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岡山県岡山市の金山寺会陽(かなやまでらえよう)

次回開催日未定
2024年2月3日(土)  【次回開催予測:2025年2月上旬頃】
岡山県岡山市北区金山寺481

岡山県下のトップをきって行われる金山寺会陽(かなやまでらえよう)
金山寺の境内ではだかの男たちが、宝木(しんぎ)を奪い合うお祭りです。
はだか祭りとも呼ばれ、毎年2月の第1土曜日の午後9時30分に5本の副宝木を投げ入れ前哨戦で身体を温めてから、10時30分に陰陽2本の宝木が投下されます。

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、イベントの中止・変更、店舗・施設の休業、営業時間の変更が発生している場合があります。 詳細は各公式サイト等でご確認ください。

みどころ

会陽(えよう)はだか祭りは、日本三大奇祭の一つで、はだかの男たちが宝木の争奪戦を繰り広げるお祭りです。
金山寺が会陽の発祥とされ、岡山県下で一番に開催されます。
300人近い参加があり、まわしを巻いた男たちが宝木を奪い合います。
宝木が投下時に灯りが消され、闇夜にうごめく手を伸ばした男たちが擦れあって立ち上る熱気をぜひ現地で感じてもらいたいお祭りです。

祭りに参加するには

開催日が2月第1土曜日 21時30分より22時30分~23時30分 神木争奪が最終目的です。
住職が投下した神木を奪い取ろうとはだかの男たちが押し合いをします。
けがをしないために、裸になります。
会場へは行く手段は車になりますが、駐車スペースが少ないので、極力乗り合わせか小さい車で行ってください。
飛び入り参加も可能ですが、体力・気力・思いやりの精神と自己責任力がないと難しいですが、参加したい方はお祭り前に確認してみてください。
参加者はお寺の入口で住所・氏名を記帳し本堂でまわしを絞めてもらい、地下足袋に着替え、祭りの開始を待ちます。

撮影するならここ

会陽は、一月初旬の宝木調製から、下旬の温座のご祈祷、当日の会陽、後日の祝賀会まで約二か月間に渡る大規模なお祭りです。
宝木と呼ばれるシンギをはだかになって奪い合う様が撮影ポイントです。
現在は照明もありますが、暗闇での撮影も楽しいです。
近年は動画配信も多いので、十分な注意と思いやりの精神で撮影を楽しんでください。

歴史・由来

コロナ禍で岡山県内の各会陽が全て中止に追い込まれる中、金山寺だけが参加者を30人に制限して実施し伝統を継承しました。
岡山県内では、はだか祭り・会陽(えよう)とも呼ばれています。
会陽と呼ばれる行事は、岡山県・香川県にしか見られないものです。
会陽とは、陰暦1月15日未明、修正会 (しゅしょうえ) の結願 (けちがん) として行われる裸押しの行事です。
吉井川で水垢離 (みずごり) をとった裸の男たちが、神木 (しんぎ) と称する棒を取り合う。
正月の予祝行事として、山陽・四国の各地に広まったようです。

豆知識

本堂 - 天正3年(1575年)頃、宇喜多直家の寄進により建造。大正12年(1923年)特別保護建造物に指定され、昭和25年(1950年)文化財保護・重要文化財となりました。

本殿が2012年12月24日に発生した火災で全焼しました。

今回消失前の本殿からの宝木投入(2010年~2011年)他の写真と消失後の写真を合わせて紹介をしています。

コネタ

金山寺には、温座秘密陀羅尼会という「温座」を2020年から復活させました。
僧侶が昼夜祈り続けるので座る場所が体温で冷めないことから温座と名付けられました。
2020年から待機している僧侶が千手観音の呪文を唱え続ける、密教修法としては日本一過酷な修行を復活させたみたいです。
2024年は1月12日午後13時から13日の午後まで、4人の僧侶が交替で昼も夜も休むことなく48回の祈祷を続けて、災害や疫病の終息などを祈り続けました。
この儀式も一般公開されています。そして金山寺の会陽のはだか祭りは2月3日です。

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インフォメーション

名称 岡山県岡山市の金山寺会陽(かなやまでらえよう)
開催場所
岡山県岡山市北区金山寺481
開催日 2024年2月3日(土)
※毎年2月の第1土曜日
【次回開催予測:2025年2月上旬頃】
主催/情報提供者 小さなお祭りを紹介する会
アクセス 山陽自動車道岡山ICから約30分
JR津山線 玉柏駅から徒歩1時間くらい
最終更新日:2024年2月5日(月)21時32分
※ 最新の情報ではない可能性があります。お祭りへ行かれる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
※日時・場所・出演者・参加に関する条件・料金等は、天候等により変更になる場合がありますのでご了承ください。

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