こんにちは。食いしん坊ライターのカワグチです。落ち葉舞い散る季節となりましたが、読者諸兄姉におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。11月22日は「いい肉の日」。「いい(11)にく(29)」(いい肉)と読む語呂合わせから、全国でも有数の肉用牛を生産する宮崎県の「より良き宮崎牛づくり対策協議会」により制定されました。本日は、東京駅限定のお肉をメインにしたちょっと贅沢なお弁当を実食レポート!あわせて東京駅から日帰りでいけるお出かけスポットもご紹介します。お弁当をお供にお出かけしよう!
駅弁と言えば東京駅。東京や横浜のお弁当だけでなく、全国各地の美味しい駅弁が集まる言わずと知れた終着駅です。連絡通路にある駅弁屋さんは、祝祭日だけでなく平日でも大勢の人で賑わっていますよね。数多くある駅弁のなかでも、米沢名物「牛肉どまんなか」は、根強いファンがいる駅弁。東京駅でも圧倒的な人気を誇る、筆者も大好きな駅弁です😊💕
実は、お弁当選びになら、東京駅構内にある商業施設「グランスタ東京」もおすすめ。乗り換えの時間に余裕があれば、エスカレーターで地下1階まで行ってみましょう。すき焼きで有名な「浅草今半」や、トンカツで有名な「まい泉(まいせん)」が入店しており、どのお弁当も美味しそうで目移りしそうです。今回は、その中から「まい泉」の『東京駅丸の内駅舎三階建て弁当』をチョイス。非常に人気のあるお弁当で、売り切れ必至だとか。迷っているうちに完売にならないよう、見つけたら即買いですね。
\\\ 「牛肉どまんなか」の記事はこちら ///
『東京駅丸の内駅舎三階建て弁当』は、文字通り東京駅限定のお弁当。東京駅「丸の内駅舎」のイラストが目印!
なんということでしょう、歴史ある赤レンガ駅舎が描かれた箱を開けると「ヒレかつサンド」「そぼろ丼」「かつ丼」の三段重ね。「まい泉」で人気のお弁当が詰め合わせとなっています。これならお肉好きさんにも大満足な構成ですね。
1段目は、みんな大好きヒレかつサンド。袋に入っているので、丼物を先に食べて、ヒレかつサンドはおやつに回すこともできます。
封を切ると、ソースの良い香りが食欲をそそります。「まい泉」と言えばこれですよね。
ヒレかつは、揚げ物なのにしつこくなく非常に柔らかい肉質。しっとりとしたパンと、衣にたっぷりと染みこんだ甘めのソースが一体となり、口の中いっぱいに幸福感が広がります。絶対に崩れることの無い安定した美味しさです。
2段目は、そぼろ丼。「そぼろ」と「たまご」の2色に、「シシトウ」の緑色が色彩のアクセントとなっていてキレイですね。
そぼろ丼と言うと「鶏そぼろ」を使用することが多いかもしれませんが、こちらは「豚そぼろ」。あっさり味のたまごそぼろと、生姜を効かせた甘辛い豚そぼろはご飯との相性が抜群。力強い機関車のようにご飯が進みます。
3段目はかつ丼。ヒレかつ、たまご、タマネギにグリーンピースがトッピングされた王道のかつ丼。色合いにグリーンピースは必須ですね。
さっそく一切れ頬張ると、ベタベタとした脂っぽさもなく、しっとりとした柔らかいヒレかつ。冷めていても美味しく頂けるよう、少し味は濃いめですが、出汁の風味豊かなタレを含んだたまごと、甘みのあるタマネギのコンビネーションは最高。いつの時代も左右されない心満ちる喜びを感じます。まるで、夢の超特急のように箸が止まりません。
ごちそうさまでした。全ての段においてスーパーやコンビニのお弁当にように、底上げしていなところも嬉しいですね。もう、幸せ一杯で午後からのお仕事は取りやめにしてお昼寝したい気分です。お休みなさい😴zzz……
駅弁を楽しむなら、やはり電車の旅。新幹線やグリーン車に乗るならなおさら。車窓を眺めながら食べる駅弁は格別に美味しく感じますよね。ここからは、東京駅から日帰りで行けるお祭り・イベント情報をご紹介します。美味しい駅弁で電車の旅を楽しみましょう。
中央線方面は、高尾山をご紹介。現在、高尾山では「高尾山もみじまつり」を開催中。開催期間は、2022年10月29日(土)から2022年12月4日(日)まで。高尾山へは東京駅から高尾駅まで中央線快速電車で約1時間。高尾駅で京王線に乗り換えて高尾山口駅で下車。通勤電車での移動のため、車内で飲食できないのが残念(2023年よりグリーン車導入予定)。お弁当は山頂の風景を楽しみながら食べるのがよさそうですね。
なお、高尾山の中腹には、天平16年(744年)に高僧行基菩薩により開山なされた高尾山薬王院があります。薬王院にご参拝をすませてから山頂を目指しましょう!御朱印巡りをされている方は、高尾山の紅葉をイメージしたご朱印帳も頒布していますよ。
