毎年1月の第2土曜日に勝部神社で行われます。県を代表する勇壮な火祭として有名で、県の無形民俗文化財に選択されています。
当日、午後に祭の主役となる大松明1本1本に、神酒(みき)・鰯(いわし)・豆腐(とうふ)を供えて祈祷します。その後、3基の大太鼓が街中を練り歩き、夜8時30分ごろ大松明(おおたいまつ)12基が境内に勢揃い、褌姿の若者が神前の御神火から火をもらい一斉に点火します。火が、天まで立ち登るかのように夜空を焦がし燃えさかる様子は、見る者を圧倒し、若者たちが鐘や鼓を打ちながら無病息災を祈願して「ごうよ」「ひょうよ」(御悩平癒の転)と大きな掛け声をかけながら乱舞する勇壮な火の祭典となります。
祭の起源は鎌倉時代、土御門天皇(つちみかどてんのう)のご病気が重いので占わせたところ、この地に数千年も生きている大蛇(おろち)がその元凶だというので切り殺して火に焼いたところ、天皇が全快されたことに始まる、といわれています。
名称 | 勝部の火祭り |
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開催場所 | 滋賀県守山市勝部1丁目8-8 |
開催日 | 2022年1月8日(土) ※毎年一月第二土曜日開催 |
主催 | 勝部神社松明組 |
アクセス | 守山駅西口から徒歩約7分 ※本祭当日臨時駐車場あり |
関連サイト |
https://www.townkatsube.com/%E7%81%AB... https://www.biwako-visitors.jp/event/... |