オマツリジャパン

夜が長い日本の冬に、イルミネーションという夜祭りが行われ始めて数十年が経ちました。
今ではカップルだけでなく、家族でお出かけして子どもも大人も楽しめる冬の風物詩として定着していますね。また、点灯期間もかつてはクリスマス前だけか長くても年始までだったのが、3月や4月まで行っている会場もあります。

しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小を余儀なくされた場所も。そこでこの記事では、関東の人気イルミネーションから、現在絶賛開催中のスポットのみ厳選!北関東から順番にご紹介します。実際の現地はどんな様子なのか、今年や昨年以前の詳しいフォトレポートへのリンクもありますので、ぜひお出かけの参考になさってください。

※2021年12月16日現在の情報を掲載しています。社会情勢の変化により開催期間や時間が変更になる場合もありますので、お出かけになる際は事前に公式サイトなどで詳細をご確認ください。

1.あしかがフラワーパーク「光の花の庭」<栃木>

関東のイルミスポットといったら絶対に外せないのがここ!あしかがフラワーパークの「光の花の庭」は、関東三大イルミネーションのみならず、2017年に「日本三大イルミネーション」に選ばれてから、夜景観光士が選ぶイルミネーションランキングでは6年連続で全国1位を受賞しています。

約10万平方メートルの敷地に500万球以上のイルミネーションが灯り、幻想的な空間に魅了されます。代名詞ともいえる藤棚をまるで本物の花のように埋め尽くす「光のふじのはな物語」のほか、光の壁画、水辺を彩る光の睡蓮など、どこを取っても映える景色しかありません。特に、カップルが撮影の順番待ちをしている人気のフラワーキャッスルは、今年「光の花火」による壮大な演出が加わってリニューアル。人気はとどまるところを知りません。

11月中旬までは光と花のコラボ、その後はクリスマス、ニューイヤーと3つのテーマでイルミネーションの演出をしているため、行く時期によっても違った雰囲気が味わえます。ほぼ全ての電球にLEDが使用されており環境にも配慮されています。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年10月16(土)~2022年2月14日(月)
◆時間:16:30~20:30
※土日祝日は21:00まで
※11月13日(土)~1月初旬は平日21:00、土日祝21:30まで営業(予定)
◆会場:あしかがフラワーパーク 公式サイトはこちら

実際の園内はどんな感じ?昨年の詳しい現地レポートはこちら!

2.東武ワールドスクウェア・ライトアップ&イルミネーション<栃木>

交通や通信技術の発展によってグローバル化が進み、世界が身近に感じられるようになりました。ところが環境の変化や時間的な制約などによって、希望通りに海外に渡航できないことも多いのが実際ですよね。

このようなときでも国内で海外旅行気分を味わえることができるのが、日光市の東武ワールドスクウェアです。例年、園内に並ぶ世界各国の遺跡や建築物が夜間にライトアップされ、イルミネーションで輝きます。日中のチケットを持っていれば追加料金なしでイルミネーションが楽しめるのも人気のポイント。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月6(土)~2022年3月27日(日)
※3月は土日と月末の19日(土)~27日(日)
◆時間:11/6~12/23は16:30~19:30、12/24~1/3は16:30~20:00、1/4~1/31は16:30~19:00、2/1~2/28は17:00~19:30、3/5.6.12.13.19~27は18:00~20:00
◆会場:東武ワールドスクウェア

東武ワールドスクウェアのイルミネーション、昨年の詳しい現地レポはこちら!

3.高崎光のページェント<群馬>

シンフォニーロードや東二条通り、高崎城跡のお堀、タブノキ広場などの会場でライトアップやイルミネーションが灯り、街全体が光り輝きます。子ども達の制作する光のキャンバスの展示もあり、工夫を凝らした作品を楽しむことができます。開催期間中、フォトコンテストも開催されますので、ぜひ美しい写真を撮ってみてはいかがでしょうか。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月6(土)~2022年1月10日(月・祝)
◆時間:17:00~22:00 (金・土・日曜日は24:00まで)
◆会場:シンフォニーロード・高崎駅西口周辺

「高崎光のページェント」ってどんな感じ?昨年の詳しい現地レポはこちら!

4.伊勢崎市まちなかイルミネーション<群馬>

群馬県の南部に位置する伊勢崎市は、首都圏に向かう東武伊勢崎線の起点であるばかりでなく、JR両毛線で群馬、栃木の各都市と繋がっています。2つの路線を結ぶ伊勢崎駅の両側には広場が整備され、例年、年末年始の時期にはイルミネーションで彩られます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月19(金)~2022年1月10日(月・祝)
◆時間:16:30~21:00
◆会場:伊勢崎駅南口・北口駅前広場/大手町パティオ

「伊勢崎市まちなかイルミネーション」昨年の現地レポートはこちら!