東海道線・横須賀線方面は、鎌倉の長谷寺をご紹介。鎌倉は比較的温暖なため、紅葉は11月下旬が見頃。長谷寺へは東京駅から鎌倉駅まで横須賀線で1時間弱。鎌倉駅で江ノ電に乗り換え、長谷駅より徒歩5分ほど。2022年11月18日(金)より12月11日(日)まで、紅葉のライトアップも行っているので、昼間だけでなく日が暮れてからも楽しめますね。
総武線方面は、成田山新勝寺をご紹介。成田山新勝寺へは、東京駅から成田駅まで総武本線快速(成田線直通)で約75分。成田駅から徒歩で10分ほどです。残念ながら「成田山公園紅葉まつり」は11月27日(日)で終了となりましたが、大本堂の奥に広がる成田山公園では12月上旬まで紅葉が楽しめるとのこと(観光協会)。165,000平方メートルの宏大な敷地に約250本の紅葉が色づき、市民だけでなく成田山をご参詣の皆様にも親しまれています。
東北線方面は、調神社 十二日まち大歳市祭をご紹介。調神社の「大歳の市」は明治時代から続く伝統行事。このお祭りは「年の暮れに、新年の飾り物や正月用品を売る市」のことで、熊手などの縁起物を中心に、食べ物などの露店が調神社境内や旧中山道などに立ち並びます。また、調神社では良い年を迎えるために福をかっ込む『かっこめ(ミニ竹熊手)』の授与があり、多くの参拝客で賑わいます。
調神社へのアクセスは、東京駅から浦和駅まで上野東京ライン(東北線)で30分弱。「浦和駅」西口から徒歩10分。車窓を楽しみながらゆっくりと駅弁を食べる時間はありませんが、3段重ねのお弁当なので、お父さんは「かつ丼」、お母さんは「そぼろ丼」、お子様は「ヒレかつサンド」と、家族でシェアするのもいいでしょう。
この記事では、東京駅限定の『東京駅丸の内駅舎三階建て弁当』と、東京駅から日帰りで行けるお祭り・イベント情報をご紹介しました。今回、お弁当を買った「とんかつまい泉 グランスタ東京店」(B1・スクエア ゼロエリア)へのアクセスは、東京駅中央通路の5・6番線(山手線・京浜東北線)ホームの階段付近にあるエスカレーター(下り)のご利用が便利。皆様も是非ゲットしてみてください。一日一日と寒さが募ってまいりました。末筆ながらご自愛のほどをお祈りいたします。最後までご覧いただきありがとうございました。
関東を中心に開催される「酉の市」。毎年11月の酉の日に、鳥の名前に因んだ関東の寺社で開催されます。縁起物の熊手などを売る露店や、祭りならではの屋台や飲食店が立ち並び、毎年多くの方で賑わいます。酉の市の名物である熊手売れた後の三本締めは、祭りにより一層の活気を与えてくれます。
昨年に続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くのお祭りは中止となりましたが、「酉の市」は開催される寺社も少なくありません。最新の開催情報をまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
※2021年11月18日現在の情報です。開催情報は変更となる場合があります。
酉の市は、11月の酉の日に、鳥の名前に因んだ関東の寺社で開催されるお祭りです。飾られた熊手を売る出店や、祭りならではの食べ物を賑やかな雰囲気が特徴的です。
起源として、神道と仏教で異なる説を唱えています。仏教では、1235年11月の酉の日に、日蓮が空を駆ける鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)を見たのが起源です。金星が光り輝く空を鷲の背に乗って駆ける大菩薩を見て、それ以来酉の日をお祝いするようになりました。
一方神道では、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が11月の酉の日に、埼玉県久喜市にある鷲宮神社に東夷遠征のお礼参りをしたことがきっかけだと言われています。遠征に先立って戦勝祈願を行った日本武尊は、無事勝利を挙げたあと、熊手を持って神社にお礼をしました。以来11月の酉の日に、お祭りを開催するようになったそうです。
時を経て、酉の市は行く年の無事を感謝し、来る年の開運招福・商売繁盛を願うお祭りとして毎年11月の酉の日に開催されています。
酉の日は十二支により12日ごとに巡るため、毎年酉の市が開かれる日程も異なりますので注意が必要です!
11月最初の酉の日を「一の酉」、2番目を「二の酉」、年によっては3番目の「三の酉」まで開かれます。
2021年は、一の酉、二の酉の2回だけの開催となります。
<2021年の開催日程>
一の酉:11月9日(火)
二の酉:11月21日(日)
ここからは、2021年に開催される、主な酉の市の開催情報をご紹介します!