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個人で花火大会を開催したい人も必見!岩手県花巻市でスタートアップハナビが行われました。

個人で花火大会を開催したい人も必見!岩手県花巻市でスタートアップハナビが行われました。

皆さんこんにちは。ぱん太郎(佐藤勇人)です。

コロナウィルスによるイベントの延期、中止が昨年から続いています。

花火大会も例外ではなく、秋田県が誇る大曲の花火も2年連続の中止…

秋田県だけでなく、全国の花火大会も相次いで中止や延期になっており、多くの花火師も窮地に立たされています。

そんな中“ありがとう”の気持ちを支援で返したいと多くの方々の支援、協力のもと花巻市にて花火が打ち上がりました。

今回は花火の打ち上げってどんなことをしなければならないの?といったこともご紹介しますので、

「花火打ち上げたいんだけど、何から手を付けたらいいのかわからない」といった人もきっと参考になるはずです。

スタートアップハナビって?

ウィズコロナに合わせたスタイルで花火大会を開ける!そんなモデルケースを日本中に発信し、大規模でなくても花火は打ち上げることができる、花火を身近に感じることができるきっかけを作りたい。そして今まで多くの笑顔をくれた花火師に感謝を伝えたい。という思いのもと企画、開催された花火大会になります。

 

花火大会といえば県や市町村が企画した大規模なものを想像すると思いますが、

このスタートアップハナビは個人で企画した花火大会です。

「個人でもここまでの花火大会が開催できるんだな」そう思わせてくれる素晴らしい花火大会でした。

スタートアップハナビ当日の様子

当日は天候にも恵まれ、約200人の地元の人達や協賛者のみなさんが花火を見に来ていました。

コロナ対策をしっかり行い、花火大会だけでなく鹿踊(ししおどり)などの郷土芸能も見られ、このご時世において貴重なイベントになり、たくさんの人が喜んでくれたと思います。

花火の打ち上げ場所や観覧場所の様子も頑張って撮影してきました。

岩手県の郷土芸能 鹿踊(ししおどり)

打ち上げ場所

会場の様子

花火の打ち上げが始まると周囲からは歓声と笑い声が聞こえ、「花火には人を笑顔にする」そんな力を改めて感じました。

当日の素晴らしい花火の映像と写真を掲載しましたのでぜひご覧ください。

(秋田県)響屋大曲煙火 昇分砲付パステル千輪

(秋田県)小松煙火工業 オレンジ芯彩麗華

(秋田県)和火屋 芯入グラデーション

(福島県)糸井火工 スノードロップ

(秋田県)響屋大曲煙火 翡翠を散りばめたペンダント

(秋田県)響屋大曲煙火 翡翠を散りばめたペンダント

(秋田県)響屋大曲煙火 ターコイズブルーを散りばめたペンダント

スターマイン

主催者にインタビュー!花火大会を開催するには?気を付けるポイントは?

主催者の愛木敬介氏

今回は主催者である花火鑑賞士の愛木敬介氏に様々なお話を伺うことができたので御紹介します。もしかしたら記事を読んだ人もいるかもしれませんが、彼はオマツリジャパンで花火ライターも行っております(笑)

Q.1 スタートアップハナビを企画、開催するにあたってどのような流れで活動をしましたか?

A.1  開催を決めたのは今年の2月です。変異種の拡大・ワクチン接種の遅れから、2021年も花火大会は全滅状態になると確信した為、新しい形での大会を造り、それを全国に発信しようと思い、打ち上げを決めました。

まず、打ち上げ場所の管理者へ直接相談し、ご理解と協力を得ました。

次に花火打ち上げ支援サイトであるハナビジャパンへ相談しました。このサイトは日本全国にネットワークがあり、花火を打ち上げたい人と会場・花火師をつなげてもらう事が可能であり、今回の様なプライベート花火を開催するには実績が豊富で最適です。

