中山農村歌舞伎舞台
中山農村歌舞伎は、約300年前の江戸時代中期から、現在に至るまで上演され続けている貴重な郷土芸能です。国定重要有形民俗文化財に指定されています。
お伊勢参りへ出かけた島民たちが、上方歌舞伎の場面を描いた絵馬や衣裳を持ち帰り、旅回りの一座や振付師を招いて自分たちで歌舞伎を演じるようになったのが始まりと言われています。
最盛期の明治・大正期には、島全体で歌舞伎舞台が30以上、役者が約600人いたと言われていますが、中山農村歌舞伎と肥土山農村歌舞伎の2つが現在まで伝承されています。
伝統芸能を間近で鑑賞できる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
2024/10月中旬頃(予定)
香川県小豆郡小豆島町中山1487番地