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広島三大祭りとは?とうかさん、えべっさん、すみよしさん。何のことだか3つとも分かる?

広島三大祭りとは?とうかさん、えべっさん、すみよしさん。何のことだか3つとも分かる?

歴史もあり美味しいご当地グルメがひしめく広島には、さまざまなお祭りがあります。そのうち、広島市中区で夏から秋にかけて行われる次の3つのお祭りは特に盛大に盛り上がり、「広島三大祭り」と称されています。

◎「とうかさん」とうかさん大祭
◎「えべっさん」胡子大祭(えびすたいさい)
◎「すみよしさん」住吉祭

いずれもご祭神の名前に「~さん」をつけ、親しみを込めて祭りの呼び名にもなっているお祭りで、古くから地元の人々に愛されてきました。この記事では、そんな魅力あふれる「広島三大祭り」について紹介します。

【とうかさんとうかさん大祭

とうかさん大祭は、広島市中区にある圓隆寺(えんりゅうじ)の総鎮守「稲荷大明神」のお祭りです。「稲荷」を音読みで「とうか」と読むことがお祭り名の由来にもなったといわれます。

大祭が始まったとされるのは1620年(元和6年)。約400年もの歴史があり、現在は毎年6月第1金・土・日曜の3日間開かれています。

祭り期間中、真っ赤な提灯で飾られた圓隆寺や中央通り一帯には、様々な露店が並び、例年45万人もの人出で賑わいます。

稲荷大明神の御神体が大祭の3日間だけ御開帳される圓隆寺にも、例年8万人以上が参拝。とうか(稲荷)さんのご利益にあずかれる「壱法符(いっぽうふ)」は6種類からクジ引きで授かる祭り限定のお守りですが、運が良ければ景品も当たるとあって、祭りのお楽しみの一つです。

また、広島に夏の訪れを告げるとうかさん大祭は、浴衣の着始めの祭りとも言われていて、毎年「ゆかたできん祭」も同時開催。歩行者天国となった中央通りで新作ゆかたのファッションショーや、殺陣やダンスのパフォーマンス、和太鼓の演奏などの催しが盛りだくさんのお祭りです。

2023年は6月2日~4日まで開催され、2024年の開催は例年どおりであれば6月7日(金)から9日(日)の3日間の予定です。詳細や最新情報は、とうかさん圓隆寺の公式サイトでご確認ください。

えべっさん胡子大祭(えびすたいさい)

地元では「えべっさん」と親しみを込めて呼ばれる胡子大祭(えびすたいさい)は、中区胡町にある胡子神社の秋季大祭です。

 

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ご祭神の胡子様は戎、恵比寿、蛭子、ゑびすなど様々な表記がありますが、釣り竿と鯛を手にしている姿から大漁の神様とされ、広く商売繁盛、開運招福の神様として信仰されています。

江戸時代から、えびす様を祀る神社の氏子たちが集って参拝したり祭りを開いたりする「えびす講」が盛んに行われてきましたが、現代でも近畿地方では毎年1月10日を中心に「十日戎(とおかえびす)」、近畿以外の地方では旧暦10月20日のえびす様のご縁日にあわせて各地でお祭りが開かれています。

広島市の胡子大祭の開催日は旧暦を新暦に換算して1か月遅れにした毎年11月18日~20日の3日間。この期間は神社のある商店街では「誓文(せいもん)払い」と称して大売り出しが行われます。

また、宝船に乗ったえびす様と大黒様、小判や小槌などの縁起物をたくさん飾った「こまざらえ」と呼ばれる広島熊手の露店が並び、商売繁盛のご利益を求める人々で大変賑わいます。

 

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祭り期間中には他にも、広島県内の団体による神楽や太鼓など伝統芸能の披露、音楽のライブやダンスパフォーマンスなどのイベントも。広島の秋の風物詩になっているお祭りです。

2023年の開催は11月18日(土)から20日(月)の3日間で、来年2024年も同日の予定です。詳細や最新情報は、胡子神社の公式サイトでご確認ください。

すみよしさん住吉祭

「すみよしさん」の愛称を持つ住吉祭は、毎年7月に2日間、住吉神社で行われます。ご祭神の住吉大神は古来より「祓(はら)えの神」や「清めの神」として信仰が篤く、一年の前半6か月が過ぎた時点で身のうちに溜まった罪けがれを祓い清めるためのお祭りです。

 

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毎年6月末には全国各地の神社で「夏越の祓(なごしのはらえ)」の神事が行われ、厄除けの力があるとされる茅(カヤ、チガヤ)という草で編んだ「茅の輪(ちのわ)」が境内に設置されます。
住吉祭でも直径3mの大きな茅の輪を設け、それをくぐることで心身の穢れを祓い、一年の後半も厄疫を避け無病息災でいられるよう祈願します。

また、人間の形に紙を切り抜いた人形(ひとがた)を自身の身代わりとして、罪けがれを移して本川に流す「人形流し」も行われます。

※夏越の祓や茅の輪くぐりの詳細は下記の記事をご覧ください。

そして、住吉祭のもう一つの見どころが、「広島管絃祭(ひろしまかんげんさい)」とも呼ばれる船行事です。

これは広島県廿日市市の厳島神社で毎年旧暦6月17日に行われている「管絃祭」にならった神事で、休止していたのを2011年から復活させたものです。本川と元安川で、神霊を乗せた御座船(ござぶね)や漕伝馬船(こぎでんません)などが船渡御を行います。夜には花火も上がり、広島の夏を華やかに彩るお祭りです。

2023年は、7月31日(月)・8月1日(火)の2日間にわたり開催されました。2024年の詳細や最新情報は、住吉神社公式サイトの案内ページでご確認ください。

まとめ

本記事では、広島三大祭りと称される3つのお祭りについて、それぞれご紹介しました。お祭りの由来となっているご祭神によって催しの内容や目的、開催時期も異なるため、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

いずれも古来より地元の方々に親しまれ、大切に受け継がれてきたお祭り。広島に行く際にはぜひ注目してみてください。また、お祭りの時期にあわせて、広島に足を運んでみるのもよいかもしれませんね。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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