受けて羽根が回転するオランダ風車
佐倉ふるさと広場のシンボルとなっているのがオランダ風車です。国内では3つしかないオランダ風車は、外観を眺めるだけではなく中に入ることができます。中央では風によって回転する風車の羽根の力を水汲みの動きに変える歯車がゆっくりと回っています。風車の羽根越しのチューリップの花も珍しいと言えるでしょう。
千葉県佐倉市の印旛沼岸に整備された佐倉ふるさと広場は、例年4月上旬から下旬にかけてシンボルのオランダ風車の南をチューリップの花が隙間なく埋め尽くします。約40種類、約30万本のチューリップ畑は、関東地方では最大級の規模です。