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信州・上田市に日本一の兵蘇る!2023年「上田真田まつり」!城下で真田愛が燃え上がる1日をレポート

更新日:2023/12/4 宮川 周平
信州・上田市に日本一の兵蘇る!2023年「上田真田まつり」!城下で真田愛が燃え上がる1日をレポート

2023年11月5日(日)、長野県の上田市街地と上田城跡公園で、「第41回上田真田まつり」が開かれました。紅葉真っ盛りの中行われた上田真田まつりをレポートします。

「信州の鎌倉」上田市ってどんなまち?

上田市は、長野市、松本市に次ぐ第3の都市で、人口は約15万人。上田城を中心につくられた城下町です。神社仏閣が多く集まり信州の鎌倉と呼ばれる塩田平、別所温泉や鹿教湯(かけゆ)温泉などの温泉地、冷涼な気候とスキー場で知られる菅平(すがだいら)高原、旧北国街道の街並みが残る柳町などがあります。

このように自然・歴史・文化のバランスがとれた地域であることから、『サマーウォーズ』や『犬神家の一族』など、多くの映画やドラマの舞台にもなっています。

そして、上田市は、大河ドラマ『真田丸』でも描かれた真田氏発祥の地。上田城を築城した真田昌幸、日の本一の兵(ひのもといちのつわもの)と言われた真田幸村などが知られています。

上田市民が大集合!上田真田まつりとは?

「上田真田まつり」は、上田城の築城400年を祝って始まったお祭りで、2023年で41回を数えます。コロナ以前は春に行われていましたが、3年ぶりの開催となった昨年、今年は秋に開催されました。

真田三代武者行列や、1585年の「第一次上田合戦」を再現した決戦劇、全国鉄砲演武大会など、見どころが盛りだくさん。1日丸ごと真田に浸れる祭りです。

当日は、真田三代武者行列の出発地点となる上田市役所前に参加者が集結!消防団音楽隊による演奏に始まり、上田城築城の際に奉納されたという上田獅子や、出陣太鼓の勇壮な演奏で幕を開けました。これから始まるぞ!という熱気が伝わってきます。

時を同じくして、上田城跡公園近くの路上では、伝統芸能の江戸芸かっぽれや民踊流し、まつりの成功を祈願するお神輿がスタートしました。

その後市街地へ向かい、見物客に大福を投げていました。

上田の街に映え渡る「真田三代武者行列」

祭りに来る人たちが待ちかねているのが、真田三代武者行列です。

真田三代(幸隆・昌幸・幸村)や奥方、真田十勇士、甲冑隊、薙刀隊などが列をなして市街地を行進します。過去には、大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸役を演じた草刈正雄さんなどの出演者が来たこともありました。

信州上田観光大使の方などが真田三代役・奥方役を務めました。

真田幸村役は、信州上田おもてなし武将隊でもお馴染みの俳優さん。普段は上田市や上田城のPR・案内などをされています。祭りに来たみなさんからは、「幸村さま〜」の声がたくさん飛び交っていました。みなさんの真田氏への愛が強い!!

真田昌幸役は、元ボクシング世界チャンピオンの西澤ヨシノリさん。上田市出身で、信州上田観光大使を務めています。

真田幸隆役は、和歌山県九度山町教育長の辻正雄さん。九度山町は、関ヶ原の戦い後に真田昌幸・幸村親子が蟄居していた場所として知られています。

幸村の奥方役は、元タカラジェンヌの月影瞳さん。上田市出身で、信州上田観光大使を務めています。

きれいな赤備えの甲冑や最後尾まで見えないほど長い隊列が上田市街地を練り歩く姿は圧巻でした。

行進が終わると、交差点に集合し、全員で勝鬨をあげました。

身体に響く迫力!「鉄砲演武」

上田城跡公園のやぐら下芝生広場で行われる「全国鉄砲演武大会」も見どころ。全国各地で活躍する鉄砲隊が鉄砲演武を披露。

地元の信州真田鉄砲隊に加えて、紀州九度山真田鉄砲隊、大阪城真田鉄砲隊、五箇山塩硝鉄砲隊、大垣城鉄砲隊が揃いました。

最後に登場した信州真田鉄砲隊の演武

様々な構えから弾を放つ鉄砲隊の方々。まるで自分が撃たれているかのような迫力でした。上田城を背景に鉄砲を撃つ様は本当に戦国時代へとタイムスリップしたかのようでした。

演者はオーディション!「第一次上田合戦決戦劇」

ラストに行われるのは、第一次上田合戦を舞台にした決戦劇。第一次上田合戦は、1585(天正13)年に起きた、徳川軍と真田軍による戦い。徳川約7,000の兵に対し、真田は2,000ほど。圧倒的不利な状況の中、巧みな戦術で徳川軍をやぶりました。真田幸村の初陣と伝えられている戦いで、この勝利によって真田氏と上田城の名が天下に知れ渡ったそうです。

この決戦劇は、例年出演者を一般から募集しています。今年は17〜67歳の65名が一般から参加しました。主人公である真田幸村役は毎年オーディションで決めていて、今年は上田市の林和矢さんが演じました。

真田幸村役の林和矢さん

上田真田まつりのフィナーレを飾るこの決戦劇は、近くで見られるエリアが限られているため、早めに行かないと近くで見られません。私は最前列で見ることができたので、迫力ある殺陣を見ることができました。

とにかく真田づくしの1日でした。

お土産には県人のソウルスイーツ「みすず飴」をどうぞ

最後に、私は上田駅の近くにある飯島商店へ。買いにきたのは上田銘菓の「みすず飴」です。建物は登録有形文化財に指定されている貴重なものです。

飴と名前に入りますが、「みすず飴」はゼリー菓子。国産の果物だけを使用し、保存料・着色料は使ってないというこだわり。信州人には馴染みのあるお菓子で、私は大好きです。

開催概要・アクセス

2023年の開催概要

開催時期:2023年11月5日(日)

開催場所:上田市 上田城跡公園・市街地

主催:上田真田まつり実行委員会

共催:上田市・上田商工会議所

アクセス

<お車で>

上信越自動車道 上田菅平ICから約5㎞ 約15分

<列車で>

上田駅下車 約1km タクシーで5分ほど

祭り開催情報

名称 第41回上田真田まつり
開催場所 長野県上田市二の丸2丁目
上田城跡公園・周辺市街地
開催日 2023年11月5日(日)
主催者 信州上田まつり実行委員会事務局
アクセス 【電車】
しなの鉄道しなの鉄道線、上田電鉄別所線、北陸新幹線「上田駅」から博物館近くの二の丸橋まで徒歩約10分
【車】
上信越自動車道「上田菅平IC」から約10分
関連サイト https://ueda-kanko.or.jp/special/ueda...
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
長野県在住。お祭り文化があまりない地域で育ったものの、輪島大祭を観てからお祭り熱が上がる。推しは、輪島大祭、大網火祭り、阿禮神社例大祭。次に観たいのは道祖神祭り、手筒花火。

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