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八枝神社とは?多種類の御朱印が年月日で変化する神社で行われる奇祭「どろいんきょ」

更新日:2022/3/31 obaq
八枝神社とは?多種類の御朱印が年月日で変化する神社で行われる奇祭「どろいんきょ」

年、月、日によって目まぐるしく変化する御朱印

全国各地の神社や寺院では参詣の証として御朱印を頂くことができます。御朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。埼玉県上尾市に鎮座する八枝神社で頒布される御朱印の種類は目まぐるしく変化しています。標準の御朱印でも細部に注目すると、年、月、日によって微妙に変わるようです。2022年3月20日に頒布されていた御朱印は8種類でした。

「狛狗大神」の文字が記される御朱印

太字にパワーが漲る「悪気消滅」の御朱印

2022年寅年限定御朱印

150メートル程東に鎮座する兼務社の橘神社の御朱印

八枝神社では拝殿の南に隣接する社務所で御朱印を頂くことができます。窓口には月替わり、季節限定、期日限定の御朱印の案内が掲示され、一年間に何種類の御朱印が頒布されているのか数えることは不可能のようです。

拝殿

社務所内の様子

社務所の窓口

御朱印案内

御朱印案内

御朱印案内

御朱印案内

御朱印案内

御朱印案内

窓口で頒布されるオリジナルの御朱印帳や授与品もバラエティーに富んでいます。

オリジナルの御朱印帳

オリジナルの御朱印帳

オリジナルの御朱印帳

授与品の案内

各種のお守り

京都の八坂神社の枝社という意味が込められた社号

八枝神社の創建は明らかにはなっていませんが、江戸時代の元禄年間には牛頭天王社として社殿を構えていたと伝わります。明治維新後に京都の八坂神社の枝社という意味を込めて、八枝神社に改称したようです。

鳥居

拝殿

「101匹の埼玉狛犬2019」で6位に入賞する親子の狛犬

ご祭神として素盞嗚尊を祀る拝殿の前では、一対の狛犬が参拝者を温かく見守っています。母親の足元で子どもの狛犬が4本足で立つ姿がユニークです。埼玉県教育委員会が主催した「101匹の埼玉狛犬2019」という企画で第6位に入賞しました。

拝殿前の狛犬

拝殿前の狛犬

「埼玉巨樹番付2020」で「西の横綱」の称号を獲得したケヤキ・エノキ群

神社の名物は狛犬にとどまらず、境内に育つケヤキ・エノキ群は、「埼玉巨樹番付2020」で天然記念物に指定された約190本の名木が競い合う中、第2位にランクされ「西の横綱」の称号を獲得しました。特に拝殿の東に寄り添う2本の大ケヤキは、推定樹齢は400年を超え、幹周りは5メートルを超えます。

境内に育つケヤキ・エノキ群

拝殿の東に寄り添う2本の大ケヤキ

拝殿の東に寄り添う2本の大ケヤキ

拝殿の北に育つケヤキとエノキ

例年7月の「祇園祭」で行われるユニークな「どろいんきょ」

数多くの大木が根をはる神社には、大きなパワーが漲っているかのようです。鎮座する上尾市平方には、かつて荒川の河岸(船着場)があり、江戸時代の初期から盛んになった舟運によって栄えました。八枝神社を中心とする年間行事も数多く、その中でも「平方のどろいんきょ」のユニークさには驚かされることでしょう。明治初年の『武蔵国郡村誌』では7月14日の記述がありますが、現在では例年7月の中旬の日曜日に開催されている「祇園祭」での行事です。

「平方祇園祭のどろいんきょ行事」の案内

「平方のどろいんきょ」の開催日には、13:00前後に八枝神社から神輿が出発し、平方地区に設けられた神酒所を巡ります。予め庭に水を撒かれた神酒所では、泥水の中で、白木作りで飾りのない「いんきょ神輿」が転がされます。神輿の担ぎ手は泥だらけになってしまいますが、人と神さまと大地が一体となった泥を浴びると大きなご利益があると言われています。

神輿の紹介写真

「どろいんきょ」の様子の紹介写真

「どろいんきょ」の様子の紹介写真

「どろいんきょ」の様子の紹介写真

「どろいんきょ」の様子の紹介写真

八枝神社に公共交通機関を利用して訪れる場合は、路線バスに乗車して平方バス停で下車するのが便利でしょう。平方バス停へは上尾、大宮、指扇、川越の鉄道駅からの路線バスが運行しています。停留所から西に200メートル足らずの八枝神社に向かう通り沿いに、兼務社の橘神社があります。

平方のバス停

兼務社の橘神社の社殿

埼玉県上尾市の八枝神社で頒布される御朱印の種類は、年、月、日によって目まぐるしく変化しています。一年に頒布される御朱印の種類を数えるのは不可能のようです。拝殿の前に座る親子の狛犬や、境内に育つケヤキ・エノキ群は、埼玉県のコンテストで輝かしい評価を受けています。例年7月に開催される「祇園祭」の「どろいんきょ」は極めてユニークなお祭りで奇祭と言うことができるでしょう。

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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