「〇〇神輿は今どこ?」「〇〇町の山車はどこに行けば見られる?」
神輿が威勢よく巡行し、山車や曳山が曳きまわされる祭りではよくある困りごとですね。駅に降り立ってまずどこへ向かえば、お祭りの盛り上がりを感じられるか。パンフレットに予定時間は書いてあっても、どうしても進行が遅れてしまうことは多々あります。
そうした困りごとの解決策となり得るのが、ゼンリンが提供している「文化-SAI」というサービスです。
文化-SAIとは?
各地域で行われる文化イベントや祭りの運営をサポートする、新たな地図サービスです。”ゼンリンの地図”と”GPSによる位置情報”を活用して、祭りの盛り上げや魅力発信を応援します。
「文化-SAI」を使えば、お手持ちのスマホやタブレット、パソコンから、Webサイトを開くだけで、地図上で神輿や山車の現在地がリアルタイムで見ることができます。
今年5月に開催された日本三大祭り「神田祭」にて、この文化-SAIを活用した位置情報配信が行われました。実際のサイト画像を見ながら、どのようなことができるのかを見ていきましょう。
1. 約30kmを練り歩く神田祭「神幸祭」での活用
神田祭は、東京都千代田区の神田明神で行われる祭礼です。2年に1度の「神幸祭」では、鳳輦と神輿を中心とした数千人規模の大行列が、神田、日本橋、大手町・丸の内、秋葉原を巡行します。
① ルートを表示
赤色とオレンジ色で神幸祭のルートが引かれています。東京の中心をこれだけ広範囲で巡行する神幸祭。どの道を通るのか、どこで見学をするか、事前に計画をするのに役立ちますね!
② 見どころを表示
儀式や見どころの説明が表示されるので、見学する場所を決めるのに参考になります。また、案内所やトイレ、駐車場の位置も地図上に表示ができます。
③ 鳳輦、山車の位置を表示
メイン機能である神輿や山車の現在地の表示です。地図上でアイコンが動いて、現在地を知らせてくれます。アイコンを押すと、詳細な説明も表示されます。目の前の山車は何なのか、手軽に調べることができますね。
④ Twitterで祭りの様子を配信
祭りに関するツイートがリアルタイムに地図上に表示されます。今の祭りの盛り上がりの様子を知ることができます。
※Twitter連携はオプション機能になります。
2.事前告知&事後ページ
祭り当日だけでなく、開催前から情報発信ができるほか、開催後は地図の下にタイムバーが表れ、時間経過とともに当日の動きを振り返ることができます。
3. その他の事例
神田祭のほか、様々な祭り、イベントで活用いただいています。
・赤坂氷川祭(2018年9月)
・青梅大祭(2018年5月・2019年5月)
・高浜七年祭(2019年6月)
・わっしょい百万夏まつり(2018年8月・2019年8月)
4.祭り運営者の運行管理、負担軽減に効果的!
祭りの来場者に楽しんでいただくツールとしてはもちろんのこと、祭り運営者にとっても文化-SAIは効果的です。
「○○はどこか?」という、目当ての神輿や山車を見たい来場者からの問い合わせが、祭り当日は最も多いといいます。来場者には文化-SAIを見てもらうことで、問い合わせ対応の負担軽減にもなります。
また、運行計画を緻密に組んであっても、それが計画通りなのか、遅延しているのか、全体を地図上で把握できるのは、運営側にとっても管理が容易です。今まで電話やトランシーバーで確認し合っていたことが、ひとつのサイトを見れば全員に共有ができるのはとても便利ですね!
来場者にも運営者にもメリットがたっぷりの「文化-SAI」をぜひご活用ください。
お問い合わせは、文化-SAIトップページ右上のフォームからどうぞ。
【提供】株式会社ゼンリン マップデザイン事業推進部 担当者:石坂