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高輪ゲートウェイフェスト  -テクノロジー×食×文化-

2020/12/30
2021/1/4
高輪ゲートウェイフェスト  -テクノロジー×食×文化-

今年は新型コロナの影響で大変な年でしたが、2020年3月14日にJR高輪ゲートウェイ暫定開業(2024年本格開業)等、おめでたいことも沢山ありました。
イベント関連で言うと、2020年7月14日(火)から9月6日(日)まで開催された「高輪ゲートウェイフェスト」は新型コロナ対策を実施しながら行う先進的なイベントとなりました。入場予約制等、上手く入場制限をしながら、ソーシャルディスタンスを十分保てる盆踊りを実施する等、難しい環境の中、皆さんが安全・安心に楽しめるイベントを提供していたと思います。このエリアは、品川駅北周辺地区土地区画整理事業として、新たな国際交流拠点を目指して大規模な都市開発も進み、2024年に本格開業するとのことで、どんどん盛り上がって行くエリアです。
という訳で、寒くなって来る時期でもありますし、夏の高輪ゲートウェイフェストを振り返ってみたいと思います。

JR高輪ゲートウェイ駅の様子

3月14日の開業イベントを振り返ってみると、開業記念スタンプ等、色々ありました。30駅目のお祝いとして盛大な催し物がある予定だったようですが、この頃から新型コロナの影響が更に強くなり、この10日後の3月24日に東京五輪延期が決定したのでありました。

開業記念切符を買おうと、長蛇の列が出来ています。何と新型コロナ禍でも約150分待ち。この頃はマスク需要が先行しており、ソーシャルディスタンスや入場制限等はまちまちだった時期のように記憶しています。東京五輪が延期になり、4月7日には特措法に基づき「緊急事態宣言」が発令されました。駅構内は綺麗な展示物が飾られ、来訪者の皆さんを楽しませており、AI無人決済コンビニもある等、IT業界やコンビニ業界界隈を賑やかしました。

テクノロジーを積極的に活用

トヨタのパーソナルモビリティを体験しましたが、予約がかなり入っていて人気の試乗会だったようです。インストラクターのレクチャーを受けたら、実際に会場内を走り回ることができました。他の来訪者からかなり目立って見えたと思いますが、傍から見てもとても楽しそうな乗り物なので、いい宣伝役にも成れたような気がします笑

今回は試乗体験ということもあり、速度がかなり制限されていましたが、もっとスピードが出せればかなり便利です。ただ体を守るものがないので、どのぐらいのスピードまでが適切かは調整が必要だなと思いました。

エンターテイメントな食の体験

エンターテインメントレストラン「J-WAVE ニホンモノラウンジ」。世界最大級の酒イベント「クラフト サケ ウィーク」とコラボレーションし、計159蔵が週替わりで異なる日本酒を用意され、また通常では予約が困難な人気レストランを含む日本最高峰のレストランが手掛けた、日本酒に合わせたメニューも提供されていた様子。残念ながらライターは食す機会を逸してしまいました。また、和ものの食器販売等が行われていたり、ステージではJ-WAVEのイベントが行われたりもしていました。
参考:Fasion Press

工夫を凝らした展示や日本文化の体験

ライターが到着した頃には殆ど溶けていましたが、雪国の氷を活用した「COOL IT DOWN プロジェクト」の展示もありました。HP等によると、年々深刻さを増す地球温暖化の対策として、北海道オホーツク海に漂着する流氷と富山県の雪を採取し、真夏の東京や関東圏で活用・設置することで、大気や体感温度がどのくらい下がり冷却効果が見込めるかを測定をする実証実験プロジェクトとのこと。古くて新しい感じがします。他にもデジタルアートミュージアムや日本初上陸の屋外インスタレーション等、コロナ禍でも楽しめるものが沢山準備されていました。
参考:ロボスタ

今年はコロナ禍で何処も盆踊りは駄目かなと思っておりましたが、高輪ゲートウェイフェストが先陣を切って盆踊りを実施してくれました。9月中旬迄はイベント人数等の制限がかなりされていた時期でしたので、どのような実施であれば安全かと言った試験的な部分もあったものと思われますが、このぐらいの時期からオンラインや中野駅前大盆踊り大会のような限定的な盆踊り開催がされはじめたように記憶しています。

動画では大江戸東京音頭で皆さん頑張って踊っています。東京音頭は色々なバージョンがありますが、あまり体系的に整理されていないように思われますので、好みのバージョン探すのが結構大変です笑  盆踊りとその楽曲も、整理して引き継がれていくといいなあと思いました。

簡単ではございましたが、今年一年の新型コロナ対策の動きも交えながら、高輪ゲートウェイフェスト等の紹介をさせていただきました。執筆時点12月ですが、また新型コロナの感染者数が記録更新状態で、これからどうなっていくのでしょうか。

 

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