2021年も酉の市の季節がやってきましたね！神社が1年の中でも特ににぎわう「酉の市」。こちらの記事では、東京都豊島区の「大鳥神社」での酉の市を速報レポートいたします。
目次
雑司が谷 大鳥神社はどんな神社？
「大鳥神社」は、1712年（聖徳2年）に創立された歴史ある神社。
大鳥神社の目の前には都電荒川線が通っており、都電雑司が谷駅か鬼子母神前駅からそれぞれ徒歩2分程で行くことができます。
また、池袋駅からも徒歩10分ほど、東京メトロ雑司が谷駅からも近いので、アクセス抜群。
雑司ヶ谷には「雑司ヶ谷七福神」といって、雑司ヶ谷にある各神社にそれぞれの神様がいるとされていますが、大鳥神社には商売繁盛の神様「恵比寿様」がいらっしゃるので、商売繁盛を願う酉の市にはもってこいですね。
また恵比寿様以外にも、大鳥神社は「厄病を除ける」ご利益もあるといわれており、特にいまの時代にはぜひ訪れておきたいパワースポットなんですよ！
大鳥神社 酉の市のコロナ対策は？露店は出てる？
2021年の大鳥神社の酉の市では、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、神楽の披露、お参りの際にお賽銭箱の前で鳴らすガラガラの鈴（神前鈴紐といいます）、手水が中止になっているようでした。
ただ、昨年と大きく違うのは、飲食や射的、くじびきなどの露店が出ていました！嬉しい！
筆者は今回、たこやきを購入。お店では「持ち帰りますか？ここで食べますか？」と質問していただきました。飲食スペースはそこまで広くないので、持ち帰ってお家で酉の市グルメを楽しむのもいいですね！
席はあまり多くありませんが、飲食スペースも用意されており、飛沫防止のパネルもあり対策されている様子がうかがえました。
出入口となる鳥居付近や、仮設トイレの近くには消毒液も完備。できる限りの対策がされていると感じました。
まだ完全にコロナ前と全く同じお祭りは戻ってきていませんが、個人個人がマスクとソーシャルディスタンス、飲食のしかたや場所に気をつければ、かなり元の姿に近い形で楽しめると感じました。またいつも通りの酉の市の姿が戻ることを楽しみにしながら、今年の酉の市を可能な範囲で満喫しましょう。
大鳥神社の酉の市では、どんな熊手が買える？
大小さまざまな熊手が並んでいます！
2021年大鳥神社では、事前に予約をしていなくても熊手を購入可能。買いたい熊手を選んで、入れてほしい名前（商売繁盛を願って、会社名やお店の名前を入れる方も多いです）を告げ、お参りをしている間に名前を入れてもらえるそう。さらに、ご祝儀を売り場の方に渡すと、売り場のみんなで威勢よく拍手や掛け声で商売繁盛を祈願していただけます。酉の市の会場は、この掛け声や拍手がしょっちゅう聞こえ、活気が溢れていました。
筆者も、一番小さなサイズを購入！カラフルでかわいいです。お金を払うと、本物の稲穂をトッピング（？）していただけて、なんだかご利益ありげ。一番小さなサイズのお値段は1000円でした。お家の神棚に飾るのがベストですが、神棚がない場合は、熊手が「玄関を向くようにして」飾ると良いとのことです。
大鳥神社 酉の市では限定の御朱印アリ！
なんだかカラフルで楽しい！集めていなくてもついつい記念に欲しくなってしまいますね。
大鳥神社の酉の市では、9時〜22時の間で、一の酉限定の特別御朱印を頂くことができます。
撫子（なでしこ）色の鳥の絵柄の特別和紙に、朱銀で文字入れしたもので、カラフルでとても素敵‥！
目の前に都電荒川線（東京さくらトラム）が通っていることもあってか、都電のスタンプも押してあり、それがまた可愛いです。
授与所の三密回避の為、酉の市当日は自分のご朱印帳をお渡しして書いていただくことはできず、書置きのものを頂く形のみでの受付でしたが、逆に待ち時間は少なく（一の酉、午後19時30分の時点で待ち時間は発生していませんでした）、スムーズにレアな御朱印をゲットできてこれはこれでアリだなあと感じました。
こちらの御朱印は、柄入りの特別和紙が無くなり次第終了とのこと。御朱印集めがお好きな方は早めにゲットするのがおすすめです！
※御朱印を頂く際は、1枚につき500円以上のお気持ちをお納めする必要があります。
家内安全・商売繁盛を願って、酉の市へ行こう！
こちらの記事では、東京都豊島区「大鳥神社」の酉の市速報レポートをお届けしました。飲食店の出店もあり、かなりコロナ前に近い形で開催されており、お祭りの雰囲気を楽しむ方で盛り上がっていました！ちいさなお子様も大人も楽しめるお祭りです。みなさんもぜひ出かけてみてはいかがでしょうか？