青森県とオマツリジャパンが共同で、冬の青森を優雅に体験する特別ツアーを企画・販売

株式会社オマツリジャパン

2024/9/4

全国

青森県とオマツリジャパンが共同で、冬の青森を優雅に体験する特別ツアーを企画・販売

青森県と株式会社オマツリジャパン（東京都／代表・加藤優子）は、洗練された旅を愛する方々に向けた特別な旅行商品「冬の青森ツアー」を共同で企画し、2024年9月1日より、三越伊勢丹ニッコウトラベルのウェブサイトにて販売を開始しました。

本ツアーは、青森の豊かな伝統文化、壮大な自然美、そして地元ならではのグルメを贅沢に楽しめる3つの旅程で構成されており、青森の冬を優雅に満喫していただける内容となっております。

実施の背景
ツアーコンセプト
ツアーの詳細
購入について

実施の背景

青森県は、冬季の観光客数が夏季に比べて著しく少ないという課題に直面しています。特に、11月以降は宿泊者数が減少し続け、観光業に携わる多くの事業者が閑散期の影響を大きく受けています。このような状況を改善し、冬季の観光需要を喚起するため、青森県は「冬季における青森県向け旅行商品創出及び販売実証業務」という企画提案公募を実施しました。

この公募に対し、株式会社オマツリジャパンは、青森の伝統工芸や文化に焦点を当てたユニークな旅行商品の企画を提案しました。オマツリジャパンの提案は、夏の青森を象徴する「ねぶた祭」をはじめとする伝統的な灯籠制作技術を活かすなど、冬季ならではの青森の魅力を発掘することを目的としています。これにより、観光オフシーズンとされてきた冬の青森でも、極上の体験を提供することで、観光客を引きつけることを目指しました。

オマツリジャパンは「青森ねぶた祭プレミアム観覧席」の成功を背景に、三越伊勢丹ニッコウトラベルと共同で旅行商品を企画・販売する提案を行った結果、青森県の企画提案公募において、最優秀提案者として選定されました。

ツアーコンセプト

このツアーでは、青森が誇る「技 – waza」に焦点を当て、伝統工芸や文化、そして自然の美しさを深く体験することができます。特に、冬季の青森ならではの静寂で神秘的な雰囲気を味わいながら、ねぶた祭や立佞武多の制作風景、伝統的な食文化に触れることで、他では味わえない極上の体験を提供します。

本商品は、2024年度「冬季における⻘森県向け旅行商品創出及び販売実証業務」事業に採択されて企画されたものです。

ツアーの詳細

【Aコース】受け継がれる伝統と情熱

「青森・ねぶた制作の舞台裏特別見学と冬の風物詩　ストーブ列車3日間」

東北三大祭の1つで、国指定重要無形民俗文化財でもある「青森ねぶた祭」。夏に開催される祭り本番は、日本のみならず世界中から観光客が集まります。そんな世界からも注目されるねぶたのバックボーンを通じて、その伝統と情熱をお楽しみいただきます。

スケジュール：

・1日目: 東京駅(9:00〜10:30発)―新青森駅―★津軽藩ねぷた村(大型ねぷたと津軽三味線の生演奏・約60分)―青森泊(16:15頃)
※夕食は、レストランにて和食料理をお召しあがりください。

・2日目: ホテル(9:30頃)―金木駅―〈津軽鉄道ストーブ列車・約20分〉―五所川原駅―一休寿司(お寿司の昼食)―★立佞武多の館(案内付・五所川原立佞武多の歴史をねぶた師福士先生と学ぶ・約60分)―青森泊 (16:30頃)
※夕食は、レストランにてフランス料理をお召しあがりください。

・3日目: ホテル(ゆっくり出発10:00頃)―★竹浪比呂央ねぶた研究所(制作段階のねぶたを見学・約20分)―★ねぶたの家ワ・ラッセ(ねぶた祭の歴史を竹浪名人とめぐる・約60分)ーアルチェントロ(イタリア料理の昼食)―新青森駅ー東京駅(18:20〜19:40着)

立佞武多を間近で見学できる「立佞武多の館」

ストーブ列車はこの時期ならでは

2名のねぶた師とめぐるねぶた祭のバックボーン

第7代ねぶた名人・竹浪比呂央氏

立佞武多制作者からの華麗な転身・福士裕朗氏

2023年、11年ぶりに誕生した「ねぶた名人」。第7代ねぶた名人に選ばれた竹浪比呂央さん、そして、2023年に立佞武多制作者から華麗な転身を遂げた福士裕朗さん。2名の個性の異なるねぶた師とともに、ねぶた制作の現場をめぐる貴重な機会を設けました。普段は見学できない制作現場の舞台裏や、ねぶた師だからこそ語れる祭りのお話を存分にお楽しみください。

