2020年1月24日は東京オリンピック・パラリンピックの開催まで半年に迫る節目となります。今回は、お台場にて記念花火も行われるとの事なのでオマツリジャパンも取材に入らせて頂きました。
その様子を詳細にレポートしましたので、読者のみなさんも日本国民の一員としてスポーツの祭典である東京オリンピック・パラリンピックを応援し、期待感を高めて頂きたいものです。
記念セレモニー
18:15より30分ほどヒルトン東京お台場にて関係者による記念セレモニーが行われました。主催である小池都知事を始め、来賓の方々による東京オリンピック・パラリンピックについての想いをそれぞれ語って頂きました。この項目では特筆すべき箇所を抜粋してみました。
<主 催>
小池百合子 東京都知事
<共 催>
山本隆 東京2020組織委員会副事務総長
<来 賓>
山下泰裕 公益財団法人日本オリンピック委員会会長
鳥原光憲 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会会長
武井雅昭 港区長
山﨑孝明 江東区長
和氣正典 品川区副区長
石川良一 東京都議会議長
橘正剛 東京都議会副議長
小山くにひこ 東京都議会オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員会委員長
東村邦浩 東京都議会2020年オリンピック・パラリンピックを成功させる議員連盟会長
<アスリート>
丸山桂里奈 オリンピアン・女子サッカーアテネ2004大会、北京2008大会、ロンドン2012大会
岩渕幸洋 パラリンピアン・卓球リオ2016大会/東京アスリート認定選手
小池百合子 東京都知事
ハード面である東京都の競技会場については2月に東京アクアティクスセンターが完成する事でほぼ揃います。現在はソフトの面であるボランティアの研修が開始されていたり、開催期間中の交通混雑緩和に向けた交通需要マネジメント、テレワーク、時差Bizなどの取組である「スムーズビズ」を進めています。3月になるといよいよ聖火リレーも始まり、本番に向けて益々盛り上がる筈です。また、現在はちょうどパラリンピックの第二次チケットの募集も行っているので是非お申込みください。
山下泰裕 公益財団法人日本オリンピック委員会会長
先日、1月10日にIOC総会に参加して現地で色々な方々と交流してきたところ、ICO委員やスポーツ関係者の東京2020への期待の大きさを感じました。世界中からアスリートやスポーツ関係者、沢山の観客が集まるので東京の魅力、日本の魅力を存分に感じて欲しいものです。東京オリンピックを盛り上げる為には、開催国の選手の活躍が必須なので、選手がこれまで培ってきたものを十分に発揮できる環境を作っていきたいです。
鳥原光憲 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会会長
各競技会場を満員の観客で盛り上げる、アスリート達が本番で自己ベストを出す、大会の成功実績を将来に継承し発展させる。この3つの目標達成の為にオリンピック・パラリンピックが一体となって私達も精いっぱいやりたいです。
丸山桂里奈 オリンピアン・女子サッカーアテネ2004大会、北京2008大会、ロンドン2012大会
私は現役の時に3回オリンピックに出場しましたが、母国でやってみたかったです。今日のシンボルマーク点灯の光を全身で受け止め、自分なりにオリンピック・パラリンピック盛り上げていきたいです。
岩渕幸洋 パラリンピアン・卓球リオ2016大会/東京アスリート認定選手
今大会の目標は金メダル以上です。そんなに簡単な事ではないのは重々承知ですが、多くの人にパラリンピック卓球の面白さ、パラスポーツの面白さを伝えていきたいです。
オリンピックシンボル点灯式
記念セレモニーの終了後は、東京湾に浮かぶオリンピックシンボルの点灯式に移ります。モニュメントは、縦32.6m×横15.3m×幅2mの大きさで、重さは69tにもなり、日中はこの様な状態です。8月中旬からはパラリンピックシンボルに変わり、スリーアギトスのモニュメントとなります。
点灯式は小池知事、山本副事務総長、山下JOC会長、鳥原JPC会長により行われました。東京湾に明るい白色の五輪が照らされます。このシンボル点灯は期間中19:00-翌5:00まで毎日行われる様です。
記念花火打ち上げ
シンボルの点灯後、5分程度の花火が打ち上がりました。担当煙火店は12月の毎週土曜日にお台場レインボー花火を担当している丸玉屋小勝煙火店です。最大号数は5号玉(開化直径150m)で約600発の花火です。
オープニングスターマインから始まり、オリンピックの五色の輪で構成された型物花火、パラリンピックカラーをイメージした単発花火、流行りの時差式花火を含んだスターマインと記念花火だけあって、豪華な花火のオンパレードでした!
今回は会場の都合でもう一人カメラマンが必要だった為、筆者と同じく花火を専門で撮影している菅野斗施雄さんに花火撮影をお願いしました。こちらのインスタグラムでは各地の花火写真なども公開しております。
本番開催に向けて
記念セレモニーに入らせて頂けたおかげで急に東京オリンピック・パラリンピックの存在が近くなった様に思います。オマツリジャパンとしてプレスに入らせて頂き関係者の皆様には大変お世話になり感謝いたします。オリンピックはスポーツのお祭りなので、弊社と全くの無関係ではありません。日本国民として、日本の企業として一緒に盛り上げる為に何か関わっていきたいものです。
また、花火大好きな筆者としては開会式・閉会式などにはもっともっと盛大に花火の打ち上げを行っていただき、日本の芸術花火を世界中の人に見て貰いたいものです。是非、働きかけて頂ける関係者の方に強くお願いしたいです!