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御朱印集めに必須アイテムの朱印帳
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものですが、そのためには朱印帳が必要です。蛇腹折りの紙面に参詣した順に御朱印が記されていくと愛着も増していくことでしょう。御朱印の受付にはオリジナルの朱印帳を準備しているところもあります。東京都千代田区に社殿を構える神田明神には多種類の朱印帳が準備されています。
神田明神で御朱印を頂くことができるのは、御神殿の西に隣接する文化交流館です。
長い歴史をもつ神田明神の境内にモダンなデザインで設置される文化交流館
神田明神の文化交流館は、730年頃に創建された神社の伝統のイメージからは、かけ離れた設計となっています。モダンなデザインが施された開放的な空間にはカフェなども併設し、観光地のショップのような雰囲気を漂わせています。
文化交流館には10種類を超える朱印帳が並んでいるので、好みの一冊を見つけることができるでしょう。
朱印帳の表紙に描かれる江戸浮世絵や桜
朱印帳で最も気になるのが、表紙のデザインでしょう。神田明神では和の情緒が漂う歌川広重や葛飾北斎、歌川国芳の江戸浮世絵、鳥獣人物戯画の他、夜桜や玉桜が描かれた朱印帳を揃えています。
手にしたときの感触を柔らかなものにしたい場合は、てぬぐい生地の朱印帳がいいかもしれません。
紙質にもこだわりをもつ伝統工芸紙や手染友禅和紙を用いた朱印帳
朱印帳の中の紙質にもこだわりを持つ方のためには、伝統工芸紙のものが準備されています。紙に新漆とよばれる、かぶれにくい漆を重ね、美しい模様と、豊かな質感をもたせているのです。
手染友禅和紙を用いた朱印帳には、古都京都の雅な雰囲気が漂っているようです。
東京都千代田区の神田明神にはモダンなデザインの文化交流館が設けられています。観光地のショップのような館内には10種類を超える朱印帳が並んでいます。表紙のデザインや紙質のバラエティー豊富に取り揃えられているので、きっとお気に入りの一冊が見つかることでしょう。