5.東武動物公園ウインターイルミネーション<埼玉>

関東地方では最大級の敷地面積約61ヘクタールに、様々な動物が飼育され、アトラクションの種類も充実している「ハイブリッド・レジャーランド」の東武動物公園。季節のイベントの企画も多く、冬には例年「東武動物公園ウインターイルミネーション」が開催されています。

関東最大級の大型LEDビジョンでは、光と音楽と映像が融合したショーが行われ、「夜の動物園」や「アトラクションイルミネーション」など昼間とは違う園内が体験できます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月20(土)~2022年2月13日(日)
◆時間:17:00~20:00
※12月24日(金)・25日(土)は17:00~21:00
◆会場:東武動物公園

東武動物公園のイルミ、昨年の詳しい現地レポートはこちら!

6.さいたま新都心(けやきひろば/コクーンシティ)<埼玉>

JRさいたま新都心駅西口と「さいたまスーパーアリーナ」の間にある「けやきひろば」は、都会の忙しさを忘れさせてくれるような木々に囲まれた心地よい空間です。そこでは毎冬にイルミネーションが輝き、様々なジャンルの音楽イベントも開催されます。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月13(土)~2022年2月14日(月)
◆時間:17:00~24:00
◆会場:さいたま新都心 けやきひろば

けやきひろばのイルミはどんな感じ?過去の詳しい現地レポはこちら!

駅を挟んで東口にあるコクーンシティでも「コクーンシティイルミネーション2021」が開催されています。今年のテーマは「“Star light, star bright, Cocoon star I see tonight” 明るく光り輝く、今宵のコクーンのお星さま」。メイン会場の「コクーンひろば」には、高さ10m超のクリスマスツリーが登場し、ムービングライトと噴水が周囲をより幻想的に照らします。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月13(土)~2022年2月14日(月)
※クリスマスツリーなど一部は12/25(土)で終了
◆時間:17:00~23:00
※一部エリアにより異なる
◆会場:コクーンシティ各所・さいたま新都心駅東口デッキ ほか

コクーンシティのイルミネーション、過去の現地レポートはこちら!

7.マクハリイルミ(幕張新都心)<千葉>

千葉市の幕張は日本最大級のコンベンション・センターの幕張メッセが建設されて以来、「幕張新都心」として発展を遂げています。エリアの中心となるJR京葉線の海浜幕張駅を利用する人も増加しており、駅舎は例年、年末年始にイルミネーションで彩られます。マクハリイルミの詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月12(金)~2021年1月31日(月)
◆時間:17:00~23:00(12月5日以降は16:30~23:00)
◆会場:JR海浜幕張駅前南口広場・北口広場

「マクハリイルミ」の昨年の詳しい現地レポートはこちら!

メインの会場となる海浜幕張駅の北口広場から目と鼻の先にある「幕張テクノガーデン」でもウィンターイルミネーションが開催中ですので、合わせて訪れることができます。こちらのイルミネーションはビルスタッフさんによる手作り。手作りならではの温かみが感じられるイルミネーションで、ビルで働く人々を包み込みます。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください

◆期間:2021年11月12(金)~2022年1月31日(月)
◆時間:16:30~22:00
・クリスマスイルミネーション:12月25日(土)まで
・ウィンターイルミネーション:1月31日(月)まで
◆会場:幕張テクノガーデン

幕張テクノガーデンのイルミとは?昨年の様子はこちら!

8.千葉ポートタワー・クリスマスイルミネーション<千葉>

東京を中心とする首都圏に日本の人口が集中する中、千葉県は1983年に500万人を突破しました。これを記念し1986年、千葉ポートパークの一画に千葉ポートタワーが建設され、千葉市のシンボルとなりました。

クリスマスシーズンにはタワーがイルミネーションで彩られます。約3,500個の電球がタワーの壁面全体にクリスマスツリーを描き出す高さ約100メートル、幅約30メートルのジャンボツリーは国内で最大の電飾ツリーとして、ギネスブック1989「日本の記録」に掲載されました。今年のイルミネーションの詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月20(土)~2021年12月25日(土)
◆時間:17:00~21:00
・クリスマスイルミネーション:12月25日(土)まで
・ウィンターイルミネーション:1月31日(月)まで
◆会場:千葉ポートタワー

千葉ポートタワーのイルミネーション、昨年の詳しい現地レポはこちら!

12月に入って、冬めいてきた街にはクリスマスの飾り付けやイルミネーションが輝いています。
SNSに投稿された人気のイルミスポットの写真を見て、自分も見に行ってみようかな?なんて思っている方も多いのでは?

せっかく出かけるなら、やはり評判になっているスポットに行ってみたいですよね!そこでこの記事では「関東三大イルミネーション」に選ばれている3か所を、今年2021年の開催情報とともにご紹介します。

※2021年12月7日現在の情報を掲載しています。社会情勢の変化により開催期間や時間が変更になる場合もありますので、お出かけになる際は事前に公式サイトなどで詳細をご確認ください。

関東三大イルミネーションとは?

