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上野東照宮で「ぼたん祭」の御朱印を手に入れよう

更新日:2021/6/16 obaq
上野東照宮で「ぼたん祭」の御朱印を手に入れよう

「ぼたん祭」の期間限定の御朱印の他に月限定の御朱印も

全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。東京都台東区の上野公園の一画に社殿を構える上野東照宮では期間限定の御朱印の頒布が行われることがあります。「ぼたん祭」の開催中には、期間限定の書き置き和紙に御朱印が記されたものが頒布されるのです。他にも月限定のものや他抜(たぬき)御朱印などデザインの異なる御朱印が準備されています。「春のぼたん祭」は例年4月中旬から5月中旬にかけて開催されるので、この時期に上野東照宮を訪れると、一度に3種類の御朱印を頂くことができるのです。2021年の「春のぼたん祭」は、4月10日~5月9日の期間で実施されています。

「ぼたん祭」の期間限定の御朱印

4月限定の見開き御朱印

他抜御朱印

3種類の御朱印が準備される上野東照宮

上野東照宮では神社の正面玄関となっている唐門の北端に朱印所、南端に授与所が設けられています。授与所には様々な種類のお守りが準備されています。

唐門の北端に設けられる朱印所

唐門の北端に設けられる朱印所

唐門の南端に設けられる授与所

授与所に準備される様々な種類のお守り

東照大権現、徳川家康を祀る上野東照宮

上野東照宮は日光の東照宮と同じく東照大権現、徳川家康を祀っています。1616年に体調を崩した徳川家康から遺言を聞いた天海僧正と藤堂高虎が、1627年に創建したと伝わります。神社の周囲は上野公園が整備され、社殿は公園の西の端に位置します。パンダが人気の動物園の南の大石鳥居から神社の参道沿いに整列するが石灯籠が社殿に導いています。

上野東照宮の境内マップ

上野東照宮の大石鳥居

石灯籠が並ぶ参道

金色に輝く唐門や社殿

厳粛な雰囲気を漂わせる参道が突き当たるのが唐門です。金色に輝く建造物からのオーラにムードが一変されることでしょう。1651年に造営された唐破風造りの四脚門です。扉の左右には左甚五郎作の昇り龍、降り龍の彫刻が施されています。また扉の上部には錦鶏鳥、銀鶏鳥の透彫で装飾されています。いずれも精巧に彫られており、室町桃山時代の技術が凝縮されたものとして高く評価されています。

金色に輝く唐門

金色に輝く唐門

唐門の扉の左右に施された昇り龍、降り龍の彫刻

唐門の扉の上部の錦鶏鳥、銀鶏鳥の透彫

唐門の内面

唐門の中の社殿は、参道側から拝殿、幣殿、本殿の3殿が繋がっています。唐門と同じように金色で輝き、金色殿とも呼ばれています。堂々とした権現造りによる社殿の外壁には、豪華な彫刻が施されています。1651年に江戸幕府第3代将軍の徳川家光が、日光まで参詣に行けない江戸の人々のために日光東照宮に匹敵する豪華な社殿を建立したと伝わります。幕末の上野戦争や関東大震災、第二次世界大戦などの影響を受けることなく、300年を超えて江戸時代の文化を守り続けています。

上野東照宮の社殿

上野東照宮の社殿

社殿の東西南北を囲むのは、菱格子の向こう側が透けて見える透塀です。格子の上には野山の動物や植物、下には海川の動物が色鮮やかに生き生きと表現されています。

社殿の東西南北を囲む透塀

社殿の東西南北を囲む透塀

金色の社殿や唐門に加えて、境内に独特の雰囲気を作っているのが、唐門の東に整列する銅灯籠でしょう。約250基の灯籠は、江戸時代に全国の大名が奉納したものです。時代を変えた偉大な将軍の霊を慰めていることでしょう。

唐門の東に整列する銅灯籠

唐門の東に整列する銅灯籠

年に2回「ぼたん祭」が開催されるぼたん苑

境内の南のエリアは大きく趣が異なり、ぼたん苑が整備されています。例年4月中旬から5月中旬には「春のぼたん祭」、1月上旬から2月下旬には「冬ぼたん」で公開されています。

ぼたん苑の入口

「春のぼたん祭」開催中のぼたん苑

東京都台東区の上野公園の一画に社殿を構える上野東照宮では、「ぼたん祭」開催日に、期間限定の御朱印が頒布されます。東証大権現の徳川家康を祀る神社には、厳粛な雰囲気で包まれる境内に金色に輝く社殿や唐門が300年を超える歴史を漲らせています。

obaq
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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