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津花火大会が3年ぶりに復活!コロナ禍への対応や当日の様子は?

更新日:2022/8/29 おーわ
津花火大会が3年ぶりに復活!コロナ禍への対応や当日の様子は?

2022年7月30日、津花火大会が三重県津市の阿漕浦海岸で開催されました。

公に告知しての開催はおよそ3年ぶりで、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への対応として例年とは異なる形での開催となりました。

いったいどのような大会になったのか…本記事では津花火大会の様子について、写真や動画を交えながら紹介していきます。

コロナ禍に対応して津花火大会が3年ぶりに復活

2022年5月23日、津市の定例記者会見にて第69回 津花火大会の開催が発表されました。

発表から程なく、Twitter上では津花火大会の開催を待ち望んでいた方々から喜びの声が聞かれました。

そんな第69回大会ですが、新型コロナウィルス感染症の拡大を防止する観点から、第68回大会(2019年実施)とは異なる形での開催となりました。

具体的な変更点は以下の通り。

  • 開催時間の短縮(1時間15分→30分)
  • 打ち上げ数の縮小(11,500発→3,000発)
  • プログラム構成の変更(市内各所からの観覧を考慮し打ち上げ花火のみ、海上自爆はなし)
  • 打ち上げ場所の変更(例年より南側へ移動)
  • 屋台出店の中止
  • 飲食の制限(熱中症対策の水分補給以外は原則控える)
  • YouTubeを活用したオンライン配信の実施

特に花火大会で課題となる密集対策を重点的に行い、打ち上げ時間の短縮や市内各所から花火が見られるような体制が敷かれるなど、特定箇所への長時間の滞留が極力起こらない仕組みが施されました。

写真で見る第69回 津花火大会

はてさて、3年ぶりの津花火大会はいったいどのような大会になるのか…気になった僕は、お散歩気分(?)で現地へ赴くことに。

ロケハンも兼ねてお昼過ぎに現地入りしましたが、3年ぶりに開催される大会への期待感からか、御殿場海岸の堤防周辺には早くもカメラマンと思われる方々が集結していました。

しばらくすると、花火の筒を積んだ台船が阿漕浦海岸南方の沖合に登場します。

津花火大会といえば視界を埋め尽くすワイド打ちが魅力ですが、その光景を生み出してくれる秘密がこの斜めに向けられた大型の花火筒たちです。

そんなワイドな花火を演出してくれるのが市内に拠点を構える西尾銃砲火薬店さんで、創業は1922年(大正11年)、本大会をはじめ結婚式や学園祭など大小様々な現場で花火打ち上げを手掛けた実績を誇ります。

こうして現場の様子をじっくり見てみると、津花火大会(に限らず、全国各地の花火大会に共通)はたくさんの方々によって成り立っているんだなと感じさせられます。

開始時間が近づくにつれて、阿漕浦海岸に観覧客が増えていきます。

花火打ち上げ場所付近の様子(開始およそ1時間半前)

阿漕浦海岸の様子(開始およそ1時間半前)

打ち上げ場所が例年と異なるかつ広範囲から楽しめる旨の周知がなされたためか、最も花火が見やすいスポットでもかなりゆとりのある状態でした。

20:00より、津市民が3年間待ち望んだ花火大会が始まります。

プログラムは全8部構成(詳細は津市公式サイト掲載の資料を参照)で、序盤から中盤にかけては小〜中規模の単打ち花火とスターマインが披露されていきます。

近年流行りの時差式花火(LEDのように点滅する花火)も登場し、会場を沸かせます。

打ち上げ開始からおよそ20分、本大会大注目のプログラム「全部、青い。」を迎えます。

津花火大会では視界を一瞬で埋め尽くす千輪花火(多数の小花が咲き乱れる花火)が名物となっていますが、第69回大会ではコロナ禍の最前線で医療従事者の皆様への感謝の気持ちを伝えるべく、青一色の千輪花火が披露されました。

続く芸術花火Bestセレクションでは各地の煙火店さんが丹精込めて創り上げた10号玉花火が10発披露されます。

そして津花火大会の名物花火の一つ、3段咲きの大仕掛けがここで登場!

この花火は市内にある新名所「ミツマタ群生地」をイメージした作品で、津花火大会のために特別に用意されたものだそうです。

楽しい時間というのはあっという間で、フィナーレの未来へ続け!黄金大瀑布の時を迎えます。

単位時間あたりの打ち上げ数が前回大会の2/3程度に縮小された関係でいささかボリューム感に欠ける部分はありましたが、海上を豪快に使った津花火大会ならではの演出は健在でした。

なお、当日の様子をざっくりまとめた動画も用意しましたので、合わせてご覧いただければ幸いです。(スマートフォンやタブレットをご利用の方は、画面を横向きかつイヤホンを使用してご覧いただくとより楽しめます)

第69回 津花火大会をご覧になった方の反応

気になる第69回 津花火大会をご覧になった方の感想はこちら。

それぞれの場所で楽しんだ方々から、喜びの声が多く聞かれました。

余談ですが、津花火大会が開催された当日は桑名水郷花火大会(同県桑名市)と豊浜花火大会(愛知県知多郡南知多町)も行われ、観覧場所によっては3つの花火大会を一挙に楽しめた方もいらっしゃったようです。

まとめ

2019年以来、3年ぶりの開催となった津花火大会。

新型コロナウィルス感染症のリスクを低減する観点から、打ち上げ場所やプログラムの変更、開催時間の短縮を図るなど、例年とは異なる形での開催となりました。

単位時間あたりの打ち上げ数が減少した関係でボリューム感に欠ける部分はありましたが、海上を生かした津花火大会ならではの演出が繰り広げられ、久しぶりの花火に対する喜びの声が多く聞かれました。

次回は節目となる第70回大会。どのような花火が津の夜空を彩るか注目です。

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祭り開催情報

名称 第69回津花火大会2022
開催場所 三重県津市阿漕浦
阿漕浦海岸一帯
開催日 2022年7月30日(土)
主催者 津花火大会実行委員会
アクセス 【電車】
JR・近鉄「津駅」東口3番バス乗り場からシャトルバス運行あり(有料)
近鉄「津新町駅」より徒歩約30分
【車】
・「津IC」下車してすぐの津市産業スポーツセンター(サオリーナ)無料臨時駐車場からシャトルバス運行あり(有料)
・国道23号線沿い「ボートレース津」駐車場より徒歩約15分
関連サイト https://www.tsukanko.jp/event/1/
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火を観覧・撮影しています。花火写真家向けブログ「花火写真部」の運営も行っています。

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