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「大曲の花火」に行くなら予習をしてから!現地でのお役立ち情報5選!

2019/4/6
2020/5/27
「大曲の花火」に行くなら予習をしてから!現地でのお役立ち情報5選!

花火マニアの聖地とも呼ばれる秋田県大仙市の大曲。8月の最終土曜日には数十万人が全国花火競技大会「大曲の花火」に訪れますが、今回は、大曲でのお役立ち情報を5つの項目に分けてお伝えします!また、5月11日(土)には、大曲の花火 ―春の章―世界の花火 日本の花火が開催されるので、混雑する夏よりも気軽にご利用できますので是非どうぞ。

花火伝統文化継承資料館~はなび・アム

JR大曲駅より徒歩10分の位置にある花火伝統文化継承資料館~はなび・アム。2018年8月5日に完成した花火資料館になります。4階建ての資料館と別館の産業展示館に分かれています。この建物は「大仙市花火産業構想」の取り組みの一つとして、花火資料館と生涯学習の場として作られました。1階はエントランスホール、2階は生涯学習室、3階は企画展示、4階は常設展示となっております。

住所:秋田県大仙市大曲大町7番19号
開館時間
花火伝統文化継承エリア:午前9時~午後4時
生涯学習活動エリア:午前8時30分~午後9時
休館日:月曜日(その日が祝日に当たるときは翌平日)
入館無料 駐車場28台
WEBサイト:https://hanabimuseum.jp/

4階 常設展示ホール

壁面やホール全体に花火の歴史や花火の作成方法などを模型やパネルを使って展示が行われています。

はなび創作工房 模型を使って自分好みの花火を作って打ち上げ体験ができます。

はなびシアター 花火の様子などを高精細4K映像を4面スクリーンで映写しています。

3階 企画展示

期間によって展示内容が変わります。※通常は撮影禁止ですが許可を得て撮影させて頂いています。

別館 産業展示館

花火鑑賞士認定試験に合格した方の木札(当然、筆者のもありますw)

取材協力:はなび・アム 主席主査 長谷川 祐城 様

観光情報センター「グランポール」

JR大曲駅の改札口を出て直進しエスカレーター奥にあります。ここは大仙市観光物産協会が運営しており、大曲の個人商店などから花火に関するグッズを取り寄せ集めた商品を販売しています。気に入った商品について聞かれた場合には、実際に販売している店舗の案内も行っているそうです。

また、観光名所などの案内も行っており、奥には電車の待ち時間など休憩できる場所も用意されています。従業員の方も花火がかなり好きな様で、筆者が全国の花火を巡っていると話すと興味深々で他の地域の花火の様子を聞きたがっていましたw

住所:秋田県大仙市大曲通町6番5号(JR大曲駅内)
営業時間:午前9時~午後6時
定休日:1月1日のみ
WEBサイト:http://daisenkankou.com/about/information.html

インフォメーションカウンター

カネトク酒市場

大曲花火倶楽部の副会長である小西享一郎(こにし こういちろう)さんが経営する店舗。家業は元々百貨店を経営しており、かつては駅前に4階建てのカネトクデパートがあった事は、大曲に住む人なら誰でも知っているそうです。度重なる不況などで債務処理に迫られ事業は大幅に縮小しましたが、今度は自分の得意な土俵で事業をやりたいと始めたのが、現在のワインと花火の道だそうです。

30代でソムリエの資格を取得。美味しいワインを勧めるだけでなく、自らがプロデュースし生産者や製造者と一緒になって開発に携わった商品も置いてあります。一方、花火方面では、ハナビライブラリー事業として花火カレンダーや花火に関する土産物などを扱っています。

花火研究家として花火大会での解説、審査員、講演会などの精力的な活動実績があり、大曲の花火だけでなく様々な花火談義ができる為、全国より多くの花火好きが遊びに訪れるお店です。

住所:秋田県大仙市大曲浜町1-22
営業時間:午前9時~午後8時
年末、年始、お盆等は営業時間の変更あり
WEBサイト:http://www.obako.or.jp/kanetoku/

もし店主がいなくても、いい感じのポスターが出迎えてくれますw

さくらワイン、小公子、火薬豆、秋田スティックなど、自らがプロデュースした商品

ワインの他にも日本酒なども扱っています。

PLUS CAFE 大曲駅店(プラスカフェ)

大曲の花火に魅せられて千葉県より2015年に移住し、駅前のシアトルカフェで店長をしている後藤仁美(ごとう さとみ)さん。大曲の花火からの帰りの新幹線を待っている時に、この空き時間を駅前で寛げる場所があったらいいなと考えていたのが切っ掛けになった様です。開業前には東京の渋谷でバリスタよりエスプレッソマシンの使い方などを学んで来たとの事。

メニューにハートマークがあるものであれば、ラテアートを頼む事ができます。勿論、大曲ならではの花火の絵柄も可能です。後藤さんは花火鑑賞士の資格も持っているので、花火鑑賞士認定カードを持参すると頼みやすくなるかも?

色々と活躍中の後藤さんですが、大きな誤算は大曲の花火では、おもてなしをする立場になったので、きちんと花火が見れなくなってしまったとの事(泣)

秋田県大仙市大曲通町6番5号(JR大曲駅前)
営業時間:午前9時~午後7時(月~木)/午前9時~午後11時(金)/
午後5時~午後11時(土)/午前9時~午後5時(日・祝)
定休日:不定休
Twitter:https://twitter.com/PlusCafeOmagari

花火ラテ・アート 飲むのが勿体ないw

窓際に飾られている花火玉は大曲ならではの光景。

ヘバナ事務所(民泊業)

大曲の花火に行こうとするとあまりにも宿泊場所がなくて現地に行く事を諦めた方も多いかと思います。もし運よくホテルが見つかったとしても通常の何倍にも値上げされ、とても手が届かない価格になっている事も多いと思います。

大仙市の行政でもこの実態は理解しており、以前より住民に広く空き部屋や空き家がある人に民泊業を推進してはいるものの、普通の人ではノウハウが全くない事もあり、なかなか実際に行動に至る人はおらず頭を悩ませていると聞いた事があります。

昨年より花火好きが高じて大曲に居住を移った青柳友哉・有理(あおやぎ ともや・ゆり)夫妻は民泊業の許可を取り、花火の街大曲の家として民泊大手サイトのAirbnb(エアビーアンドビー)に登録をして運営をしています。以前からも民泊業の経験があり、その面白さは自宅に居ながら様々な情報が入って来たり、宿泊する人との交流だったりと一年中、日本各地や海外から色々な人が訪れるそうです。

とは言っても住宅宿泊事業法(民泊新法)があるので、許可を取ったり消防法があったりと面倒な部分もありますが、民泊業をする人の中には80歳のおばあちゃんもやれていると聞きました。休業日や価格も自由に決められるのですが、価格については周辺のホテルと喧嘩しない様にを心がけているそうです。また民泊に伴い、宿泊者に大曲の花火ツアーも含めた内容を提供したりとまさに趣味と実益を兼ね備えています!

アクセス:大曲駅より徒歩12分
:大曲ICから車で12分
対応言語: English, 日本語
チェックイン:午後0時~午後11時
チェックアウト:午前10時まで
定休日:不定休 wifi:有
予約サイト:こちらをクリック

民泊業を行うには許可証が必要

和室の他、洋室も用意しています

ホテルさながらの布団の量w

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