東神野風流杖踊り
「風流杖踊り」は東神野にある熊野神社の春祭りであり、建久四年(1193)、豊後の領主大友能直が神野の熊野権現を参拝した際、地区の人が代々伝えられていた鞍馬流棒術の型を見せたのが始まりと言われています。
お祭り当日は、熊野神社の旗を先頭に、祭礼長、世話人、笛、かね、どびょうし、つづみ、小太鼓、大太鼓、鼻どり、獅子、花棒(杖)が行列をつくり、途中氏子の家内安全、五穀豊穣を祈願して、獅子舞と杖踊りが行われます。杖踊りでは長さ約2mの花棒などを巧みに操り、古武士の棒術を思わせる勇壮な踊りを披露します。
大分県の無形民族文化財に指定されています。
2025/4月中旬頃(予定)
大分県臼杵市東神野3422