2023年夏、世界各国の学生が集う国際的な学術交流プログラムの一環として、親睦イベントとして縁日と盆踊りが開催されました。オマツリジャパンは、全体のイベントコーディネート・団体派遣・現場演出を担当し、外国人参加者が日本の文化に自然に親しめる環境づくりを行いました。
<この記事のポイント>
・外国人も笑顔にする祭り設計力
・現場対応で安心のイベント運営
・文化交流を成功に導く企画力
外国人が心から楽しめる“日本体験”をデザイン

当日は、射的や輪投げ、パンチボックスなどの縁日屋台を設置。会場内にはヤグラを組み、東京音頭や炭坑節といった定番曲に加え、海外でも親しまれている楽曲を交えた盆踊りを実施しました。初めて盆踊りを体験する参加者も多く、踊りの意味や動きを英語で補足説明することで言葉の壁を越えた一体感が生まれました。
「YMCA」の振り付けでは自然と歓声が上がり、国籍を超えた笑顔と交流の輪が広がりました。


準備・運営の両面で光る現場対応力

イベントの設営や運営にあたっては、オマツリジャパンが来場者目線での改善提案やサポートを行いました。たとえば、入り口の印象づくりや、紅白幕設置など空間演出の視点からより“迎え入れる雰囲気”を整えるアドバイスを実施。
また、英語対応が必要な場面では、英語が堪能な学生スタッフを配置し、アナウンスや踊りの説明をサポートするなど、国際イベントならではの配慮も行いました。
さらに、法被を着用したスタッフによる接客や事前レクチャーを通じて、学生ボランティアが安心して役割を果たせるよう支援。その結果、参加者からは「楽しかった」「印象に残った」との声が多く寄せられ、誰もが心から楽しめる文化交流の場が生まれました。
外国人にも伝わる“まつりの力”を

本イベントは、単なるレクリエーションではなく、「文化を共有する体験」としての祭りの可能性を示しました。国や言語を問わず、人々が笑顔で集い、自然に身体を動かす――その原点にある「祭り」の力を、世界の学生たちが体感する機会となったのです。オマツリジャパンは、全国の祭り団体や文化関係者とのネットワークを活かし、
「外国人にも確実に楽しんでもらえる和の体験」を企画・運営しています。企業の国際交流イベント、インバウンド向け施策、商業施設での文化発信など、“祭りのチカラ”で誰もが笑顔になれる体験づくりをサポートいたします。