また、代表の中嶌結希氏は製造から特殊な打上演出まで、幅広い知識と豊富な経験があり、北海道のモエレ沼芸術花火、愛知県の名港水上芸術花火など、いわゆる芸術花火シリーズでも活躍しております。

続いて役所などに許可を得る為の各種手続きの方法を教えて貰いました。提出する書類はほとんどハナビジャパンで作成してくれたので、それを各機関に提出し、花火大会の開催における状況を説明してきました。

そして花火大会のおおよその予算を決め、その中でどう言った花火を打ち上げるのかプログラムを作成しました。また花火が始まる前のイベントとして岩手県の郷土芸能の鹿踊(ししおどり)をやってくれる団体、花火のオープニングの曲にあわせて歌ってくれる歌手への出演を打診しました。

また、花火の予算を増やすためにクラウドファンディングにも挑戦しました。クラウド事情に詳しい知人に相談し、アドバイスを受けて目標金額や文章を決めました。実際に募集したクラウドファンディングサイトはこちら。

クラウドファンディングサイトの公開後にSNSやブログで想いを伝えたところ、多くの方から目標金額以上にご支援を頂きました。

 

Q.2  花火大会を開催する際にあたって意識したことはありますか?

A.2  大会の始まりから終わりまで、トラブルや不満、人や車の渋滞が起きないか、何度もシミュレーションを行い、花火好き・写真好き・お祭り好き、すべての人が楽しんでもらえるイベントにする為に花火大会の内容を熟考しました。

当日は、受付時のトラブル対応や来場者への案内、駐車場の状況把握など、花火大会に協力してくれたボランティアスタッフの全体の動きを把握し、イベントが滞ることのないように意識しました。

Q.3  実際に花火大会をやってみてどんな思いを感じましたか?

A.3  集まってくれた人、全員が満面の笑みでした。会場は歓喜の空気が漂い、まさに幸せ空間。

みんな花火大会を待ち望んでおり、大変だったけどやって良かった!と、やりがいを感じました。

支援してくれた方、当日のボランティアをしてくれた方。誰一人欠けても、成功できませんでした。

協力してくれた方全てに、本当に感謝でいっぱいです!

 

Q.4  これから花火を打ち上げたいと思っている人たちに向けてのアドバイスはありますか?

A.4  とにかく色々と考えず突っ走ってみる事です!一度走り出したら、あとは前進あるのみです。

まず最初に開催できる場所探しには苦労します。毎日、グーグルマップの衛星写真とにらめっこし、現地へ行ってみて、できそうかどうかを視察します。

花火の打ち上げに安全な距離が取れるか、周りに民家が少ないか、駐車場はあるかなど、いろいろ条件があります。アドバイスとしては国交省直轄の河川敷が火災の心配も少なくベターです。

また、花火玉が75発以下の小規模・少額の打ち上げで済む”消防署への届出”の範囲であれば、ハードルはもっと低いです。花火大会のイベントではなく、花火の上げのみに専念をすれば、初めてでも全く問題ありません。

なお、花火大会において一番大切なのはお金を出してくれるスポンサーなので、支援者からの質問などのレスポンスは早めが肝心です。

皆さんもぜひ参考にして花火を企画してみてください!まずはハナビジャパンに相談です!

スタートアップハナビを終えて…

コロナ禍が今も続いている中どうにかして花火業界の助けになりたい。

そして花火で多くの人を笑顔にしたい。ウィズコロナの成功例として日本全国に発信したい。

多くの思いが詰まったスタートアップハナビでした。

また個人で花火を打ち上げてみたいという人もきっと全国にいると思います。

そういった人たちの助けになれば嬉しい限りです。

最後になりましたが、ここまでご覧になっていただきありがとうございました。

ぱん太郎(佐藤勇人)
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
秋田県で花火の撮影を主としています。日本の伝統文化である「花火」の良さを皆さんに届けられるよう頑張ります!

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