2020年も開催される恒例の「花やしき夏祭り」
毎年、夏には全国各地で多種多様の「夏祭り」が開催されますが、2020年は新型コロナウイルス感染防止のため、大半が中止となってしまいました。この状況の中にあって東京浅草の花やしきでは、恒例の「夏祭り」が行われています。2020年の開催期間は8月1日~9月6日です。期間中の土日には、ダンス・イベントが行われるので、「夏祭り」の気分を味わうことができます。
江戸時代に開園して以来の167年の歴史的なムードが漂う花やしき
東京浅草の花やしきは、江戸時代の1853年に開園したと伝わる、日本最初の遊園地です。千駄木で植木商を営む森田六三郎が、牡丹と菊をメインとした植物園の「花屋敷」を作ったようです。第二次世界大戦のため中断した時期もありますが、1947年にはリニューアルオープンしました。園内には各所に開園以来167年の歴史的なムードが漂います。
「花やしき夏祭り」でのイベント
「花やしき夏祭り」で最も人気のあるイベントは、期間中の土日に行われるダンス・ショーです。13:00からフラワーステージで「ハナハナ盆ダンス~ソーシャルthisダンス~」が行われます。町内会などでの盆踊り大会すら中止となる2020年の貴重なイベントとなっていることでしょう。花やしき一座ととともに輪になってハナハナ盆ダンスを踊り、新型コロナウイルスを追い払いたいものです。
激しく踊ると心も体も熱くなるものですが、ダンス・ショーが始まる前には団扇が配られ、後半には水が撒かれます。
15:00からは、「ハナゴマバトル」のイベントが開催されます。懐かしいベーゴマで、花やしき一座と楽しく勝負することができます。
イベント前後の時間が楽しめる数々のアトラクション
2つのイベントの前後の時間は、園内に設置された数々のアトラクションを楽しんで過ごしたいものです。「ローラーコースター」は、1953年生まれで、日本で最古のものです。最高時速は42キロなので、スリルより歴史を感じることでしょう。
「リトルスター」は星形のワゴンが円周を描きながら動くばかりでなく、ワゴンも回転します。
「ディスク・オー」では、座席が設けられた円盤が回転しながら大きく揺さぶられます。
「カーニバル」では12度傾いたステージが回転します。
「シラサギ」では、ペダルを漕げばワゴンが空高く舞い上がるので、空中散歩を楽しむことができます。
「ぴょんぴょん」では、ワゴンが上下に振動します。カエルは水辺をこのように飛び跳ねているのでしょうか。
「スリラーカー」では、ワゴンに乗ってお化けやしきに突入します。
他にも、「メリーゴーランド」、「スワン」、「スカイシップ」、「ヘリコプター」、「ちびっ子タクシー」、「パンダカー」など、小さな子どもでも楽しめる乗物が数多く準備されています。
園内には、BBQガーデンやフードコートなどのグルメ施設が充実しています。遊び疲れたときには、ゆっくりと休めるテラスもあるので、きっと楽しい一日を過ごすことができるでしょう。
2020年は新型コロナウイルス感染防止のため、大半の「夏祭り」が中止となりましたが、東京浅草の花やしきでは恒例の「夏祭り」が開催されています。期間中の土日には、「ハナハナ盆ダンス~ソーシャルthisダンス~」、「ハナゴマバトル」などのイベントが行われ、「夏祭り」の気分に浸ることができます。園内のアトラクションは全て小さな子どもでも安心して乗れるので、子育てファミリー、特に小学校低学年以下の子ども連れに適しているでしょう。