出発日:2025年１月28日（火）・2月24日（月・祝）

価格: 2名1室 298,000円 / 1名1室 323,000円

（※現地発着プランは上記代金より32,000円引き）

添乗員:同行いたします
最少催行人員:8名
集合:JR東京駅8:40〜10:10
貸切バス会社:中里交通
宿泊:青森県青森・ホテル青森(洋室・ツイン/約30〜35m²)連泊

【Bコース】2人のシェフが彩る美食の青森旅

「『レストラン山崎』×『OSTERIA ENOTECA　DA SASINO』青森屈指の２店が織り成す青森ガストロノミー３日間」

映画化されたことでも有名な「奇跡のりんご」を使ったフランス料理を提供する「レストラン山崎」。野菜やチーズ、ワインにいたるまで、素材を自ら作り出すという、本物にこだわった「OSTERIA ENOTECA DA SASINO」。弘前を代表する2店舗が冬の青森を美食で彩ります。

スケジュール:

1日目: 東京駅(9:30〜10:50発)―新青森駅―★青森県立美術館(奈良美智や棟方志功など青森を代表する作家の作品を展示・約60分)―酸ヶ湯温泉泊(16:30頃)
※夕食は、レストランにてフランス料理をお召しあがりください。

2日目: ホテル(9:30頃)―★CRAZY CIDER FACTORY(シードルおよびアップルブランデーの醸造所見学・約45分)― レストラン山崎(奇跡のりんごのフルコース)―★弘前れんが倉庫美術館(約100年前に建設されたレンガ造りのシードル工場を改修した美術館・約60分)―酸ヶ湯温泉泊(16:30頃)
※夕食は、レストランにて会席料理をお召しあがりください。

3日目: ホテル(9:30頃)―★八甲田ロープウェー(雪の造形美、樹氷を上から眺める・約60分)―OSTERIA ENOTECA DA SASINO (笹森シェフによるイタリア料理の昼食)―新青森駅―東京駅(18:30〜19:40着)

八甲田ホテル外観

八甲田ホテル内観

出発日:2024年12月21日（土）

価格: 2名1室 318,000円 / 1名1室 338,000円

（※現地発着プランは上記代金より32,000円引き）

添乗員:同行いたします
最少催行人員:8名
集合:JR東京駅9:10〜10:30
貸切バス会社:中里交通
宿泊:青森県酸ヶ湯温泉・八甲田ホテル(洋室・ツイン/約30m²)連泊

レストラン山崎
“洋館とフランス料理の町”ともいわれる弘前を代表する名店「レストラン山崎」は、地場の安全な食材を活用し、多方面から注目されています。特に、木村秋則さんの「奇跡のりんご」を使用したフルコースは、ここでしか味わうことのできない特別な一品です。

「奇跡のりんご」を使用した冷製スープ

OSTERIA ENOTECA DA SASINO
本格的なイタリア料理と地元の新鮮な食材を巧みに融合させたメニューが魅力。「料理マスターズ」のシルバー賞を受賞した経歴のある笹森通彰シェフが、自ら厳選し集めた旬の食材を活かし、郷土愛を食で表現します。

【Cコース】津軽の味覚を隠れた名店で味わう

「”黒いダイヤ”『大間のまぐろづくし会席』と白銀の『八甲田ホテル』ゆったり連泊３日間」

青森の名店「日本料理城」で旬を迎える大間のまぐろづくし会席をお楽しみください。酸ヶ湯温泉「八甲田ホテル」にゆったり2連泊。津軽鉄道ストーブ列車や八甲田の樹氷など、冬にしか味わえない観光にご案内します。

スケジュール:

1日目: 東京駅(9:30〜10:50発)―新青森駅―◎太宰治記念館「斜陽館」(文豪太宰治の生家・約60分)―金木駅―〈津軽鉄道ストーブ列車・約20分〉―津軽五所川原駅―日本料理城 (大間まぐろづくし会席の夕食)―酸ヶ湯温泉泊(21:00頃)

2日目: ホテル(9:45頃)―★八甲田ロープウェー(白銀の大パノラマに広がる樹氷風景・約60分)―秀寿司(お寿司の昼食)―★ねぶたの家ワ・ラッセ(ねぶた祭の歴史や魅力を紹介・約50分)―酸ヶ湯温泉泊(15:45頃)
※夕食は、レストランにてフランス料理をお召しあがりください。

3日目: ホテル(9:45頃)―★十和田市現代美術館(鑑賞・約60分) ―割烹萬鱗(日本料理の昼食)―八戸駅―東京駅 (18:30〜19:40着)

青森の旬の素材を使ったフランス料理