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ド派手演出で度肝を抜く!「ひろしま安芸高田神楽」の世界

安芸高田市商工観光課
安芸高田市商工観光課
2022/4/26
2023/5/15
ド派手演出で度肝を抜く!「ひろしま安芸高田神楽」の世界

安芸高田市に息づく伝統芸能「ひろしま安芸高田神楽」。お神楽=敷居が高そうと思われがちですが、気軽に楽しめる大衆的な郷土芸能として安芸高田市の人たちに愛され続けています。

スピーディで豪奢、音楽としっかりとしたストーリー性は現代のミュージカルに負けない魅力がたっぷり。「神楽」という言葉の想像を超えるエンターテインメントなのです。

商工観光課なかむら
子どもから大人まで、多くの人を魅了する神楽。着用している衣装はなんと重さ約30㎏もあるんです。それでクルクルまわるなんて、体力お化けか?見どころ満載の安芸高田神楽をぜひ、本場でお楽しみください。

2023年5月13日(土)、ひろしま神楽大阪公演開催!詳細はコチラ

一度見たらびっくり!他の神楽と安芸高田市の神楽の違いとは?

一説によると記紀神話の「天岩戸伝説(あまのいわとでんせつ)」で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞った舞が始まりとも言われる神楽。神座(かむくら)に神を招き、神の力を招き鎮めることによって、生命力を高めようとする儀式です。
「神様を楽しませる」ことが本来の目的ですが、今や安芸高田市の人々にとって、祭事やお祝い事に欠かせない郷土芸能。神と人とが共に楽しむことで、神の力を得ようとする神人和楽(しんじんわらく)の精神が、現代の神楽の中にも息づいています。

全国各地に様々な神楽がありますが、ひろしま安芸高田神楽は、出雲流神楽から石見神楽を経て、江戸期にこの地へ伝わったとされています。
成立する過程で様々な神楽や農民信仰の影響も受けた結果、のびのびとした大衆芸能に発展しました。

神楽には戦前から舞われていた「旧舞」と戦後に登場した「新舞」があり、安芸高田市は「新舞」の発祥の地と言われます。
この「新舞」は、早変わりや素早いアクション、ドライアイスや蜘蛛の糸などド派手な演出が魅力です。
「旧舞」はゆったりとした動きが特徴で、高い技術が必要な点が魅力。
安芸高田市の神楽では、どちらの舞も楽しむことができます。

どれくらい安芸高田市で神楽が愛されているかというのは、市内にある神楽団の数を見れば一目瞭然! その数なんと22にも及びます。
神楽団に所属する団員たちは、神楽が収入源ではありません。仕事や勉強をする傍ら、「祭事」である神楽に打ち込んでいるのです。

ココがスゴい!安芸高田の神楽の見どころ

(1)新舞と旧舞の両方を楽しめる

派手な衣装に度肝を抜くような演出の新舞は、初めて見る人でも魅了されること間違いなし! スピーディなアクションや衣装などの早変わりもあるので、飽きることなく楽しめます。時にはドライアイスを使った現代的な演出も!

また昔から伝わる技術がギュッと詰まった旧舞の神楽もあり、派手な演出とは違う技術で見る者の目を奪います。どちらも一見の価値ありですよ。

(2)気軽に見られる伝統芸能

神楽ってオシャレしていかなきゃだめ? 飲食もNG? いいえ、全く違います。お酒を飲みながら、寝転がりながら、お子様と一緒に、ご飯を食べながら……全部OKです。おうちでテレビをみるときのようなのんびりとした気分で楽しめる芸能なんですよ。

(3)いつでも見られる施設がある!

昔懐かしい町並みを再現した「神楽門前湯治村」には、巨大な神楽専用ドーム「神楽ドーム」や芝居小屋のような「かむくら座」があり、いつでも神楽を楽しみ尽くせるようになっています。
夜神楽では、衣装を試着したり、演者さんと記念撮影をしたりと、ミーハー気分でも楽しめる施設なんです。

いつでも安芸高田の神楽に出会える!「ひろしま神楽TV」もチェック

ひろしま神楽TVのYouTubeチャンネルはこちら

ホールで実物を見る前に、ちょっと様子を知りたいというときは、YouTubeチャンネル「ひろしま神楽TV」がおすすめ!
迫力満点の映像は、「生の雰囲気を味わってみたい!」という気持ちにさせてくれるはずです。

「舞台はナマモノ」と同じように、神楽もナマモノ。YouTubeで楽しんだ後は、現場でみて、肌で感じるとまた新たな魅力に気づけると思いますよ。

安芸高田市の神楽沼でまっています!

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