みなさん、5月11日が「ご当地キャラの日」であることはご存知でしたでしょうか!? その地域の特色を豊かな表現力でキャラクター化したご当地キャラは、みんなの人気者。数あるご当地キャラの中でも、今回は「お祭り」にちなんだ選りすぐりのキャラクターをご紹介したいと思います!
「ご当地キャラの日」は、滋賀県彦根市に本部を置く一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が、地域の活性化を目指し、街を元気にするご当地キャラクター(キャラ)同士の連携を深め、それぞれのローカルキャラクターを全国に発信することを目的として、5と11で「ご(5)当(10)地(1)」と読む語呂合わせから、制定したそうです。(「一般社団法人 日本記念日協会」ホームページ」より)。
ご当地キャラといえば、2000年代より活躍する「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)、「くまモン」(熊本県)、「バリィさん」(愛媛県今治市)といったところが有名でしょうか。
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かわいらしくもあり、どれも個性的なご当地キャラクターの数々ですが、その造形は、地域の特産品や、歴史、ダジャレなどがモチーフになっています。もちろん、その土地のお祭りにちなんだご当地キャラクターも探してみると、けっこうたくさんいるんです! というわけで、オマツリジャパン編集部が厳選した、お祭りご当地キャラクターをお祭りの内容とともに、ご紹介したいと思います!
青森市観光キャラクターの「ハネトン」は、「跳人(はねと)」と「豚(とん)」が融合したご当地キャラ。公式の説明では、「青森市のPRのため、青森ねぶたのハネト姿で、「Happy花笠」をかぶり、全国各地をハネ回って」いるそうです。下の写真の左端の子が「ハネトン」です。
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「跳人」というのは、花笠と浴衣をまとって、ねぶたの周囲を集団でぴょんぴょん跳ねる、青森ねぶたにはなくてはならない存在。 「〜トン」という響きが、跳人が軽やかに飛び上がる様を表しているようで、ネーミング的にもピッタリな印象です。
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「ハネトン」もPRしている「青森ねぶた祭」は、青森県青森市で毎年8月2日から7日にかけて開催される、言わずと知れた青森を代表する夏祭り。市内を練り歩く何体ものど迫力なねぶたと、それを盛り上げる跳人たちの熱気に、思わず心がじゃわめぐ(心がざわめいて高揚する感情)はずです! 昨年は惜しくもコロナで中止となってしまったのですが、令和3年は新型コロナウイルス感染症対策をして開催されるとのこと。詳しい情報は、青森ねぶた祭公式ホームページからご確認ください。
東北を代表するもう1つ祭りといえば、岩手県盛岡市の「盛岡さんさ踊り」。実はこのさんさ踊りにもご当地キャラがいたんです……! それがこちら(写真右)。
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さんさ踊りの特徴である、体の前に抱えた大きな太鼓をモチーフにしたキャラクター。頭に載せる花笠も再現されていて、なんとも可愛らしいですね。さんさ踊りの「さっこらちょいわやっせ」という掛け声を彷彿とさせるネーミングですが、公式には「幸を呼び込む」という意味があるのだとか。ちなみに趣味は「うたっこ娘の人たちと「太鼓の達人」のゲームで遊ぶこと」だそうです。
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「盛岡さんさ踊り」は、毎年8月1日〜4日に、盛岡市中央通にてパレード形式で行われる大規模なお祭り。さっこちゃんのモチーフになっている太鼓の他、踊り手、笛も含めた2万人の群舞に圧倒されます。「日本一の太鼓パレード」とも言われ、数多くの太鼓が盛岡の街中に鳴り響きます。令和3年は感染防止策を講じた上での開催が決まっています。詳しくは盛岡さんさ踊り公式ホームページをご確認ください。
三重県四日市市で、毎年8月第一土日に開催される「大四日市まつり」は、諏訪太鼓・御諏訪神輿・ドリームパレード・おどりフェスタ・郷土文化財行列等の多彩な行事が繰り広げられる、四日市を代表するお祭りです。そんな大四日市まつりに関連するご当地キャラクターがこちら!
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その名は「こにゅうどうくん」。市制100周年(1997年)の記念の年に生まれた四日市市のマスコットキャラクターで、大四日市まつりに登場する名物的存在、「大入道(おにゅうどう)」の子どもという設定です。年齢は「(永遠の)6さい」ですが、好物が「鍋料理」であったり、宝物が「コンビナート夜景」であったりと、子どもらしからぬ粋な嗜好性が光ります。
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祭りは二日間にわたって開催され、初日は「おどりの日」として獅子舞などの「踊り」関連の芸能が披露され、二日目には「郷土の文化財と伝統芸能の日」として市内各地に伝わる民俗行事などが披露されます。令和3年の「大四日市まつり」は中止が決定してしまったようですが、来年の開催に期待したいところです。
お祭りの会場を歩いていると、まれに今回ご紹介したようおなご当地キャラクターに出会うことができます。ご当地キャラとの触れ合いも、お祭りの楽しみの1つ。次の訪れたお祭りで、ぜひ探してみてください。