毎年11月のお祭りといえば、関東ではおなじみの「酉の市」。2022年は、一の酉、二の酉、三の酉の3回ある年となります。
ここでは東京都新宿区の四谷須賀神社の2021年の酉の市の様子と2022年の開催情報をお届けします。酉の市にいく際の参考になさってください。
(この記事は2021年に公開されたものを再編集しています。2022年11月03日 編集部更新)
2022年「四谷須賀神社」酉の市の開催は?
<一の酉>11月4日(金)
<二の酉>11月16日(水)
<三の酉>11月28日(月)
詳しくは、四谷須賀神社公式サイトをご確認ください。
\東京で行われる2022年酉の市の開催情報まとめ記事も掲載中!/
ここからは2021年の酉の市の様子をレポート!
東京都新宿区の四谷須賀神社で開催される酉の市
2021年の酉の日は、一の酉が11月9日(火)、二の酉が11月21日(日)です。両日ともに関東の数多くの寺社で酉の市が開催されます。一説には日本武尊(やまとたけるのみこと)が11月の酉の日に、東征の成功を祝して埼玉県久喜市の鷲宮神社前の松の木に熊手をかけたことが、酉の市の起源と伝わります。東京都新宿区で日本武命を祀る四谷須賀神社でも例年、酉の市が行われています。
四谷十八ヵ町の鎮守様とし信仰を集めた四谷須賀神社
四谷須賀神社は1634年に始まると伝えられ、江戸時代の初期から四谷十八ヵ町の鎮守様として、地域の人々の信仰を集めました。神社内の合殿の大鳥神社には日本武命が祀られ、大鳥神社の大祭として酉の市が行われています。「おおとり」は、「大取」に通ずるため、宝物を大きく取り込むことが期待されているのです。
授与所に並ぶホーキ付きの熊手や開運熊手守
酉の日には社殿に隣接する授与所で、ホーキ付きの熊手や開運熊手守が授与されます。熊手守には古くから、熊手で福をかっこむご利益が期待されています。開運熊手守の授与を受けた参拝者は、豪華景品が当たる開運宝くじを引くことができます。また、酉の市の名物「切山椒」は、山椒の香りで厄を払う和菓子です。
社殿の前に立つ酉の市
社殿の前には酉の市が立ちます。境内は広くはないので市は数軒程度ですが、商売繁盛が期待できる熊手などが、ぎっしりと詰まっています。大鳥居の前には露店も並びますが、2021年の一の酉の日は日中の天候が優れなかったため、訪れる人はまばらでした。
今年の酉の市は三の酉まで!一の酉が11月4日(金)、二の酉は11月16日(水)、三の酉も11月28日(月)にありますので、お近くの方はタイミングをあわせて四谷須賀神社へお越しください!