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東北の七夕をご紹介!8月にド派手な灯籠とそうめんを楽しむのが東北式!?

東北の七夕をご紹介!8月にド派手な灯籠とそうめんを楽しむのが東北式!?

みなさんは「七夕」と言えば何を連想しますか?一般的に七夕と言えば短冊を吊るした「笹飾り」や七夕まつりの会場で見られる「吹き流し」などですが、東北地方では独自の進化を遂げた七夕があることをご存知でしょうか。
今回の記事では東北地方で定番の風習をまとめてご紹介。七夕の概念がくつがえされるような意外なものも?

超豪華で巨大な灯籠が東北式!?

岩手、秋田、青森では煌びやかにライトアップした山車が登場する「ねぶた祭り」のような七夕があります。
それもそのはず。ねぶた祭りも七夕が由来と言われているんです。

ねぶた祭りの由来とされる灯籠流しの一種「ねぶり流し」は、秋の収穫期前に作業の天敵である眠気を祓うため、ロウソクを紙の灯篭に入れて川に流して豊作を祈願するという意味で行われていました。ねぶた祭りのフィナーレに行われる海上運行もその流れを汲むとされ、他の七夕まつりでも同様の風習が見られます。
この「ねぶり流し」の風習は全国にありましたが、特に盛んだった東北地方にて独自の発展を遂げ、ねぶた祭りを代表とする巨大な灯籠のお祭りへと発展していったとの説が有力なようです。

東北では8月初旬の七夕まつりが当たり前?

七夕まつりといえば77日と思われがちですが、東北地方では8月7日のほうが一般的。仙台七夕も8月です。
新暦から1ヶ月遅れで行う中歴(月遅れ)の行事と呼ばれ、旧暦からの切り替わりを受けて8月に行うようになったようです。
梅雨明け後であることや夏休み期間であること、旧暦で行われていた8月に近いことなど、様々なメリットがありますね。

東北地方では七夕にそうめんを食べる?

実は77日は「そうめんの日」でもあるってみなさんご存知でしたか?筆者は知りませんでした
仙台を中心に、東北・北海道ではよく知られた風習で、古代中国の言い伝えから無業息災を願って食べられる習慣があるとのこと。昭和57年には全国乾麺協同組合連合会という団体が77日を「そうめんの日」に定めています。

七夕は行事食のイメージがなかったのですが、せっかくなのでこれからはそうめんをチョイスしてみようと思います。東北にあやかるなら、鯖の水煮やツナをめんつゆに入れて食べる「山形スタイル」がオススメです!

そうめん

東北ならではの七夕まつりをご紹介!

陸前高田の「うごく七夕」&「けんか七夕」は不屈の象徴

岩手県の沿岸部にある陸前高田市では豪華絢爛にライトアップされた山車が引き回される「うごく七夕」と七夕飾りをあしらった2台の山車が激しくぶつかり合う「けんか七夕」が同日に開催されます。
江戸時代より900年に渡りこの地の人々に親しまれるお祭りですが、東日本大震災の津波で山車の大半が流されてしまいまいした。
しかし中止することなくお祭りを続け、地元の熱意と全国から支援を受けて山車も復活。装飾は地元の人たちが公民館に集まってみんなで行い、震災で壊滅した街で人々を再びつなぐ役割も果たしています。
震災からの復興を目指す特別な想いがこもった情熱あふれるこのお祭りは、2018年も87日に開催されます。

うごく七夕出典:陸前高田市観光物産協会

けんか七夕出典:陸前高田市観光物産協会

【2018開催情報】
日時:2018年8月7日(火)
場所:岩手県陸前高田市高田町(うごく七夕)・気仙町(けんか七夕)
アクセス(車):東北自動車道「一関I.C」より約1時間20分
アクセス(鉄道・BRT):東北新幹線「一関」駅より約1時間30分

能代七夕「天空の不夜城」では城を模した巨大な灯籠が動きだす

秋田県北部に位置する能代市で行われる七夕まつりでは、城をあしらった超ド派手な山車「天空の不夜城」を楽しむことができます。
平成26年に制作された「愛季(ちかすえ)」の全高はなんと24.1m9階建マンションほどの山車が市内の中心を運行します。
もう1台の「嘉六(かろく)」も17.6mと迫力満点。大きさだけでなく、細部にこだわった装飾にもぜひご注目ください。
盛大にライトアップされた巨大灯籠に圧倒されること間違いなしのこの山車は、20188/3(金)・8/4(土)に運行されます。

【2018開催情報】
日時:2018年8月3日(金)・4(土)
場所:秋田県能代市(能代市街中心部)
アクセス(鉄道):東北新幹線「秋田」駅よりJR線で約1時間
http://www.noshiro-huyajou.jp/

福島県いわき市「平七夕まつり」は独自の文化を楽しめるバラエティに富んだお祭り

商店街の皆さんの手によって作られる笹飾りやたくさんの露店でいわきの街が賑わいます。
七夕まつりの華やかな雰囲気もさることながら、地元の文化を色濃く反映したイベントの数々がこのお祭りの魅力。
会場で披露される「じゃんがら念仏踊り」は江戸時代より伝わる地元の夏の風物詩。
「いわき市民のだれもが気軽に参加して、楽しく踊れる」をコンセプトとした「いわきおどり」も行われます。

いわきおどり出典:いわき市 観光情報サイト

【2018開催情報】
日時:2018年8月6日(月)〜8(水)
場所:福島県いわき市(いわき市街中心部)
アクセス(鉄道):東京からJR常磐線で約2時間30分

この他にも北海道の七夕には「ロウソクもらい」という風習があったり、鹿児島の「市来七夕まつり」では鹿・虎・牛・鶴の張り子が踊ったりと、全国には独自の文化を持つ七夕がたくさん。ぜひあなたの街の変わった風習もぜひオマツリジャパンにご紹介ください!

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