関東三大イルミネーションは、一般社団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが認定しています。全国約5,542名の夜景鑑賞士(夜景鑑賞士検定の有資格者)に対してアンケートを行い、投票された施設・イベントをポイント別に集計。検証7項目に照らし合わせた結果をもとに決定されています。認定検証項目とは、WEBページを見ると、下記の7つのようです。

■認定検証項目
1.敷地を生かし、LED 照明を効果的に活用したイルミネーションであること。
2.照明演出について、エンタテインメント性溢れる演出を抱いていること。
3.照明演出について、オリジナリティがいかんなく発揮されていること。
4.演出・サービスが毎年拡張し、翌年以降への期待感を有していること。
5.会場は回遊性であり、子どもからお年寄りまで幅広い方々に親しまれていること。
6.管理・運営するスタッフが情熱を持って演出及びサービスを行っていること。
7.レストラン・売店・土産等の飲食、サービスが充実していること。

これらの基準によれば認定された3か所は、敷地を活かしたオリジナリティとエンタメ性に溢れ、年齢問わず親しみやすく、演出は年々拡張して施設やサービスも充実しているということ。
つまり誰もが安心して遊びに行けて、心を動かされるようなイルミネーションが味わえ、文句なしに楽しめる場所だということになりそうです!

そんなプロのお墨付きの3か所として認定されているのが、あしかがフラワーパーク「光の花の庭」、江の島「湘南の宝石」さがみ湖イルミリオンです。

あしかがフラワーパーク「光の花の庭」

あしかがフラワーパークの「光の花の庭」は、関東三大イルミネーションのみならず2017年に「日本三大イルミネーション」に選ばれてから、夜景観光士が選ぶイルミネーションランキングでは6年連続で全国1位を受賞しています。

約10万平方メートルの敷地に500万球以上のイルミネーションが灯り、幻想的な空間に魅了されます。代名詞ともいえる藤棚をまるで本物の花のように埋め尽くす「光のふじのはな物語」のほか、光の壁画、水辺を彩る光の睡蓮など、どこを取っても映える景色しかありません。特に、カップルが撮影の順番待ちをしている人気のフラワーキャッスルは、今年「光の花火」による壮大な演出が加わってリニューアル。人気はとどまるところを知りません。

11月中旬までは光と花のコラボ、その後はクリスマス、ニューイヤーと3つのテーマでイルミネーションの演出をしているため、行く時期によっても違った雰囲気が味わえます。ほぼ全ての電球にLEDが使用されており環境にも配慮されています。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年10月16(土)~2022年2月14日(月)
◆時間:16:30~20:30
※土日祝日は21:00まで
※11月13日(土)~1月初旬は平日21:00、土日祝21:30まで営業(予定)
◆会場:あしかがフラワーパーク 公式サイトはこちら

実際の園内はどんな感じ?昨年の詳しい現地レポートはこちら!

江の島「湘南の宝石」

「湘南の宝石」は、江の島展望灯台(現在の江の島シーキャンドル)のライトアップを前身に、今年で22年目となる光の祭典です。島全体で作り上げるこのイルミネーションは、湘南の美しい海・空・島のロケーションが一体となったデザインやその独自性から、 関東三大イルミネーションの1つに選ばれています。

波の浸食によりできた江の島岩屋(第二岩屋)は、全国でもあまり類を見ない「洞窟イルミ」として洞窟全体が光に彩られます。島の各所の特色を活かして訪れた人を楽しませてくれる「湘南の宝石」、会場Mapや詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月23(火・祝)~2022年2月28日(月)
◆時間(江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドル):17:00~20:00(平日・年末年始) 17:00~21:00(土日祝・12/23~12/30)
※1月15日(土)~2/28(月)は17:30~20:30
※最終入場は営業終了の30分前
◆会場:江の島 公式サイトはこちら

絶景イルミ「湘南の宝石」!昨年の詳しい現地レポはこちら

さがみ湖イルミリオン

会場は神奈川県相模原市にある広大なレジャー施設、さがみ湖リゾート・プレジャーフォレスト。見るだけではなく、光の虹の上を進むリフトや観覧車、絶叫マシンなど体験型アトラクションも充実したイルミネーションとなっているのが「さがみ湖イルミリオン」の最大の特徴です。

また、斜面の多い地形を活かして広がる「光の花畑」や「光の海」、「光の動物園」のパノラマ的な景色はSNS映えそのもので絶大な人気を誇ります。さらに今年は「美少女戦士セーラームーン イルミネーション-Eternal-」エリアが登場します。詳しい会場Mapや内容についてはこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月13(土)~2022年4月3日(日)
◆時間:11月・・・16:00~20:30(平日)/16:00~21:00(土日祝日)
12月・・・16:00~21:00(平日)/16:00~21:30(土日祝日)
※12月24日(金)~1月3日(月)は16:00~21:30
※最終入場は営業終了の30分前
※日中から入園の場合は、追加料金なしでイルミリオンをそのまま見ることができます
◆会場:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト 公式サイトはこちら

実際の園内の様子は、昨年の現地レポートでチェックを!

まとめ

この記事では、関東三大イルミネーションをご紹介しました。
3か所ともすでに開催中、年が明けても長く開催が続きます。一度行くと何度も行きたくなるという噂もありますので、嬉しいですね。
気になった方はぜひ週末や年末年始のお休みに出かけてみてはいかがでしょうか。